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K

2022-11-21 | 山と渓谷社、関連本

 

柏澄子
『ドキュメント山の突然死』

 

ヤマケイ文庫の「ドキュメント」シリーズ未読分

 

--------(抜粋)

 

好評ドキュメント遭難シリーズ文庫化、最後の1冊、山の突然死
症状が現われてから24時間以内に死亡に至る「突然死」の事例を検証、そのメカニズムと背景にある生活習慣病、予防とメディカルチェックまで、医師への取材を重ね、詳細に解説
登山前の必読の書

登山者の高齢化に伴い、虚血性心臓疾患、脳卒中などを原因とする山岳遭難が、ここ20年来増加、病気を直接原因とする遭難だけでも全体の8パーセント以上を占めている。

症状が現われてから24時間以内に死亡に至った5件の「突然死」の事故例を検証、その危険因子を分析
日常の健康管理から、登山計画と行動の注意点、応急処置まで、致命的な病気による山岳遭難を防ぐための方策を検討する。

さらに「突然死」のメカニズムと背景にある生活習慣病、その予防とメディカルチェックまで、医師の指導をもとに詳細に解説

登山者だけでなく、健康が気になる人は必ず身につけておきたい知識をまとめた。

疲労を合わせると山岳遭難の15パーセント近くが健康上の問題、ドキュメント遭難シリーズを読み、事例を通して安全登山を学ぶことの重要性を認識いただきたくお願いいたします。

 

--------

 

急性心筋梗塞・小仙丈ケ岳の救助状況を読んでいて、ついため息が出てしまった。
やはり山での急な体調変化は自己体力の過信が大きな事故へとつながる一つの要因かと。
もちろん「運」もある。
色々な悪条件が重なってしまい、その発生現場が山となり命を落とす。

ふぅ・・

山には体調万全で臨むがよろしい。本当にそう思う。
多忙な日々の中、山に癒しを求める気持ちはよく分かるけど、
少しでも身体の不調、異変がみられたら無理せずただ山を眺めるだけでもよいんじゃないかな。
かるくトレッキングのみとし空気を吸うだけでも。

この事例二つを見ても、日常運動をせずに肥満気味で高血圧・・
(本人が糖尿病に気づかないなんてことも!)
全くと言ってよいほど双方健康管理を怠っている。

もっと体調に気をつけておけば・・そんな後味の悪さが残る。
配偶者やパートナーも気にかけていれば、また違っていたかと思う。

気づき。
ちゃんと身体の声を聞く。

 

 

 

高所登山については、未知の世界過ぎて正直「どうしてそこまでして!?」との疑問だけ。
自分がその場所に立つ(例えばチョモランマ)という想像すら出来ない。
8000M級の登山は誰にとっても死と紙一重の世界である。

 

ちなみに「突然死」の定義はWHO(世界保健機関)では、
一般的に事前に明確な原因がないまま、症状が出現してから二十四時間以内に死亡に至ることとされている。

 

 

 

--------ドキュメント遭難シリーズ--------

 

生還

 

 

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