久しぶりに韓国ドラマを見ています。
「二度目のファーストラブ」ハン・イェスル、キム・ジソク共演。
なつかしい気持ちでいっぱい。
昔、夢中で見たドラマのヒロイン、ヒーローです。
お二人まだまだがんばってんのね。
とりあえずコメディでないともう韓国ドラマの世界についていけません。
このドラマも設定は無茶があるけれど、主演二人の力量でねじふせています。
韓国ドラマは途中から見て、おもしろければ続けて見て、つまらなければやめるのがいいみたい。
最終回まで見たら改めて初回からの再放送を待てばいいんだもの。
おもしろければそのうちどこかの局(CS、BS)で放送してくれます。
16話予定のところ、好評につき1話追加の最終話という感じがします。
それくらい、薄かったー内容。
前半の高校生が重役になるところが見どころでした。
ソ・イングクはよかったです。
親知らずが痛くて、へこみ中です。歯医者さんに行って、大学病院の紹介状をもらってきました。
コメディーなのに、やっぱり復讐が出てくるのが、らしいです。
死んだ親の仇って、いきなりそんなこと言いだすなよと言ってやりたいけれど、復讐しなけりゃ話がもたないか。
このドラマの好きなところはヒロインがメガネをかけているところ。
ふつうは途中でメガネが外れるのがパターンですが、最後までメガネをしていそうです。
10話のラストでミンソクの正体がスヨンにわかってしまいました。
そしてスヨンに避けられてしまうミンソクでした。
おかげでミンソクは仕事で失敗してしまいます。
この辺は想定どおりの展開です。
さて10歳の年の差をどう乗り越えるのかな。
告白して始まるおつきあい。
見ていて、こっちが恥ずかしいのでなかなか見続けていられません。
そんな、平和な日々の間も、着々と陰謀は進められているのです。
ミンソクの正体はいつばれるのか。
ミンソクの父と社長の関係は…。
なかなか、うまく伏線を張っています。
チョン・スヨン役のイ・ハナさんのアイーン顔がかわいいのですが、骨格が変わりそうでちょっと心配です。
CS日テレプラス放送。
高校生が不動産会社の本部長になってしまう。
ソ・イングク主演。タイトルを直訳すると「高校処世王」。
絶対あり得ない設定でドラマを作ってしまう韓国コメディードラマ。
これがはまるとおもしろいんです。
「Mr.Back」のようにお年寄りが若返って会社に入るより、高校生が会社に入った方が、とりあえず明るいからいいかも。
さてまだ見終わっていない「ラブレイン」。
過去のシーンでなまっていた兄ちゃんがソ・イングクだと知った時はおもいっきりびっくりしました。
印象がまったく別人でした。
そんなわけでソ・イングクにもやられてしまったのでした。
ヒロインのイ・ハナも表情が豊かでうまいです。
そしてキムチーム長が「大風水」の悪役武士のムヨンだったなんてー、韓国の役者さんはすごいもんです。
「ナイン」のタイムマシンが香(お線香)だったことについて、思いついたことを書きます。
香をかぐことで瞑想に入り、過去の記憶を変えてしまうことは、リアルに可能なのではないでしょうか。
人は多かれ少なかれ、自分の解釈で自分の都合のいいようにその場の状況を認識して記憶するものです。
そんな記憶も時間がたてば、さらに変容して、より自分の都合のいいものになるでしょう。
20年前に自分がどうしていたかなんて、日記や映像でも残っていない限り憶えていません。
では、なんで過去に悩むのかというと、忘れられない記憶があって、何度も何度もその記憶を思い出すうちに心に焼き付いてしまうからでしょう。
そんな記憶を瞑想によって(瞑想の中で別な選択をして)、自分の都合のいいように変えてしまっても誰もわからないと思います。
問題なのは、その記憶を共有する人がいる場合です。
その人とは記憶に整合性がなくなります。
でも、実際にはそんなに記憶を照合しあうこともないので、たいした問題でもないのです。
で、現在の自分になるわけですが、正直なところ、別の生き方をしても、結局、今の自分になっているのではないかという気がするのです。
そういうわけで、香がタイムマシンになるという発想が生まれたのではないでしょうか。
でも、ドラマですから、それじゃおもしろくない。
やっぱり、世界がダイナミックに変わった方が、お話としておもしろいので、こういうドラマになったのでしょう。
そんなことを思いついて、にやにやしました。
きのうは結局やめられないとまらないで最終話まで行ってしまいました。
ひさしぶりに夜更ししてきょうはねむいです。
なんでしょうこのおもしろさ。
シナリオがよくできていて、それを俳優たちが熱演して、見ていて目が離せなくなりました。
タイムトラベルものによくあるように、このドラマの世界は多次元宇宙になってしまい、いろんなパターンの世界が発生してしまいました。
もともとの世界ではソヌもソヌの兄も死んでいるので、ドラマの終わりに出現した世界で二人が生きていること自体が僥倖なのです。
さて、このドラマには二人のソヌが出てきます。
大人のソヌと高校生のソヌです。
二人は出会い、お互いに影響を与えあいます。
1話から19話までは大人のソヌのお話、20話は高校生のソヌが大人になってからのお話です。
19話のラストシーンは泣いてしまいそうなほど、よかったです。
ソヌがシア(子どもの頃のミニョン)に残した「大人になって、俺とそっくりな男に会ったら、絶対近づくな。そいつはお前を不幸にする」って、いいセリフです。
それで、最終20話はどうするの?どうやって、ソヌは助かるの?って期待して見ていたら…、なるほど、この手がありました。
うまい、終わらせ方でした。
これしかない終わらせ方でした。
感心しましたが、やっぱり、ちょっぴりもやもやが発生してしまいました。
ナイン、見れば見るほどおもしろいです。
今18話が終わったところです。
破たんを感じないところがすごいです。
俳優がすばらしい。
チョン・ドンファンさんが特にすごいのです。
悪役なのでずが、貫禄のある医療グループの会長だったり、落ちぶれた老人になったり、もう変幻自在です。
「空くらい」では落ち着いた大学教授だったのに、そのギャップがすごすぎます。
3話を以前見ていて、1話からつながりました。
何でお線香がタイムマシーンなの?でつまずいてはいけません。
そういうものだと思わなくては。
しかし、タイムトラベルものはかならず見終わってもやもやが残るのは、絶対にありえないからなんでしょう。
私たちはこの地球の上をタイムトラベルしていて、その時間を飛び越えるのはこの地球や身体を捨てなくてはならないのではないでしょうか。