雪の女王も半分終わり、後半に折り返しました。
テウンはボラから離れていこうとします。
テウンはジョンギュの墓へ行き、ジョンギュに謝ります。
不思議ですよね。
テウンがジョンギュの墓のある場所に行ったのは4回目ですけれど、3回目まではまったくテウンと関係のない場所だったのです。
テウンはお墓に近づこうともしませんでした。
それが、その墓にジョンギュが眠っていると知って、まったく変わってしまったのです。
知った瞬間、今までの自分がしてきた無関心な態度がテウンを苦しめたでしょう。
何が言いたいかというと、自分の周りの世界はすべて自分と関わりがあるということ。
だから、どんな人にも、どんなものにも正面で向き合うべきですよということ。
そうしないと後で悔やむことがありますよということです。
実行するのはなかなか難しいですけどね。
GYAOで見る雪の女王の楽しみは見ることができなかったカットシーンが見れるところです。
今回はボクシングジムでテウンとボラがゴングの鐘の音を聞くシーン、故障して誰もいないのに鳴りました。
そこでボラはテウンにボクシングは1ラウンド3分で30秒休憩してまたつぎのラウンド3分が続くと教えてもらいます。
このシーンがあるから後でボラの「考えすぎちゃダメ。1ラウンドは3分でしょ。考えるのは3分でいいの」というセリフが生きるのです。
テウンが別荘のジョンギュの部屋でバッハのゴールトベルク変奏曲のカセットテープを聞くシーン、冬ソナのユジンがチュンサンから届いたカセットテープで「初めて」というピアノ曲を聴くシーンを思い出しました。
死んだ人の残したカセットテープを聞くことで、彼がもうこの世にいないことを実感するのでしょう。