こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

続くのか?

2021-02-04 05:30:00 | 我が家
世間では 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が延長されて 時短営業せ

ざるを得ない飲食店やいろんな施設関係者が頭を抱えている報道を毎日見ては

この先どうなっていくのか、鈍な私も不安と腹立たしい思いに駆られます。

この生活様式がいつまで続くのか・・・・と思ってた私に まだ≪なんてこっ

たい≫が・・・。もうこうなったら笑う笑う笑う・・


今年の節分は124年ぶりに 二月の二日ということになったんですよね。

節分って行事はなにやら日本だけの行事らしく 二十四節気を決めたかの国に

はないそうな・・・そんなことテレビで言っていた(知らんけど)今年は

三日が立春でその前の日を節分にしたのは うるう年があったからで早まった

のかな?いや、そんな大宇宙的なことじゃなく 二日はおじいちゃんの月命日

であり、二月二日は27歳で亡くなった次姉の誕生日でもある。

我が家では 節分の日に神棚にごはんと節分の豆をお供えするのだ。各神棚と

庭のお稲荷さんと 山に祀ったつるぎさんとにも。朝から神棚に供える小皿に

おばあちゃんがご飯をよそい、豆を二粒のせそれをお盆に乗せて私が祀って、

まわる。仏膳にも同じようにして家から離れたつるぎさんはお墓と隣り合わせ

なので、お墓に行くときに一緒に小皿を持っていくことにした。前日から雨と

強風で、お墓の掃除もしなくちゃなぁ、小皿とゴミ袋とそうだ前回のカラスに

よるいたずらもあったからカメラも持って ゴム手にウンチ袋だな、と準備を

終えおばあちゃんから「滑らんように気をつけて」と言われ家を出た。雨も

やみ日が射し始めてきて私はこれなら 生協さんが来るまでに終われるなと

思ったのだ。まずは先につるぎさんにお供えをしてからでないと、と思い

つるぎさんの祠に。


祠はこんな感じ。イノシシやシカが荒らすのでおじいちゃんとおばあちゃんが

メッシュ網と金網で通路を確保している。でも そんなものはへの河童らしく

通路にシカのフンあり、金網の下を掘って下の畑に入っているんだけどね。

手前のつっかえ棒も二十年位前におとうさんとおじいちゃんが補強として打ち

こんだけど いまや腐ってブラブラ、なんの支えにもなってない。ここは風が

吹きつけるのでなんとか転がり落ちないよう工夫したのだけど、それより山か

ら下ろすことを考えなかったのか?と思います。私は祠の前からは届かないの

で台座に上がって 扉を開けます。開けて小皿を中に置き 吊り下げられた

鈴を鳴らした。紅白の布は年末に新しく替えて私が付けた。音が鳴るよう振っ

ただけなのに、いきなりその鈴が落ちた。目の前に、手を合わせた私の目の前

にある扉のまえに、ゴトンと。一瞬 何が起こったのか、先日の愛車の取っ手

取れ事件と同じように「なに?」転がりもせず鈴は座っている。私は落ちたの

だと思い直し、鈴の頭にある小さなワッカにおじいちゃんが祠の扉上にある釘

に付けやすいよう ナイロン紐で作った輪が取れているのだと気がつき 小さ

なワッカにナイロン紐の輪を通し釘に掛けた。掛けたとたんまた鈴が落ちた。

「なんでや!」またナイロン紐の輪と鈴が離れて落ちているので 小さなワッ

カに輪を通してみると スルっと輪が外れてしまう。こ、これは・・・ワッカ

をよく見ると それはおじいちゃんが細い針金で小さなワッカを作り 鈴の

頭の輪に通し、それで釘に掛けたら掛からなかったのでナイロン紐でもう一つ

輪を作って、微妙なゆとりを作って鈴を鳴らせるようにしていたのだ。

おじいちゃんという人は 凝り性なとこがありきっちりとねじなら締め上げ、

紐なら爪でほどけるのは無理!というくらいきつくしたがる人だった。当然

その場の私はブツブツ文句を言うのだ「なんでこの寒い 手先のかじかむ時に

こういうことをさすわけ?」ナイロン紐の輪は上下一つずつ結んでいる。たぶ

ん、おじいちゃんが作った輪が長すぎて鈴のぶら下がりかたが良くなかったの

だ。だからこの場で輪の上下に結びコブを作った。しかしそのままでは鈴の頭

の輪にナイロン紐の輪が通らないので、コブの一つをここで私が、ほどかない

とならない。「眼鏡を持ってないから見えへんやん!」とブチブチ言いながら

かじかんだ指先でなんとかかんとかほどいて 輪を輪に通した。


あぁこれでいいわ、ぶら下げた鈴を振ったら 今度はしめ縄に付けている紙垂

の一部がはらりと落ちた。「えぇッ!」なんてことだ、私は、私の態度が悪い

から つるぎさんの神様が戒めとしてるのか?と思ったのだ。そういや 二日

の地方紙に載っていた私の運勢は黒丸だった。何だったかなと思いながら

お墓に行くことにした。月命日と おじいちゃんが三人の娘の中でお気に入り

だった次姉の生まれた日が合ったんだからさぞや二人はあの世で手に手をとり

喜んでるんちがうか?と思ったのだな。

お墓は 前回ほどの荒れはなく 雨と風で飛んできた葉っぱや朽ちた木の枝が

散らばっていたけどこれな拾い集めて階段を掃いたら終わるな・・・と落ち葉

拾いに取りかかった。右側からはじめて墓石の前に来た時に「あ!お線香を

忘れたやん!」なんということか、お墓の仏花を差し替えてお線香をあげるの

が本来の目的なのに、仏花とゴミ袋や小皿を手にして、お線香を忘れるなんて

でも、まぁ線香無しでもいいかとも思った。朝仏壇で毎朝般若心経を唱えてる

んやし・・・。そうしよう・・・と思った。お墓全体の掃除を終えてゴミ袋を

手にし立ち上がった時、「なんやこれは・・・」墓石の ○○家と彫られている

その字の 止めやはねの部分が 赤い・・血のようではなくどす黒い、ワイン

色になっている。ひぇ~私は とうとう呪われてるのか祟られてるのか?

冷静に・・そう、前は黒い墨のようなものだった。どうしても雨水がたまるか

らそこにカビのようなものが生えてきたんだ、おばあちゃんがまだお墓に

来れたころは タオルで拭きとってたことを思い出し お墓の物入れからタオ

ルで拭きとろうとした・・・が とれるものもあればそのままの状態のもある

「これは漂白かけたらいいわ」すっきりきれいになる!とこの件は気にしない

ことにして、家に戻ろうとしたけど さきの鈴落下、紙垂取れ、墓石変色と

立て続いたら、もぅお線香を持ってこないとあかんでしょ・・・・

と、いうことで家に戻ってお線香をもちお墓で般若心経を唱えさせていただき

ました。

新聞の運勢はですね『連絡が取れず 縁も途切れる』でした・・・なんのこと

や?

おばあちゃんに一連のことを話すと「それはつるぎさんが喜んでたんや、忘れ

ずに来てくれたと。お墓は 割りばしにタオル付けてこすらなあかんな」だ

そうで・・・・。「でもきょうは車にも乗らん方がいいな」・・・でした。






コメント (2)
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