カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

冬のソナタ第19・20話

2007-10-18 | 冬のソナタ

のソナタは18話で終わっている感じがします。19・20話はおまけのようです。

ユジンもチュンサンと異母兄妹だと知ってしまいます。

ユジンは父の墓の前でチュンサンとの別れを決心します。

チュンサンは二度目の交通事故の後遺症で意識を失います。

病院のベッドで目覚めた時のチュンサンのセリフ「目覚めたんですね、目覚めたくなかったのに」が悲しいです。

キム次長はチュンサンに言います「いつまで苦しんだら終わるんだ」

サンヒョクの父はチュンサンが自分の子供だと気づきます。病院に親子鑑定を頼み、結果、親子であることが確認されます。

ユジンはチュンサンと会い、(建築)不可能な家の模型を渡し、別れを告げます。

「私、あなたを忘れない。おなたも私を憶えておいてね」

チュンサンはまた倒れ、自分が死ぬか、直ったとしても失明してしまうことを知ります。

サンヒョクの父に親子であることを教えられたチュンサンはユジンに会いに行きますが、サンヒョクと会っているユジンを見て引き返します。

ユジンを幸せにできるのは自分ではなくサンヒョクであると感じます。

サンヒョクに頼まれ、ユジンにサンヒョクと一緒に留学するように頼んだチュンサンですがユジンに断られます。

チュンサンは一人アメリカに旅立ちます。

ユジンもチュンサンが異母兄妹でないこと、手術のためにアメリカへ旅立ったことをサンヒョクに知らされ空港へ行きますが間に合いませんでした。

ユジンはパリへ留学します。

なぜ、ユジンはニューヨークへ行かず、パリへ行ったか?

①チュンサンがユジンを必要としていないことがわかったから

②二人がすぐに逢うべきならば、チュンサンを追って行った時に間に合ったはずだから

③ユジンは自分自身が間違った情報で別れを決心したことで、チュンサンへの愛に自信がなくなったから

④いつかまた逢える予感がしたから

以上のような理由だと思います。

まず自分に自信がないと誰かを愛することができないから時間が必要だったのです。

3年後、ユジンとチュンサンは不可能な家で再会します。

チュンサンは失明していました。

チュンサンは忘れ物を取りに戻り、家に誰かいると気づき、「どなたですか」と尋ねます。

そして「ユジンなの」と言います。

この感動的なセリフを言わせるためにチュンサンを失明させたのかもしれません。

チュンサンにはそこにいるのはユジンだとわかるし、いつもユジンのことしか考えていないのです。

だから「ユジンなの」と言ったのです。

「チュンサンなの」とユジンが答えます。

このときやっとユジンは自分がチュンサンと逢うことを許されたことを知るのです。

2人は抱き合いドラマは終わります。 

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冬のソナタ第17・18話

2007-10-09 | 冬のソナタ

憶が戻ったチュンサンはユジンと、ユジンの母へ挨拶に行きます。

しかし、チュンサンの母にすでに会い、二人の交際に反対であることを聞かされたユジンの母は、二人の交際に反対します。

ユジンは母から、父親とチュンサンの母が婚約していたこと、父親と別れたチュンサンの母が自殺を図ったことを聞きます。

二人は写真館で二人だけの記念写真を撮ります。

「一番幸せな今を記念して」まさにこの言葉は真実でした。

チュンサンはソウルでサンヒョクに会い、一緒にお酒を飲んで別れ際に冗談で「ユジンと兄妹でなくてよかったな」と言われます。

チュンサンは以前の母の言葉から自分の父がユジンの父であり、二人が兄妹である可能性に気づきます。

ユジンの父とチュンサンの母とサンヒョクの父の3人が写った写真を見て、失っていた最後の記憶を取り戻したチュンサンは母に確認に行きます。

母は否定しませんでした。チュンサンの苦悩は極限に達します。

しかし、ユジンを失いたくないチュンサンは二人だけの結婚式を挙げることにします。

第18話は冬のソナタで私が一番好きな回です。

二人だけの結婚式は、二人の関係を知ったサンヒョクによって中断します。

ユジンを連れ出すサンヒョクをチュンサンは止めません。

むしろ、罪を犯すことを引き止めてくれたサンヒョクに感謝しているのです。

チュンサンはユジンの前から姿を消します。

ユジンはチュンサンの母に会い、チュンサンの居場所を尋ねますが、チュンサンの母に交際を反対され拒絶されます。

ポラリスのネックレスは階段から落ち、壊れてしまいます。

チュンサンは母に脅され、ユジンと別れることを決心します。

夜、ユジンに会いに行くチュンサン。

ユジンはアパートの階段を駆け下り、チュンサンを問い詰めます。

「どうしたの?どうしたのよ?どれだけ心配したと思っているのよ」この場面のユジンの切なさがとても好きです。

吹き替え版の田中美里さんの声が耳に残っています。

チュンサンはユジンを海へ連れていきます。

「そういえば、海ははじめてだ」

「今まで海に来たことないの?」

「ちがうよ、一緒に来たのははじめてだ。だから、僕らにとってこれが最初の海だ」

「そうね、これが最初の海ね」

ここからチュンサンのモノローグ。

「そして最後の海。ここで僕は彼女を手放そうとしている」

ここがとってもいいんですよね。悲しくて。

明るい冬の海で、二人ははしゃぎます。

この場面のユジンの幸せそうに浮かれている姿がチュンサンの抱える悲しみを一層際立たせます。

飛行機雲を見て「あれなんだかわかる?」と聞くユジン。

たくさんの500Wコインを拾うユジン。

「なんでこんなに落ちてるんだろう?」

「夏に来た人が落としたんだよ。夏の想い出さ」 

「ああ、そうか」このせりふの明るさ。

拾ったたくさんの500Wコインでユジンは使い捨てカメラを買います。

そして二枚の裏を貼り合わせた500Wコインをチュンサンにプレゼントします。

表しか出ない500Wコインは二人がコイン占いをして、必ず結ばれることを意味しています。

民宿に泊まり、チュンサンはユジンの顔をなでます。このシーンは官能的です。

次の朝、二人は市場へ出かけ、チュンサンがたい焼きを買いに行っている間にユジンがいなくなってしまい、チュンサンが必死で探します。

ユジンもチュンサンを見失い必死で探します。やっと見つけたユジンにチュンサンは怒ります。

「どうして、じっとしていないんだ。迷子になったらどうするんだ」

「チュンサンが見つけてくれるから大丈夫よ」

「僕がいなかったら、どうする?だいたい君はいつも、そそっかしくて、忘れ物して、人に断れなくて…」

チュンサンはユジンの悪いところを言い続けます。

「でも、私にもいいところはあるでしょ?いいところも言ってよ」

「ないよ(オプソ)!」 

けんかをして、「ユジナ、ミアーネ」と寝ているユジンにあやまって、チュンサンは一人海岸へ行き、ユジンにもらった500Wコインを投げ、手で受け止めます。

チュンサンの耳にユジンの声が聞こえます。

「わあ、表だわ。永遠に一緒にいられるのね」

しかし、チュンサンはその500Wコインを海に投げます。

それから二人の写真を撮った使い捨てカメラ、ユジンから預かった壊れたポラリスのネックレスを海に投げます。

次の朝、ユジンのとなりにチュンサンはいませんでした。

迎えにきたサンヒョクとユジンはソウルへ戻ります。

サンヒョクとサンヒョクの父の会話を聞いてしまったサンヒョクの母から、チュンサンと兄妹だと聞かされたユジンはアパートを飛び出します。

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冬のソナタ第15・16話

2007-10-06 | 冬のソナタ

い眠りから目覚めて、自分がカン・ジュンサンである記憶を取り戻したイ・ミニョン。

チュンサンとしてユジンと再会します。

サンヒョクはユジンとの別れを決意します。

ユジンが求めているのは自分よりチュンサンであり、ユジンを幸せにできるのは自分よりチュンサンだとわかっているからです。

このあたりのサンヒョクのいさぎよさは春のワルツのフィリップみたいです。

「ユジンを愛していると思いましたが、執着でした」

春川からゴリラ先生がソウルに出てきて、放送部の仲間が集合します。

しかし、仲間たちの記憶がないチュンサンは、みんなに拒絶されてしまいます。

記憶を取り戻すため、チュンサンとユジンは春川を訪れます。

記憶って大切なものです。

チュンサンとユジンのように二人だけの記憶を持っていても、片方が記憶をなくしたり、いなくなってしまったら、その記憶は半分消えてしまい、残された人も大切な一部分を失ってしまうのです。

二人の記憶が大きければ大きいほど、失う部分も大きくなるのです。

チュンサンが記憶を取り戻すことは、ユジンが失くしたものを取り戻すことでもあったのです。

しかし、記憶は戻りません。

ソウルに戻ったチュンサンは赤信号で車を停めた時、歩道の女の子が持っていたピンクの手袋を見て、ユジンの手袋の記憶を取り戻します。

この時、チュンサンが母のカン・ミヒに電話します。

カン・ミヒが電話を受けた場所の背景は、夏の香りにでてきた世宗文化会館の階段です。

ふたたび、ユジンと春川を訪れたチュンサンは、ユジンの手袋を春川の家で見つけます。

雪が舞う春川の明洞でチュンサンは12月31日の約束を思い出します。

「ユジン、サラヘ」あの時言いたかった言葉を10年たってやっとユジンに言ったのです。

ほぼ、記憶を取り戻したチュンサンは引っ越したマンションで誕生パーティーをします。

チェリン以外の放送部の仲間とも関係改善ができます。

しかし、チュンサンの父親に関する記憶、なぜ春川高校に転校したのかについては思い出せず、ただ一つの不安な要素です。

チュンサンとユジンはたまたま入った教会で、結婚式のリハーサルをしているカップルを見ます。

ユジンの祈る姿を見て、チュンサンはユジンにプロポーズします。

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冬のソナタ第13・14話

2007-09-24 | 冬のソナタ

「僕がチュンサンです」と告白したミニョンを拒絶したユジンでしたが、ミニョンからの電話に会いに行こうとします。

しかし、母に止められて会いに行けません。

ミニョンはユジンをあきらめ、アメリカへ去ろうとします。

チェリンに別れの挨拶に行ったミニョンは、ウェディングドレスの試着にチェリンの店に来ていたユジンと逢います。

このウェデングドレス姿のベールをかぶったユジンの美しいこと。

靴が脱げたユジンに、靴を履かせようとかがむミニョン。

そのとき、ユジンはチュンサンを連想します。

ミニョンはユジンに思い出の曲「初めて」のCDを贈ります。

その曲はかつてチュンサンがクリスマスプレゼントとしてユジンに贈ったテープの曲でした。

チュンサンとユジン二人だけしか知らない過去を知っているミニョンがチュンサンその人だと気づいたユジンは、空港へミニョンを追います。

「チュンサナ」というユジンの呼びかけに振り向くミニョン。

再び、ユジンとチュンサンは巡り合えたのです。

「チュンサナ、チュンサナ…こうして声に出してよびたかった」ユジンは話します。

しかし、過去の記憶がないチュンサン(ミニョン)はユジンを残して再びアメリカへ去ろうとします。

後を追ったユジンはトラックの前に出てしまい、チュンサンはユジンを助けて、トラックにはねられてしまいます。

意識不明の後、目覚めたチュンサンはユジンの記憶を取り戻していました。

完全にミニョンと結ばれないことがわかったチェリンのセリフ

「どうして私が好きな人は私を好きにならないの。私を必要としてくれないの。どうして好きな人のそばにいられないの」

チュンサンか意識が回復していないときのユジンのセリフ

今はあの人が目を覚ましてくれること。それしか考えられない。私を愛さなくてもいい。何も覚えていなくてもいい。ただ、生きていてくれればいいの」 

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冬のソナタ第11・12話

2007-09-18 | 冬のソナタ

 11・12話は、ミニョンが、自分がカン・ジュンサンだとわかり、物語が転回します。同時にサンヒョクもミニョンの正体を知ります。
 ユジンはミニョンにポラリスの首飾りを返すため、会っているところをサンヒョクに見られ、誤解されます。
 横断歩道の信号が壊れていて、ミニョンが「最近は壊れた信号を待っている気分です」「向こうの信号で渡りますか」とユジンに話します。ユジンが「故障してても回り道はしません」と一人、道を渡っていきます。こういう、たとえのエピソードがいくつも出てくるのが冬ソナのいいところです。
 ユジンとサンヒョクはユジンの父の墓参りに出かけ、サンヒョクはカン・ジュンサンの高校時代の記録を見て、イ・ミニョンの母カン・ミヒがカン・ジュンサンの母であることを知ります。同じ頃、ミニョンもカン・ジュンサンの家を訪れ、そこで母に会うことで、自分がカン・ジュンサンだと知り、ショックを受けます。
 思い出の湖で、ミニョンとユジンは再会します。でも、ミニョンは動揺してユジンに何も言えません。
 サンヒョクはミニョンに会い、チュンサンの記憶がないのを利用してチュンサンがユジンをだまして傷つけたと嘘を言います。
 ミニョンはチュンサンのことを調べるため、高校時代の同窓生の集まりにチェリンと一緒に出かけます。誰とも話が合わず、一人、店を出たミニョンは、遅れてきたユジンと出会い、自分がチュンサンであると告白します。このシーンの何と美しいこと。真っ赤な工事用のカバーが背景一面に広がり、その前に立つ二人の気持ちが表現されています。これは、赤じゃなきゃだめですよね。青でも黄色でもこの場面に合っていません。このシーンを初めて見たとき、その美しさにびっくりしたことを思い出します。

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冬のソナタ第9・10話

2007-09-14 | 冬のソナタ

9話を見ると、3年前初めて冬ソナを見たときにこの回から見たことを思い出します。

スキー場コンサートが終わってユジンがみんなに責められているシーンの印象が残っています。

それから、毎週、土曜日夜にNHKを見て、もう、毎週楽しみにするほど、はまってしまったのでした。

途中から見ても面白いなんて、それだけでも、このドラマの力があることがわかります。

前にも書きましたが、かえって途中から見たために前半のユジンとミニョンの関係とか、チュンサンのこととかがわからないことで、もっとミステリアスなドラマと感じたのでした。

第9話はサンヒョクがユジンに対するエラーを重ねることで、ユジンの心がはっきりとミニョンに傾いていきます。

ホテルでのエラー、スキー場コンサートでの婚約・結婚発表のエラー。

ユジンにもサンヒョクを拒絶する理由ができてしまいました。

ユジンがミニョンとスキー場から逃げ出し、ミニョンの別荘へ行くとき、ユジンとミニョンの関係は頂点にあったと言えます。

第10話では、ユジンは次から次へと周囲の人間に拒絶されていきます。

母も親友チンスクもユジンから離れていきます。

たった一人受け入れてくれるのがミニョンです。

この二人の愛し合うしあわせなシーン。

ところが、サンヒョクが入院したことで、ユジンの苦悩は深まります。

ミニョンも苦しむユジンを放っておけず、サンヒョクのもとへ返します。

ユジンはミニョンに「わたしはミニョンさんには謝りません。ミニョンさんは私の大切なもの、真心を持っていったから、だから、ごめんなさいと言いません。…愛しています(サランハムニダ)」と言って別れを告げます。

そのころのNHKのハングル講座で、愛してる(サランヘ)と違って、もっとていねいで古い言い方だと解説していました。

この第10話でユジンとミニョンの恋愛は終わったのです。

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冬のソナタ第7・8話

2007-09-03 | 冬のソナタ

7話はいいセリフがいっぱい出てきますね。

「じゃあ、どうしたらいい。私だって忘れることができるなら忘れたいわ。でも、私は忘れたくても、私の目があの人の顔を覚えてる。私の胸があの人の言葉を覚えているの。どうしたらいい、どうしてほしい?」

「誤解は解けましたか…、よかった」

「僕を許してください」

「誤解は許すものじゃありません」

こんなに優しく許してくれる女性を好きにならずにいられません。

「彼のどこが好きですか?」…

「じゃ、僕が好きな理由は?」…

「ほらね、本当に好きなら理由なんてないんです」「冗談ですよ、冗談」

「影の国へ行った人の話、知っていますか?」…

「ふーん、その友達は寂しかったんだ」

「私もあとで気づきました」

「しっかり見て、美しいでしょ。ユジンさんは何を見ているの?」

「影の国にいるのはユジンさんですよ!」
 

山頂レストランの二人。

「君が好きだから!」

このセリフ、この二人の美しさ、感動します。

第8話からは、サンヒョクとユジンの関係、サンヒョクの母とユジンの関係、チェリンの執着が出てきて、だんだんドラマが重くなってきます。最後にはミニョンの母も出てきます。

サンヒョクから逃れたユジンを探しに行くミニョン。

次長の誘いにも乗らず、酒を飲まず水を飲んでいるところが、何かかっこいいです。

韓国ドラマでは飲酒運転する人が目立ちますが、ちゃんと、運転の準備をしているところに好感が持てます。

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冬のソナタ第5・6話

2007-08-27 | 冬のソナタ

5・6話は冬のソナタで一番気楽に見ていられるところです。

ここでは出生の秘密とか記憶喪失とかが出てこないので、シンプルな恋愛ドラマのようです。

チェリンは、ユジンがチェリンのまねをするとミニョンに嘘をつき、チンスクを自分の店で働かせます。

チンスクの就職祝いの席で、酔ったチンスクはユジンにミニョンと働けば、ユジンとサンヒョクが不幸になると怒り出します。

すでにここで今後の展開を予言していたのですね。

パーティ会場でチェリンの仕掛けたわなにより、チェリンと同じドレスを着たユジンはミニョンに軽蔑されます。

ポラリスの仲間と飲んでいたユジンはミニョンとキム次長と一緒に飲むことになり、ミニョンの冷たい態度に飲めないビールを飲んで酔ってしまいます。

その顔の美しいこと。

酔ったユジンはミニョンの部屋に行き、「チュンサン」とミニョンを呼んでしまいます。

ミニョンはユジンに合わせてチュンサンのふりをします。

このときのユジンの幸せそうな顔とその後のミニョンの態度の急変ぶりによる落胆が心に響きます。

スキー場で、チェリンの嘘により、ユジンとミニョンの仲は険悪になります。

酔って現場で凍死しかけたキム班長の解雇をめぐりユジンとミニョンは対立します。

「死んだ人がいちばん喜ぶのは、その人を忘れてあげることです」

「あなたは誰かを本当に愛したことがないでしょう」

「きのうまで一緒に息をしていた人が突然消えてしまって、世界は何も変わらないのに、その人だけがいない感覚、あなたみたいな人にはわからないでしょう」

お互いの言葉はお互いの心に刺さります。

こんな宝石みたいな言葉が次から次に出てきて、冬のソナタはそれだけでも見る価値あります。

ソウルに戻ったミニョンはチェリンとチンスクの会話からチェリンの嘘に気付きます。

チンスクからチュンサンのことを聞いたミニョンはすぐにスキー場へもどりユジンに会いに行きますが、そこにはサンヒョクがいて謝ることができません。

チョンアにタロット占いで「運命の輪」のカードを持つ女性が運命の人だと言われたミニョンは、ユジンが落としたカードを拾って、それが「運命の輪」のタロットカードだと気づいて驚きます。

そのとき、立てかけていた木材が倒れて…。

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冬のソナタ第3・4話

2007-08-24 | 冬のソナタ

3話の冒頭はユジンが、待ち合わせの場所に来なかったチュンサンにどう話そうか、を考えながら登校します。

①普通に「どうして来なかったの?」②怒って「なんで来なかったのよ!」③「きのうはごめん。わたし行けなかったの」このシーンだけで、ユジンの優しいところや、考えすぎてしまう性格がよく出ています。

本当にうまい作りのシーンです。

しかし、チュンサンは登校せず、クラスメイトはみんな泣いています。

この自分だけ知らない何かが起きている恐怖・不安はチュンサンの死という知らせにより、現実になります。

放送部のみんなで湖に集まり、チュンサンのお葬式をします。

チェリンの「あんたのせいでチュンサンが死んだのよ。あんたに会いに行く途中で死んだんでしょ!」という言葉がユジンをさらに悲しみの底へ落とします。

悲しすぎて泣くこともできなかったユジンは家に届いていたチュンサンのカセットテープを聞き、涙があふれてきます。

10年後、ユジンはどこか影のある寂しげな大人の女性になっています。

そして、チュンサンそっくりなミニョンに出会います。

ミニョンはチュンサンの持っていた影を持っていない明るい軽い感じの人物です。

10年前のユジンとチュンサンの関係がまったく逆になっていることがわかります。

10年前にユジンがチュンサンの心を開こうとしたように、今度はミニョンがユジンの凍りついた心を融かそうとするのです。 

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冬のソナタ第1・2話

2007-08-18 | 冬のソナタ

しぶりに冬のソナタを見ました。現在、GyaOで放映中です。

ここでは、韓国で放送されたままと思われるBGMが使われていて、また新鮮な感じがします。

放送室でユジンが踊るシーンも「ダンシングクィーン」が使われていました。

通学バスの中で二人は出会います。

影のあるチュンサンと、父親がいないとはいえ、暖かな家庭で育った明るいユジンが、互いにひかれ合います。

チュンサンはサンヒョクへの敵対心から、ユジンに近づきますが、ユジンの優しさにふれ、人間らしさを取り戻していきます。

第1話では、前日、酔っ払いにからまれたユジンを助けようとして、顔にけがをして絆創膏を貼ったチュンサンと首に湿布薬を貼ったユジンが学校をさぼってバスの最後列に座り、前の席のカバーが破れているのを、ユジンが湿布薬を首からはがして、貼って直すと、チュンサンも絆創膏を顔からはがして、一緒に貼るシーンが、二人一緒にいたずらをしているみたいで、ほほえましいです。

影の国へ行った男の話も短い話なのにいつまでも心に残ります。

第2話では二人が一緒に焼却炉の掃除当番になり、お互い、より近づいていきます。

一度は心が離れた二人が、山で迷子になったユジンをチュンサンが助けたことで、また結ばれていきます。

初雪デート、初めてのキス、しかし、ユジンの父親とチュンサンの母親が写った写真を見たチュンサンは、ユジンとの別れを決意します。

ユジンから手袋を借りていたチュンサンは手袋を返すため、ユジンに会いに行きます。

ほとんどの人と同じように、私も冬のソナタが初めて見た韓国ドラマでした。

途中の回からNHKで見て、あまりの面白さに引き込まれてしまいました。

レンタルDVDで第1話から見直して、そのあとDVDも買いました。

そのうち、NHKがかなり内容をカットしていることがわかって、元の韓国版が見たいと思っていました。

NHKBSで完全版を放送したとき、やっと見れて、また感動しました。

しかし、BGMは吹き替えられていたのです。

 

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