横浜開港の頃からずーっとあるお店。
山下町にあるホフブロウでランチでした。
当時は日本大通りでハンガリー人のお土産屋さんが始めたお店。
初代のオーナーに引き継がれ移転後も
当時の雰囲気のまま経営を続けてこられたようです。
このスパピザはここの名物で
当時からずーっと変わらず受け継がれたメニュー。
って感動です。
ミートソースパスタとたっぷりチーズ。
最初は食べられるかなあと、一口食べると、あ、大丈夫食べられる。
って、最後まで食べるとお腹にずっしり来ますが。
ホフブロウ風チキンライスがすごく美味しい。
私はこれが好き。
夏になると花火大会で賑わう山下公園がすぐ近く。
終戦後は山下公園も米軍の横浜進駐で接収されていたとのこと。
米軍の住宅やヘリコプターの離着陸場もあった。
当時からあった花火も市民は金網越しに観ていたとのことです。
1960年に全面返還されたので
そんなに遠くない昔のお話です。
その頃、私が座っているカウンター席にはどんな人が座っていたのかな。
ランダムに並べられたお酒の瓶のせいなのか、
座っていると異国のエネルギーが伝わってくる。
時間軸が外れて
カウンター席の二つ三つ隣の席あたりから
なにやら当時の息づかいが聴こえてきそうでドキドキします。
変わらずずーっと続けることができるお店、
理由があるものです。
訪れる人によって燻されながら
長い歴史を今に伝える素敵なお店が横浜にはたくさんあります。