山川草木悉皆成仏

2016年05月11日 | Weblog


少し天気が荒れ気味で、今日は風が強い日です。ビニールハウスは風に弱いので、かと言って締め切るとハウスは安全ですが、中が蒸し風呂状態になり作物は駄目になってしまいますから、風の強い晴れの日は難しいです。

今日は幸い曇りですが、気温は上がっていますから、程度の低い蒸し風呂になりますので、入り口は閉めて両脇は少し開けておくという方法で守っています。

 

キャベツはネットをとりはずしました。虫に喰われていないのは消毒をしたわけではなく、ネットがあったからです。
もう、いまから卵がついたとて、たいした被害は受けないとおもっています。

 

一方、こちらはマサキ(柾、正木)という木なのですが、蝶が卵を産みつけたと見えて、気がついたら丸坊主になっていました。毛虫が大発生していたのでしょうね。もう一匹も見かけないので、全部が蝶か蛾になってしまったのでしょうね。

ミノウスバという害虫なのだそうです。あいにく写真は撮っていないので、ネットでご覧ください。
例えば成虫は http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%9F%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%90&ei=UTF-8&fr=slv1-tbtop
毛虫は http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/1915/imomusi-kemusi/z-ga-madaraga-minousuba.html

この木は、全部葉っぱを食べられても枯れずに、もう一度葉っぱが出ますから大丈夫です。大抵は二度までは大丈夫なようです。三度あっても再生するものがあるかも知れませんけど、それは私には分かりません。

 

これは何という虫かわかりません。お尻のあたりに食べられた部分がありますが、この虫が食べたのでしょうか。無視しているように見えますが。

植物は食べられても、再生するものが結構ありますよね。自然界はそうなっているのでしょうね。一度食べられただけで死滅したら、禿山になってしまいますからね。
タラの芽だって、人間にむしりとられ食べられても、見事にまた葉っぱが出てきますからね。二度も三度もになると、さすがにダメみたいですけどね。

 

自然界は食べられたり食べたりといろいろです。そのように出来ているのですから、仕方がありませんね。
山川草木悉皆成仏などと言いますが、食ったり喰われたりしながらのこの世なんですね。