金田一耕助事件ファイル10。
等々力警部と金田一耕助は出てくるけれど、別に金田一でなくてもよいような事件です。
いきなり「佐川幽霊男」ってなんじゃそりゃ。
ヌードモデル仲介業「共栄美術倶楽部」を舞台に起こる連続ヌードモデル殺人事件。
ただの異常な人間の起こす殺人事件としか思えないので、というか、冒頭に出てくる「猟奇クラブ」の三幹部が結局全員犯人みたいなものだったのでなんじゃこりゃで終わったのでした。
小説の途中から唐突にマダムXという怪しい人物も出てきて、そりゃルール違反だよという気もしました。
ウィキによるとこの小説は1954年に映画化されただけのようです。これはさすがに古谷金田一でドラマ化されないだろうなー。
YouTubeで1978年版古谷金田一の全3話を見ることができました。
出だしは原作を再現していて、いつものように感動します。
原作があるドラマの出だしは原作を再現しないと、原作ファンが見るのを止めてしまうからなんでしょうね。
出ている俳優がすごいせいか、登場人物がだいぶ削られています(ギャラが足りなくなったのかな?)。
原作では真犯人の一人だった人が最初から出てこないので、いったいその人の犯した事件は誰がやったことになるんだろうと思ったら、もう一人の真犯人が全部の事件を引き受けていました。
登場人物が少なくなるということは、それだけ犯人候補が減るので推理ドラマとしてはいかがなものでしょう。
原作では真犯人に同情の余地もなかったのですが、ドラマ化にあたってそんな描き方をしたら主演女優さんの印象が悪くなるためか、ちゃんと動機やら哀しい人生やらを描いていました。
そのあたりは無理やり作った感が強かったです。
このドラマを見たおぼえはなかったのですが、放浪の親子が人柱になった親の遺言で、子が村の主人になったというエピソードが出てきたとたん、そのエピソードを思い出しました。
そんなのありえないと子ども心に思ったのが、記憶の片隅に残っていたのでした。
もしかして、他のドラマでそういうエピソードがあったのかもしれませんが、たぶん私はこのドラマを見ていたのでしょう。
金田一耕助事件ファイル9。
これは岡山ではなく、静岡が舞台のお話でした。
そのせいか、じめじめしていません。
建物が人を殺すとでも言えるような仕掛けだらけのホテルで起こる連続殺人事件。
旧華族の人を人と思わない救いようのない生き様が悲劇の一因となっています。
迷路のような洞窟、行方知れずの殺人犯と八つ墓村と似たモチーフです。
そして、お金で譲り渡される高貴な女。
このお話では真犯人のことはあまり描かれておらず、金田一はその動機を追及しようともしません。
したがって、読んでいるこちらも犯人に同情したり、共感することはありません。
そこが妙にドライに感じました。
金田一耕助は死んでしまった人には冷たいのです。
罪を死者にかぶせることも平気でしてしまいます。
その辺はやはり戦争の影響なのかな?
白米が終わったので、玄米を買ってきました。
袋を見たら、玄米の炊き方が載っていました。
お水は玄米の2倍入れるとのこと。
その配分で炊いてみたら、確かに食べやすくなりました。
これなら、続けられそうです。
しかし、玄米を食べたとたん、次の日の朝、出なくなりました。
私には、玄米は体内に留まる時間が長いのです。
そして、出る量が少なくなり、すっきり出なくなります。
ずっと食べ続ければ適応していくのでしょう。もうしばらくがまん。
それと、サバ缶生活も始めようとサバみそ缶とサバ水煮缶を買ってきて食べましたが、さすがに飽きます。
一缶1日で食べきれないので冷蔵庫に入れると、冷蔵庫がサバ臭くなります。
これは、そのうち健康診断前に集中して食べてみます。
あんまり、食べ過ぎてサバアレルギーを発症するのも嫌だし…。
久しぶりに電車で出かけました。
よく考えたら、この前電車に乗ったのは去年の大みそか、成田空港からの帰り道でした。
時のたつのは早いもんです。
例のタダ券電車旅もやりたいのですが、バイクにも乗りたいし、仕事のくたびれ回復もしたいし…。
どうしよう。
朝、めざましテレビの星占いが1位でした。
ホームセンターに買い物に行ったら、3,000円以上お買い上げで300円のギフト券がもらえました。
しかも、店を出るときにギフト券プレゼントの終了を放送していました。
その後、スーパーで買ったかつ重がボリュームたっぷりでおいしかったです。
めでたし。めでたし。
この前、テレ東で「昇太のレトロを探そう」という番組がありました。
そこでレトロな石油ストーブコレクターが出てきました。
いいねー、これ。欲しくなりました。
ガラスのほやのストーブなんてかっこいいです。
さっそく、ヤフオクで探すとよさげなものは高いです。
そして、石油ストーブを買っても、石油を買ってきて使い切ることを考えるとたいへんです。
買ったら一度は火をつけたいけれど、もうすぐ3月になるし…。
それに、もう少し待って、シーズンオフになった方が安くなりそうです。
ということで、今回は手を出しませんでした。
現在、金田一耕助事件ファイル8巻目「迷路荘の惨劇」を読んでいます。
たしかに文庫本は読みやすいです。
最近の出版物なので活字は大きいし、難しい漢字は使っていません。
まだまだ、読む本が残っていると思うとわくわくするような儲かったような気分です。
もっと前に読んでおきたかったという気持ちと今日まで取っておいてよかったという気持ちが半々です。
本はおもしろければ読み進み、つまらなければ投げ出すでいいのです。
ヤフオク話。
ケーズデンキでテレビを買ってきて設置したら、処分したアナログテレビ用のアンテナデジアナ変換機が要らなくなりました。
もったいないのでアンティークなアナログテレビを買おうかなとヤフオクを眺めていました。
いや、ちょっと待て、いまさらアナログテレビを買うのはおかしい。
液晶テレビでアナログだったらどうだろう。昔のシャープの液晶テレビはかっこよかった。
あれっ、それもなんか違う。わざわざアナログ買う必要なんかどこにもない。
それより、有機ELテレビはどうだろう?ソニーが出していたっけ。
ヤフオクで探すとびっくりするくらい高い。画面小さいくせに。
それに今は有機EL4Kテレビが出ているんだから、古い傷んだ有機ELテレビ買うのも間違っている。
と、テレビを探しているうちにブルーレイ付きテレビというのが目につきました。
シャープがたくさん出しています。そのうち2015年製店頭展示品32型ブルーレイ付き35000円が見つかりました。
税込み37800円。安い。どうせ、誰かか後で入札するだろうと入札したら落ちました。
送料7598円。計45398円でした。あとで説明をよく見たらB-CASカードがついていませんでした。
2050円で再発行してもらえるそうですが、とりあえずデジアナ変換機の地デジ専用B-CASカードを使いました。
地デジしか見られないけれど、そんなに見ないテレビだから問題なし。
テレビを買ったので、テレビボードもヤフオクで買いました。送料込み9480円。
あれっ、結局なんか間違っているような…。
YouTubeで1978年版のドラマ全3話を見ることができました。
ドラマ化にあたり、屋代と金田一は一緒に戦場を逃げ回った仲になっていました。
こうしないと金田一がドラマの最初から出てこれませんもの。
当時のドラマは今見ると魅力的な俳優たちがいっぱい出ていて楽しいです。
テレビドラマなので、小説の毒はかなり抜けています。
しかし、ほとんどのシーンは小説を再現しており、納得の作り方です。
八千代役の范文雀さんおきれいでした。
小説を読んで、すでに八千代についての印象がよくなっていたので、なおさら素敵に見えました。