横溝正史の『獄門島』を読みました。
横溝作品を初めて読みましたが、予想に反して軽い文体なのでびっくりしました。
美人3姉妹の連続殺人事件なのにちっとも暗くないし、おどろおどろしいところがまったくないのです。
いったいテレビドラマで感じたあの怖さいっぱいの世界観はなんだったんでしょう。
それとも子どもの頃読んだらやっぱり怖かったのでしょうか。
今となってはわかりようがありません。
戦後すぐの時代背景なので、人が死ぬ、殺されるのはあたりまえだったのでしょうか。
もともとドラマを見て犯人がわかってて読んでいるのもよくないんでしょう。
犯人を知らずに読みたかったなー。
そして指紋などの科学捜査が何もなされていないのも、今から見ると違和感がありました。
つりがねだって本鬼頭の蔵から運びだしたら、誰かが気づくだろうし、金属と大道具の紙か布かの違いなんて見たらわかるでしょうにね。
それに子どもの頃は3つの俳句がよくできているなーと思っていましたが、今見るとなぜこの3つの俳句が選ばれたかわからない、せめて芭蕉なら芭蕉で統一したらよかったのに…と思いました。
最後に本鬼頭の後継者となり全財産を手にした早苗さん、彼女はきつい性格なのだとの記述もあり、真犯人は彼女なのではないかとの疑惑を読者に与えつつ、物語は終わりました。これこそ横溝ミステリーの醍醐味なのかも。
寒さ増す今日この頃、上着がほしくてユニクロのホームページを見るとルメールデザインのライトダウンシャツジャケットが気になりました。
ダウンなのにダウンに見えない、というか見た目シャツなのでした。
でネイビーを買いました。
今日着ました。
うーむ、暖かいし、かっこいい。
気に入ったので、今日、ブラックを注文しました。
今朝、駐車場から西の方に富士山が見えました。
今までかすんで見えなかったのに、空気が澄んできたようです。
ということは冬が近いということでしょう。
最近はヒートテックを上下着るようにしました。
おかげで以前のように寒さは感じなくなりました。
ダウンウェアも着るようになりました。
もうすぐ12月です。
京浜急行の無料きっぷも11月30日が有効期限なのです。
11月最後の休みの今日、京急に乗ってきました。
まず、京急にどうやって乗るかですが、前回は京成線を使って押上から都営浅草線で京急の始発駅の泉岳寺に行きましたが、今日はTXに乗って北千住から東武線に乗って押上に行きました。
泉岳寺で三崎口行きの快特に乗りました。
前向きシートで高速走行、乗っていて酔っ払うような気持ちよさです。
始発から終点まで列車に乗り続けるの大好きです。
三崎口まで乗り続け、今日は京急バスに乗ることにしました。
無料キップはバスにも使えます。
バスは城ケ島行きだったので、三崎港で降りず終点まで行きました。
バスの中でしきりに株主優待の無料きっぷの宣伝をしていて、現時点で376万円出さなければ株主優待も受けられないのに、そんなお金持っている人がバスに乗るのかなーと内心ニヤッとしてしまいました。
三崎港を眺め、城ケ島大橋を渡り、終点城ケ島に着きました。
途中、見かけたおしゃれなお店に行って、メニューを眺めていたら店の人が出てきておすすめされたので中に入りました。
まぐろやさしみって自分でお金を出して食べるほど好きじゃないんですけれど、ねぎとろ丼が650円と安かったので決めました。
食券を買って、カウンターに出したら、開店したばかりとのことで記念にハンドタオルをもらいました。
お店はセルフサービスで、ねぎとろ丼は脂がすごくて、ごはんと大根のツマと混ぜてようやくおいしく食べられました。
おみそ汁はつみれが入っていておいしかったです。
またバスに乗り、駅に戻りました。
まだ、きっぷは残っているので三浦海岸で降りました。
三浦海岸は子どもの頃、夏休みに海水浴に連れて行ってもらったところですが、どこの民宿に泊ったのか今となってはまったくわかりません。
海岸まで歩いて行き、海を眺めて駅に戻りました。
泉岳寺行き特快に乗ったので、そのまま居眠りしながら乗り続けました。
品川で降りてみましたが、特に見たいところもなくまた電車に乗り、きっぷを使い切りました。
天気はなんとかもっていましたが、家の最寄駅に降りたら雨が降っていました。
清瀬駅を降り、ちょっと歩くとありました。
オレンジ色のテントシートに「やきとり」と「みゆき食堂」の文字。
テレビで見た印象よりこじんまりしています。
焼き鳥屋さんの甘いしょう油の香りが漂っています。
ガラス戸を透かして見るとけっこうお客さんがいて、奥にいくほど広がっていました。
それで満足して駅に戻りました。
次は江古田で降りました。
ブックオフがあるとネットで見つけたので探したら、予想より規模が小さくて何も買いませんでした。
最後は南長崎。
せきざわ食堂は閉店したと知っていましたが、今どうなっているかが見たかったのです。
ここもテレビではもっと広い道と思っていたのにせまい道でした。
せきざわ食堂は青いテントシートはそのまま残っていましたが、店の中はがらんとしているようでした。
気になっていた向かいの洋食屋さんは準備中になっていました。
歩いていく途中に飲食店がかなりあって、競争が激しかったから、あのお値段でやっていたのかもしれないなーと納得しました。
でも、しょうが焼き目玉丼は食べたかったなー。
いよいよ11月も終わりに近づき、体調もだいぶ復活したので、西武鉄道に乗ってきました。
例のきっぷは6枚あります。
池袋から飯能へ急行で行き、乗り継ぎの秩父行きまで時間があったので駅を出ました。
飯能は高校生の頃、地学(という授業がありました。今はないのかな)の現地実習で歩き回ったことがありました。
駅も立派になって、まったく記憶にないのですが、南口を降りて駅前を歩いて行くと確かにこの道を下って行ったような気がしました。
それで満足して駅に戻り、秩父行きの列車に乗りました。
飯能から秩父の間の西武線はクロスシートでローカル線気分を味わえます。
しかも車窓も田舎っぽく、川に沿って線路が敷かれています。
最後に武甲山どーんもあります。
去年のように駅から珍達そばに行くともう1時過ぎなのですいていました。
ずっと食べたかった珍達そばと餃子を頼みました。
珍達そばはそうめんのような細麺にねぎたっぷりバラ肉いためが乗っています。
寒かったので熱いスープがおいしく、餃子も例の食べ方(酢こしょうラー油)で食べたら甘かったです。
そば700円、餃子300円でした。
食べ終わるとそのまま電車に乗って帰ります。
途中、清瀬、江古田、南長崎に途中下車しました。
「孤独のグルメ」のロケ地めぐりとブックオフに行きました。つづく。
カゼはよくなったような、まだ鼻声のような、セキが出るような状態です。
11月の雪の日にうまいこと休みがとれました。
でうとうと過ごし、昼寝はずーっと寝てました。
これだけ眠れるのはやっぱり病気なんでしょう。
目が覚めたらスッキリしました。
この復活感がうれしく、楽しいです。
しかし、まだ奥歯が沁みてて、それも病気のせいなのかもしれません。
「桃しぼり」を飲み終わり、次を待っていたら、やってきました「ラ・フランスしぼり」。
一日の終わりに飲むのがちょっと楽しみ。
前にも書いたかもしれませんが「ラ・フランスしぼり」を飲むとどこか焼きいもの風味を感じます。
そういえばラ・フランスって買って食べたことなかったです。
まー梨だって今年は買いませんでしたから、同じかも。
しかし、フルーツを食べたいという気持ちがなくなってきたのは、もしかしてマイエナジーが衰えてきているのかも。
ちょっとイヤだな。
今年は親知らずのため、牛丼をなかなか食べられず、吉野家の優待券が減りませんでした。
吉野家の優待券の有効期限が11月30日で使いきれるか心配でしたが、今日で使いきれました。
今年は並の値段が上がって、セットでみそ汁をとん汁にすると優待券が2枚使えるようになりました。
で、生卵を頼んで、牛丼のアタマ(具)だけ食べちゃって、あとは卵かけごはんにするのがマイプームです。
最近、ビタミン不足を感じます。
カゼもなかなか良くなりません。
そこでみかんを買いました。
思えば、今年の夏はスイカを食べそこない、冬もみかんを食べないようだとこの後どう考えても体が良くなりそうもありません。
みかんは小粒の袋詰めを買いました。けっこう甘くておいしいです。
フルーツも無駄なようですけれど、やっぱり生活に欠かせないものなんでしょう。