貴志祐介
『コロッサスの鉤爪』★★★+
「例の鍵屋の続きだよ」と言われ借りた本
そう鍵屋泥棒と弁護士さんのタッグ
題名のコロッサスって何ぞや?
コロッセオが真っ先に浮かんだけど(笑)
こちらは二作からなる短編集(中編?)
『鏡の国の殺人』
萵苣根・・チシャ猫?上手いなぁ
双方の掛け合いがおもしろかった。
弁護士なんだけど、純子がこちら側の人間だと思ってしまう。
冴える頭脳
そして表題作の『コロッサスの鉤爪』
--------(抜粋)
――海に現れた「壁のない密室」――
何者かに海中深くに引きずり込まれた元ダイバー
無残な遺体には鉤爪で付けられたかのような不審な傷が残されていた。
現場はソナーで監視され、誰も近づけないはずの“音の密室”
何者かに海中深くに引きずり込まれた元ダイバー
無残な遺体には鉤爪で付けられたかのような不審な傷が残されていた。
現場はソナーで監視され、誰も近づけないはずの“音の密室”
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舞台は深海・・それが新鮮に感じられた。
そう言えばわたしダイビングのライセンス持ってたなぁ
なんて思い出す始末(笑)
すっかりご無沙汰な海
少々エンタメ色が強くなってきた感があるけど、
双方の掛け合いがギャグってて読んでいて楽しいし、
人物描写も単純明快で分かりやすい娯楽作品
お次は『ミステリークロック』♪