「奥の細道」をよむ

2008年12月26日 | Weblog


 雪の地域が多かったようですね。こちらは快晴でしたが、風が冷たく強めでした。ので、家の中にこもっていようと思ったのですが、「そうだ。やらなくっちゃ。」というので出かけました。風は冷たいはずです。雪が降っているところがあるんですから。そして、今日の風は北西の風です。つまり雪国を通り越してくる風です。

 私の町内にはいろいろな大小の神社や祠がありますが、来年はその中のひとつの神社の当屋(当番)を務めることになりました。それで、お正月のために門松を神社に作らなければなりませんので、行って作ってきました。


        

 神社の近くに従兄弟が住んでいるのですが、物音を聞きつけて手伝いに来てくれました。まず、さほど広くもないのですが、二人で清掃をしました。これは、ものすごく助かりましたよ。やっているうちに、奥さんが暖かい甘酒を作って来てくれました。雑談をしながら従兄弟と二人で飲んだのですが、これがまたとってもおいしかったですねー。


 

 大根は豊作です。これくらい元気でいられたらなぁと、見るたびに思います。それにはまず気力から。大魂ですね。大懇なども良いですねー。大昏なんてのは困ります。


 

 籾殻燻炭を作っていますが、油断して中途で消すのを忘れると、全部このように灰になってしまいます。でも、今回はわざと灰を作りました。灰も堆肥に混ぜようと思いました。カリ成分が多いのだそうです。


       

 しばらく前にニャンパルさんから推薦がありました、「『奥の細道』をよむ」を少しずつ読んでいたのですが、やっと読み終わりました。駆け足で読んでも覚えていないだろうと思って(←言い訳なんですけど)、じっくり読むつもりだったのですが、勉強の時間が少なくて時間ばかりかかってしまいました。

 置く細道の旅の途中で生まれ出てきた「かるみ」の話とか不易流行、それからイメージの世界を詠みこむという話などは、素人の私にはとても勉強になりました。

 蝉しぐれ という言葉があるとおりに、蝉が鳴いているときには静かであることは、ほとんどないと思って不思議に感じていたのですが、「閑さや岩にしみ入蝉の声」と、なぜ「しずかさ」なのかが分かりました。ニャンパルさんありがとうございました。

 ただ、蝉と静かさに関して、極ごくたまに例外はあります。静かな中に、ニイニイゼミがたった一匹、ジ~~~~~~と鳴いているときがあります。

 一日一茶

  人誹(そし)る会が立つなり冬篭(ふゆごもり)

 廃 句

  人誹ることばかり多し年の暮れ
  人誹る前に一息入れてみて
  人誹る前に一日置いてみな
  人誹る自分が惨めになるばかり
  人誹り自分も誹られああ空し
  人誹りお笑いの世界みたい也
  人誹りやっているうち年を取り
  人誹りそれでいかほど儲かった?
  人誹り太郎も一郎もやめませう
  人誹りその前に失業対策を