シャープは1日、電気電子学会(IEEE、本部米国)のマイルストーン(道標)賞を受賞した、と発表した。
電気電子工学分野の世界的権威であるIEEEが、シャープの一連の電卓技術開発を「歴史的偉業」に当たると認めた。
1964年にトランジスタを使って世界で初めて電卓を商品化。当時は重さが約25キロもあったが、60年代後半には基幹部品をIC(集積回路)やLSI(大規模集積回路)に置き換えて小型化に成功した。
さらに73年には世界で初めて液晶表示画面の電卓を発売し省電力化にも寄与するなど、一連の先駆的な取り組みがIEEEから評価された。
シャープ広報室は「集積回路や液晶に加え、太陽電池も電卓からの応用で発展し、電機産業に大きく貢献した」と話している。
日本で受賞したのは、「八木アンテナ」、廃止された富士山レーダー、東海道新幹線、クオーツ腕時計に続き5件目。
確かに書いてあるとおり。特に、液晶とソーラーに関してはここが原点でもあるしその功績は大きいだろう。
ところで、これまた書いていて思いついたのだが、誰か太陽光や部屋の中の照明で充電できる、「ソーラーパネルつき自動充電携帯電話」ってのを開発してくれないか!カシオの腕時計の「タフソーラー」を発展させればできるんじゃないか?