歳を取るにつれて、懐かしいという感情が強くなったような気がする。
残された人生が、今まで生きてきた期間の3分の1ほどしかなく、若い時に比べ、現状や未来に対する希望とか好奇心が薄れたせいだろうか。
別に現実逃避とか、今より昔のほうがよかったという比較論ではない。
単純に懐かしいという感情に一時的に浸り、気分転換というか、リラックスするだけだ。
青春時代に聴いたヒットポップスは、歌詞が自然と口をつくし、その当時のあれやこれやを思い出させる。昔の写真は甘酸っぱい感傷を思い起こさせる。
懐かしいという感情は記憶に基づく。
その補完要素として、書籍や写真、音楽やビデオがあり、稀に味覚や嗅覚も影響する。
最近ではYou Tubeで過去の音楽や映像を聴いたり観たりできるから便利だ。昔はレコードで聴いていたロックの名曲がパソコンの映像で観られる。技術革新や恐るべしだ。
懐かしいと感じる過去は、どのくらい以前からだろうか。
私の場合は、中学時代以降、20代の学生時代までの期間だ。
それ以前は単なる子供時代の思い出で、セピア色やモノトーンにかすんでいる。
懐かしさにも種類があり、明るい懐かしさ、暗い懐かしさがあるように思う。
過去の、季節とか昼夜とか、その時々の感情で左右されているのであろう。
懐かしさも変な具合にのめり込むと、精神衛生上よろしくない。
郷愁の愁が不定愁訴の愁に様変わりするからだ。
郷愁→あの頃はよかった→あの頃に戻りたい→あの頃には戻れない→どうしたらいいんだ→不定愁訴→鬱病→厭世観→自殺・・・という道はたどりたくないものだ。
残された人生が、今まで生きてきた期間の3分の1ほどしかなく、若い時に比べ、現状や未来に対する希望とか好奇心が薄れたせいだろうか。
別に現実逃避とか、今より昔のほうがよかったという比較論ではない。
単純に懐かしいという感情に一時的に浸り、気分転換というか、リラックスするだけだ。
青春時代に聴いたヒットポップスは、歌詞が自然と口をつくし、その当時のあれやこれやを思い出させる。昔の写真は甘酸っぱい感傷を思い起こさせる。
懐かしいという感情は記憶に基づく。
その補完要素として、書籍や写真、音楽やビデオがあり、稀に味覚や嗅覚も影響する。
最近ではYou Tubeで過去の音楽や映像を聴いたり観たりできるから便利だ。昔はレコードで聴いていたロックの名曲がパソコンの映像で観られる。技術革新や恐るべしだ。
懐かしいと感じる過去は、どのくらい以前からだろうか。
私の場合は、中学時代以降、20代の学生時代までの期間だ。
それ以前は単なる子供時代の思い出で、セピア色やモノトーンにかすんでいる。
懐かしさにも種類があり、明るい懐かしさ、暗い懐かしさがあるように思う。
過去の、季節とか昼夜とか、その時々の感情で左右されているのであろう。
懐かしさも変な具合にのめり込むと、精神衛生上よろしくない。
郷愁の愁が不定愁訴の愁に様変わりするからだ。
郷愁→あの頃はよかった→あの頃に戻りたい→あの頃には戻れない→どうしたらいいんだ→不定愁訴→鬱病→厭世観→自殺・・・という道はたどりたくないものだ。