雪の女王は展開が早く、登場人物たちが思わせぶりに、誤解したり、気がつかなかったりしません。
ドックは、ボラの「二度も待たせないで」という言葉でボラが思い出の少女だと気づきますし、ボラはドックがそのことに気づいたこともすぐにわかります。
ゴヌ医師は、ドックがボラの初恋の人だとすぐに知ります。
これが全20話とかだと、もたもたするんですよね。
そんなとき、はやく気づけよ!と画面に言ったりしますが、このドラマはそんなことありません。
登場人物みんな頭がいいのです。
ただし、恋愛に関してはもたもたしていますが、それは別の話です。
ドックはついに母から許しの言葉をもらいます。
やりたいことをやりなさい。お前が一番やりたいことをしなさい。そう生きていいんだよ」
この言葉を8年前に聞けていたら、この親子の悲劇も起こらなかったでしょう。
この言葉はジョンギュの言葉でもあるのです。
ただ、ドックがそれに気がつくには、まだ時間が必要です。
ボラの絵を描いてみると、だんだん彼女のことが好きになってきたのがわかります。
今回はドックがボラの美しさに気がついたシーンです。
かわいく描けました。