カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

「女王蜂」1978年版を見る

2018-12-10 | 金田一耕助もの

まった録画を見ようシリーズ。

5月27日(日)CSファミリー劇場放送。

全3話。古谷金田一。

大道寺智子は片平なぎささん。若さ爆発。かわいい。智子役似合っています。

全3話にしては原作を改変し過ぎでした。

同年、先に映画が制作されているので、影響を受けて内容をひねったのかもしれません。

改変部分(違和感があったところ)

1 大道寺欣造が速水欣造のまま。速水は大道寺家の婿養子になったわけでなく、単に智子の養父になると智子の母琴絵と約束しただけ。

2 智子の婚約者候補が出てこない。遊佐三郎は大道寺家の下働きなのでした。

3 速水文彦は設定上智子の年下のはずなのに、お酒は飲むし、どう見ても智子の年上になっている。

4 多門連太郎は謎の人物でなく、無理やり智子にキスしないし、途中で毒殺されてしまう(片平なぎさサイドがキスシーンを断ったのかな)。

5 琴絵と日下部達哉が口論になった原因を明らかにせず、よくある男女のけんかとしている。本当は母に結婚を反対された達哉が琴絵に送った指輪を返してほしいと言って口論になり、琴絵が指輪を取りに行っている間に達哉が殺されてしまう。琴絵はショックで記憶を失い、指輪は月琴の胴の中に入ってしまう。この指輪の行方が事件のカギなのにまったく触れていない。

3話も使って、細かいところを省略しているのが物足りないところでした。

ということで、あと役所広司さんと稲垣吾郎さん版「女王蜂」を見ていません。

来年あたり見られるでしょうか。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 串団子 | トップ | DS「八つ墓村」を見る »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
女王蜂?可憐な花? (A-chan)
2019-08-05 02:00:04
「女王蜂」の片平なぎささん、映画の中井貴恵さん同様おきれいでしたね。ただ、お二人とも「絶世の美女」というよりは「可憐な花」なんです。役所版の井森美幸さんも。
貴恵さんは周囲を大輪の緋牡丹のような大女優さん達が飾っているせいでしょうね。なぎささんは劇中で「可愛い女王蜂」なんて言われちゃって。やっぱり一番原作の雰囲気が出ているのは稲垣版の栗山千明さんでしょうか。古谷2時間物の墨田ユキさんも雰囲気出てましたが、智子というには大人過ぎたかも。

シリーズの「女王蜂」はすべての事件が月琴島内で起きたという事になっているので閉鎖的な雰囲気ですが、その分、物語が分かりやすくなっています。ですから日下部達哉氏の素性がやんごとなき家筋の王子様という事になると話がややこしくなるので、口論になった原因や指輪の件は省かれてしまったのでしょうね。多門さんの素性や婚約者の件も。
欣造氏は神山繁さんが演じておられましたが、智子の祖母から露骨に嫌われている「不審人物」でしたね。映画で怪しげな九十九龍馬を演じておられた名残でしょうか?(笑)
(思えば神山さんは、貴恵さんにもなぎささんにも体に触れた経験がある事に・・・・・・)
文彦くんは大人ぶっているのか、父親に反抗しているのか、飲酒喫煙、母親呼び捨ての不良っぽい少年でしたが、さすがに本物の少年に演じさせるのはヤバイので、そこそこ少年に見える柄の小さい俳優さんを起用したものと思われます。

役所版と稲垣版を未見との事ですが、どちらもそこそこ原作に忠実で楽しめますよ。役所版はやや映画の流れを汲んでいるところがありますので。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

金田一耕助もの」カテゴリの最新記事