宮部みゆき
『幻色江戸ごよみ』★★★★
おどろおどろしい表紙
顔こわい((( ;゚Д゚)))ホラー
この作品は平成6年7月新人物往来社より刊行された。
前回の『かまいたち』に続く短編集
初々しさが残る前回とは打って変わり、ストーリーテラーへ変貌
江戸に生きる人達の日常をこれほど上手く描けている短編はないん じゃないかな?
そのぐらい一つ一つの物語に感情を揺さぶられる。
生と死の境界線
幽霊の存在が身近だった時代
摩訶不思議な出来事が多々存在していたんだと思う。
ある意味夏に最適な一冊 涼しさが漂います。
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・第一話 鬼子母火
・第二話 紅の玉 ←私的に印象深
・第三話 春花秋燈
・第四話 器量のぞみ
・第五話 庄助の夜着
・第六話 まひごのしるべ ←知人の印象深
・第七話 だるま猫
・第八話 小袖の手
・第九話 首吊り御本尊
・第十話 神無月
・第十一話 侘助の花
・第十二話 紙吹雪
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