★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

CONVERSE ALL STAR 再び

2014年11月21日 20時07分22秒 | 徒然(つれづれ)
 コンバースのハイカットを購入したのは既報の通り。
 カラーシャンブレーのライトブルーという、誰もが敬遠しがちの色だ。
 楽天の「ネットの靴屋さん」というショップで、他社に比べて格段に安かったので買った次第だ。

 届いた時に同封の納品書を見ると、会社名が㈱ムーンスターとなっていた。
 ネットで調べると、その前身は月星化成という福岡のシューズメーカーだった。
 九州出身の私にとって馴染み深いメーカーで、小中学時代履いていた運動靴のメーカーだ。それに私が会社で仕入れの仕事をしていた時に担当していたメーカーでもあった。
 なにかの縁なのだろうか。

 40年ぶりに手に取ったコンバースは、あの頃と全然変わらず、青春の日々の断片を、束の間フラッシュバックさせてくれた。
 取り敢えずは足慣らしに、朝晩ルームシューズ代わりに履いている。

 ネット検索のついでにコンバースの歴史や、有名人や巷のコーディネート画像なんかも見てみた。
 現在、会社はナイキの傘下に入っているらしい。
 栄枯盛衰は世の常だが、たとえ巨大企業の軍門に降っても、オリジナルのフォルムを頑なに守る姿勢は見上げたものだ。BMW傘下に降ったMINIが、大幅にモデルチェンジしたのとは大違いだ。

 海外セレブにも愛用者が多いと紹介されているが、現に写真も多々あるが、ジェームス・ディーンやマーロン・ブランドの時代ならいざ知らず、現代のセレブが日常使いしているとは、とても思えない。
 高額なブランドの服に、取って付けたような安物の靴がマッチするはずもない。
 単なる差し色、捨て色的なキワモノ扱いだ。
 コンバースの笑える戦略が垣間見えてくる。

 国産のモデルなどが履いていると、それなりにマッチして見えるが、あれはお里が知れているからであろう。
 やはりコンバースは巷の素人が、頑張ってコーデしているのがいいのだ。

 安物でコーデしようと思えば、もちろんセンスはあるに越したことはないが、それぞれの思い入れや思い込み、気合が必要だ。
 コンバースの場合、服から靴へ下がるのではなく、靴から服へ上がるのだ。
 ネットの素人の画像には、そんな気概のあるものも少なくない。
 
 そのものズバリを真似る事はできないものの、配色やアイテム、丈の長さやフィット感など大いに参考になる。

 今後は、スニーカーはコンバース一筋とここに宣言しよう。
コメント
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