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★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ビートルズ記念日

2022年06月29日 21時56分21秒 | ビートルズ
 折からの台風の影響で、11時間遅れの、6月29日午前3時過ぎ、揃いの法被をまとった4人の若者が羽田空港に降り立った。
 もちろん、今年ではない。
 56年前、1966年の6月29日だ。

 ザ・ビートルズの4人は、その疲れも見せず、6月30日から3日間の武道館コンサートを敢行した。
 それは日本のロック史上記念すべき日々となった。
 4人揃っての来日コンサートはそれが最初で最後だった。

 九州の辺境の村で、当時小学6年生だった私は、まだビートルズを知らなかったし、その来日騒動も記憶にない。
 かろうじてベンチャーズは、近所の兄ちゃんたちがエレキで弾いていたので知っていた。

 ビートルズを知ったのは、後年流行るグループサウンズの談話によく出てきてからだ。
 レコードを買ったのは中学3年の時だ。
 シングル盤の「ゲット・バック」で、B面は「ドント・レット・ミー・ダウン」だった。

 初期のビートルズファンが、「ラブ・ミー・ドゥ」や「抱きしめたい」にシビれたのと同じように、私は「ゲット・バック」に訳の分からない衝撃を受けた。
 その影響が冷めやらぬうちに、アルバム「アビイ・ロード」を発売と同時に買った。

「ゲット・バック」をはるかに上回る衝撃がそこにあった。
 そこからタイムトラベルよろしく、ビートルズの歴史を遡っていった。

 高校1年になる前の春休みに、ポールの脱退宣言のニュースが全世界を駆け巡った。
 その後は4人が元の鞘に収まることはなく、ビートルズは伝説となった。

 そんなわけで。私はビートルズ最終世代を自認している。
 後年、ジョージやポールの来日コンサートには行ったが、そこにビートルズを見出すことはできなかった。

 今は、当時観られなかった、世界各地でのコンサート風景をYouTubeで観て、ちっぽけな感慨に耽るしかない。


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郷愁の3曲

2022年06月29日 21時06分37秒 | 徒然(つれづれ)
 小学校や中学校の音楽の授業は、ある意味、勉強というより、息抜きの時間という印象が強かった。  
 流行りの歌謡曲を取り上げていれば、僕たちの興味も湧いただろうが、空疎な音楽理論やクラシックや唱歌などを教えられても、心ここにあらずだった。  
 
 そんな音楽の授業だったが、未だに心の襞にへばりついている曲がある。  
 旅愁、故郷の人々、故郷の空の、似たような3曲だ。  
 
 どれも外国民謡に日本語歌詞をつけたものだ。  
 旅愁は、♪更けゆく秋の夜~、故郷の人々は、♪はるかなるスワニー川~、故郷の空は、♪夕空晴れて秋風吹き~という出だしだ。  
 
 そんな歌が、前期高齢者のこの歳になって、味わい深いものに思えてきた。  
 郷愁を帯びたメロディと懐かしい歌詞が、ノスタルジックな気分を醸し出すのだ。  
 たぶん、昭和歌謡や演歌にシンパシーを感じるのと同じような感覚なのだろう。  
 
 同世代の諸兄も、一度この3曲をYouTubeで聴いてみるといい。  
 思いがけない郷愁に心が揺れること請け合いだ。
 
 

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