片岡鶴太郎金田一シリーズ第9話。
大道寺智子は牧瀬里穂さんでなく初瀬かおるさん。って川越美和さんじゃないのと調べたら、彼女は名前を変えていて、すでに亡くなっていたんですね。
これが今回の最大の驚きでした。
今回も犯人を変えていました。
登場人物も少なくて、怪しい人があまり出てこない展開になりました。
また、なぜか月琴の里は岡山にあるのでした。
事件の中心人物、神尾秀子は池上季実子さんでした。
どうせ犯人は原作どおりと思っていたらひねられました。
しかし、原作にあったドロドロとした欲望がまったくなくなって、犯人の行動や動機もちょっと変じゃないのと思ってしまうのでした。
片岡鶴太郎金田一シリーズ第7話。
と思っていたら今回のAXNミステリーでは第6話の「八つ墓村」を放送していませんでした。
ということは実際は第8話なのでした。
この頃になると片岡さんだいぶシャープになりました。
今回もかなり改変されていました。
登場人物が少なくなって、ということは犯人候補が減るということですね。
となると最初から三島東太郎が怪しいのでした。
悪魔の紋章は新宮利彦でなく椿秋(本当はへんとつくりが逆)子についていました。
しかも利彦と秋子はいとこって、生まれた子は悪魔の子でもなんでもないじゃないの。
しかも舞台は東京でなく岡山らしい。
みんな岡山弁をしゃべる華族なのでした。
秋子を真野響子さんが演じるので、いい人キャラになるんだろうなと思ったらそのとおりでした。
椿美禰子は牧瀬里穂さんかと思ったら遊井亮子さん。
牧瀬さんは磯川警部の姪になっていました。
東太郎の動機も親に捨てられた恨みくらいで、原作に比べると軽く感じます。
事件のカギもお手軽に金田一が手に入れて、全体にライトな「悪魔が来りて笛を吹く」でした。
中井貴一さんが金田一耕助を演じていたのは最近まで知りませんでした。
このドラマではらしくない洋装の金田一耕助なのでした。
脚本が長坂秀佳さんなのでひねりが効いています。
野々宮珠世が財前直見さん。
この頃のドラマのヒロインといえば財前さんだったんですね。
この珠世がまたかっこいい。
今までの珠世と違って自分の気持ちをはっきり言います。
そして犬神佐兵衛は若山富三郎さんなのでまたひねっています。
犬神佐兵衛が「愛」なんて口にします。
このドラマでは珠世の出生の秘密はどうでもいいとバッサリ切っています。
そこに事件のカギがあるんじゃないのと思いますが金田一もスルーします。
というのも、このドラマでは青沼菊乃こそ犬神佐兵衛が愛した人という設定だからです。
だから珠世の祖母のことは触れないのです。
青沼静馬はただの間抜けな男で佐武、佐智の殺害後の工作にも関わってなく、佐清が一人で死体処理をやったことになっています。
しかも、手形を押すところも静馬に脅迫されたわけでなく、佐清が自主的に押していました。
竹子、梅子は子どもが死んでも悲しまず、お金のために子どもを作ったと公言します。
松子は最初から佐清がニセモノとわかっていたというどんでん返し。
このひねりがたまらなく心地よいです。
宮川香琴が実は青沼菊乃だったという原作どおりの設定かと思ったら菊乃の妹の設定でした。
小林桂樹さん演じる古館弁護士は菊乃の元恋人で、犬神佐兵衛に奪われてしまったと言っていたのに金で菊乃を譲り渡したと香琴に真実をばらされるところもよかったです。
とにかく、この「犬神家の一族」は今までの映画やドラマをひねりにひねっていておもしろかったです。
片岡鶴太郎金田一シリーズ第5話。
なぜ、松子、竹子、梅子を犬神佐兵衛の娘でなく、愛人にしたのか?
まったく意図がわかりません。
この設定ですべての人間関係が破綻してしまいました。
佐清、佐武、佐智、小夜子、青沼静馬はみんな異母兄弟になりました。
となると、小夜子が佐智の子供を妊娠しているのはどうなんでしょう。
この辺はこのドラマの設定を忘れているのかもしれません。
原作どおりとすれば野々宮珠世も異母兄妹の一人ですが、このドラマではさすがに犬神佐兵衛と珠世の母野々宮晴世さんはプラトニックな関係で無関係なんですって。
松子さんは栗原小巻さんが演じたためか、アクの弱いいい人になってしまいました。
そして松子さんはタバコを吸わず、お茶を飲んで自殺しました。
禁煙運動はこのドラマにも影響を与えていたのでしょうか。
このドラマで牧瀬里穂さんが演じるとすれば野々宮珠世しかないわけですが、ちょっと荷が重かったかな。
映画で坂口良子さんが演じた旅館の仲居さんあたりが適役だったのかもしれません。
このシリーズも8話中6話見ましたが結局、鶴太郎さんが金田一耕助を見事に演じていたという印象が強くなって、ドラマ自体はたいしたことなかったなということになりそうです。
こう書いておくと後の2話で感想が逆転するかもしれません(そうなることを期待して)。
片岡鶴太郎金田一シリーズ第4話。
人間関係を改変してあって、底の浅い話になってしまったのが残念でした。
リカの息子だった歌名雄は、リカとは無関係な隣村のお金持ちのお坊ちゃまになっていました。
あーリカが実の母だったという設定なのかと思ったら、まったくそんなことはありませんでした。
この歌名雄が鬼首村の娘と結婚しなければならないという親の遺言で嫁選びをするというのが事件の発端です。
スター別所千恵子は金田一と知り合いで故郷の鬼首村に帰郷しようとすると「帰るな」と脅迫状が届きます。
金田一は脅迫状を出した犯人を探し、千恵子を守るために鬼首村を訪れます。
千恵子は牧瀬里穂さん。今回はリカの娘里子と二役です。
里子ってどの「悪魔の手毬唄」でも悲しくてついつい惹き込まれる役です。
今回は里子のあざの原因はやけどになっていました。この改編も微妙です。
リカはいしだあゆみさん。この配役は絶妙です。ぴったり。
リカはやっぱり細い体でなくてはいけません。
配役で言うと多々良放庵と仁礼嘉平は逆だろうという気がしました。
金田一さん放菴のサンショウウオは鳥目の薬でなく、精力剤なんじゃないのとつっこみ。
で、変なところをセーブしているくせに、文子は逆さづりにしておっぱいまで出させるところがもっと変。
歌名雄が暗闇で「里ちゃん」と呼んだとき、あまりに意外で頭の中で勝手に「千恵子」のことを呼んだんだと思い込んだら「里ちゃん」だったと後ではっきりして、このトリックにはびっくりしました。
リカが毒入りすしを食べるシーンが妙に場違いな感じがして印象的でした。
この破綻したシーンがリカの狂気を表していたのかもしれません。
いしださんのリカがよかっただけに、シナリオの出来が残念でした。
片岡鶴太郎金田一第2話。
「獄門島」に続いて第2話が「悪霊島」だったのは意外な感じがします。
原作にほぼ忠実でしたが、2時間ドラマなのであっさりとしています。
その割に犬にかまれて運ばれる片帆の腕の描写はしっかりと出てきたのは意外でした。
牧瀬里穂さんがまだ幼い顔をしていてかわいいです。
映画で古尾谷雅人さんの演じた役を男女入れ替えて演じていました。
このシリーズは牧瀬さんにこだわりすぎて、金田一ワールドに破綻をきたしているのが残念です。
なんせ金田一と絡むので、原作で元々いるヒロインが金田一にあまり関われないのです。
さて「悪霊島」と言えば巴御寮人です。
今回は島田陽子さんが演じていました。
でもドラマのつくりのせいか、あまり狂気を感じられません。
こうなると映画版の岩下志麻さんってとってもすごかったのがよくわかります。
次郎丸が出てこない赤ちゃんがいこつでは巴御寮人の狂気の説明がつかなくなりますが、この辺は当時のテレビドラマの限界だったのかもしれません。
片岡鶴太郎金田一シリーズ全話を録画できたのでこれからレビューしていきます。
寒くて寒くて、こたつ出しました。
というか、いつもテーブルとして使っているので、敷布団と掛け布団をセットして、ヒーターの電気を入れました。
やっぱり暖かいです。
気になっていたローソン「悪魔のおにぎり」を食べました。
いつものとおり期待しすぎたかな。
味が変わらないのが悲しい。
もっと高くていいからエビ天でも真ん中に入れておいてくれればよかったのに…。
もぐもぐ食べ進むと青のりの香りと天かすのコクが続くと思ったら、いきなり味が変わってまるで悪魔みたいな仕打ちとつぶやいてしまうような…。
きのうはくたびれはてて、凍えはてて、辛ラーメン食べて、お風呂入って寝ました。
ぐっすり寝たら、腰痛と両腕の筋肉痛が残りました。
今朝パソコンを見たら、ブログのPVが20という表示でした。
とてもショックでグロムネタはダメなのかと思いました。
でも、今見たら506PVに変っていました。
いったいなんだったんでしょう?
ということでグロムネタを今日は書く気がなくなりましたので食事ネタにします。
今日はおでんが食べたくなりました。
スーパー行って大根を丸々買って、おでんネタを買って大きな鍋で煮込みました。
大根は今日は食べず、明日おでん汁染み染みになったのを食べます。
ちくわぶも同じ扱いです。
で、一年前のブログネタがまた「おでん」でシンクロしていました。
ただ私が単純に一年を同じように過ごしているのか、不思議です。
まだ雪が降っていないこの時期に日光へ行ってきました。
もう、ツーリングのノウハウを忘れてしまい、また一から始めます。
アクションカムの使い方も忘れてしまったので持っていきません。
6時に起きて6時40分に家を出ました。
ヒートテックにシャツ、ライダージャケット、ライダーパンツ。
やっぱり寒かったです。
もっと防寒した方がよかったです。
カイロも持っていけばよかった。
ツーリング記録はまた後で…。
今回ガソリンを入れた時の燃費は63.49km/Lでした。
すごい数字です。
これで時速60kmとか普通に出し続けられるのですから、なんて圧倒的な性能なんでしょう。
やっぱりグロムみかんちゃんはすごいです。