チャングムはGyaOで今年2008年の1月1日から始まりました。
昨日最終回を見ました。
もう3月も終わりです。
このドラマで教わったのは、してしまったことは心の奥にしまっておいて、今日することにベストをつくして生きていこう、ということです。
自分の言葉で父と母を失ったチャングムは、師のハン尚宮さえも、自分のために失ってしまいます。
それでも彼女は母とハン尚宮の汚名をはらすため、復讐のために生きていきます。
復讐が終わり、残ったものはなにもありませんでした。
チェ一族やオ・ギョモが滅びても彼女は救われることはありません。
なぜなら、父や母や師の命を奪ったのはほかならないチャングム自身だからであり、そのことを一番知っているのもチャングムだからです。
だから、彼女は自分のために生きることはしません。
いつも自分以外の人のために、自分を捨てて生きているのです。
ただ一人そのことをわかってくれているのがミン・ジョンホなのです。だからチャングムは彼の献身だけは受け入れるのです。
チョン尚宮「お前はどうだ?苦労するべきか、楽をするべきか?」
チャングム「そんなこと選べるのですか。わたしはしたくないのに、いつも、つらい思いを…」5話
チャングム「何も考えずやらなきゃならない時があるのよ。与えられた状況に逆らわずにやること。今がその時よ。やるしかないわ。恐れも考えも捨てるの」21話
チョンホ「つらかっただろうに、強く生きてきたね」
チャングム「強いのではなく、ほかに生き方を知らないのです」25話
チャングム「なぜ、わたしにばかり、みな何もかも、なぜですか?わたしが何か悪いことをしましたか?わたしにどうしろと言うんですか?もういやです。もうやり直したりしません。もう、わたしは何もしません」28話
チャンドク「怒りと医術、どちらかを選ばねばならぬ場面が来る。この苦悩はお前のものよ。お前が怒りを解決することと医術のどちらも成し遂げることを願うわ」
「なんでも成功できる人の特徴を?単純で情熱的なこと。でももっと大事なことはね、現実を知り、その上に立つの。人をひきつけることと力を行使することを知る。お前はその2番目のことに挑戦して…それに成功すればどちらも成し遂げられるわ」31話
チョンホ「うれしいかい?」
チャングム「悲しいです」
チョンホ「悲しいかい?」
チャングム「うれしいです」
チョンホ「こわいかい?」
チャングム「わくわくします」
チョンホ「わくわくするかい?」
チャングム「こわいです。うふふ」
チョンホ「ははは」34話
チョンホ「夢を見ないでほしい。それすら君を苦しめそうだ」39話
チャングム「誰にも悪いことをしていません。自分の道を歩んだだけで、ここまで来てしまいました。いつもがまんしてがまんして、耐えてまた耐えて…これ以上、がまんすることも、耐えることもできません」
「自分がなくなったようです。地に足がついていないようです。わたしが悪いことを?わたしは何か、まちがったのですか?」
チョンホ「君は何も悪くない。越えねばならない壁がもう一つできただけだ。人の壁だ」
チャングム「自信がありません」
チョンホ「だいじょうぶ。君の心が乗り越えるはずだ」
中殿「力のない善人でも、力のある悪人でも、人を害することに変わりはない。不本意か本意か、その違いだけだ」45話
チャングム「いつもそばにいてくれるって言ってくれたのに、そう言ったじゃないですか、なのにどこにいたんです?」
チョンホ「何があったんだい」
チャングム「さらってでも逃げておけば…っておっしゃいましたよね?逃がしてください。お願いです。何も聞かないで…」49話