曇天で、おまけに 今日の風こそ雪の始めなれ とでも言いたいくらい冷たい北西からの風でした。
長い、 と、辛い時は感じるものですが、 冬の日々、そういう日が幾度となくあるのは仕方のないことですが、やっぱり日向ぼっこをしたくなるような青空で風のない日が恋しいです。
その辛い外で、何の愚痴もこぼさず仕事をしている人がいますが、その強さは羨ましいものです。もう慣れているとは言え、やっぱり寒い時は寒く感じるだろうとは思いますが。
雨樋が一部ほころびてしまいましたので、板金屋さんに来てもらい、穴があいた部分や、地震でゆがんで仕舞った部分をとりかえてもらいました。銅は腐らないと言うことでしたが、やっぱり駄目なこともあるようです。
板金屋さんに聞くと、瀬戸瓦の場合は何のせいか銅を溶かす成分が入っているのか、それとも酸性雨のせいか、ちょうど瓦の中央線のへこんだ部分の幅ごとに雨樋に穴があいてしまいました。
丁度、この当たりは穴があいて雨水がちょろちょろと下に落ちたとしても、ちょうど真下にこのようにリュウノヒゲ(タマリュウ)が植えてあるので、水しぶきが跳ね上がることはありませんでした。
しかし、「 じょうご 」 と言われる集水部分も、ハンダが剥がれてしまい、水漏れもするので交換してもらいました。
しかし、午後になるととうとう降ってきました。仕事は途中までしかできませんでした。今夜は雪にならなければ良いのですが。
風寒み 今日もみぞれの ふるさとは
吉野の山の 雪げなりけり 九条吉経
「~み} = ~なので