スベリヒユの花

2005年08月23日 | Weblog

雑草の中でスベリヒユの写真が多くなってしまいましたが、花が咲いているのが見つかったので取りあげてみました。目の敵にしているわけではありません。なんか不思議な草だなぁと思っています。




しの

2005年08月22日 | Weblog

従兄弟の家が近所にありますが、前に隣の家があり、竹や篠などが生い茂っているので、従兄弟の家の庭にどんどんでてきて、その始末がたいへんなようです。

しばらく前に、思い切ってそれらを根こそぎやっつけているところに私が顔をだしました。せっかくなので、我が家にはないこの篠を根ごともらってきて植えてみました。

ちょうど雨が降らずに乾燥していた時期だったので、どうせ寝付かなくてもと思って、数本ずつたばねて植えてみたところ、どうやら笹がでてきたので寝付いた株があったようです。この太さの篠は豆の手などにはとても良いので、これからが楽しみです。

真竹ですと、少しばかり太いかなと思うようなときには、この篠がよいわけです。細い真竹は数がごく少ないので探すのに手間がかかります。また、これより細い篠はあちこちに自生していますので楽に手に入ります。それにしても、あまり利用出来ないのが孟宗竹です。せいぜいタケノコを食べるくらいでしょうか。これが紙のパルプになればよいのでしょうが、どうして使われないのか何か決定的な不利な点があるんでしょうね。






アワノメイガの幼虫

2005年08月21日 | Weblog

アワノメイガの幼虫です。彼らはけっこう動きが速く、写真をとるのは苦労しました。成虫の写っているサイトは http://mushi.iff.pref.ishikawa.jp/z-sub2.php?CI=001004000&DI=303006000 にあります。

花のついている部分には、茶色いサナギになっていたものもありました。



トウモロコシの被害

2005年08月21日 | Weblog

最初のトウモロコシはよく出来て、おいしく食べました。それはもう収穫がおわって今は次のトウモロコシが出来つつあります。と思いきや、ついつい発見が遅れてしまったのですが、かなり被害を受けていました。

最初は、先端の花の部分が途中から2本ほど折られていたので、さてはカラスでも留まって折ってしまったかなと思って気にもせずにいました。ところが、どんとん折れてくるのです。それでよく見ると葉の付け根にメリケン粉くらいの細かい茶色の粉、つまり虫糞がつもっているのです。

よくよく見ると、茎に穴があいている。茎を切り取って割って中を見ると幼虫がいるではありませんか。それが判明したので、そういう目で他の茎を見ると、あるある。どの茎にも穴があいているのです。それも数カ所ずつ。虫糞のつもっている葉もかなりあります。

長野県のIさんが、これはアワノメイガという虫の幼虫であると教えてくれました。 私にとってはこういう被害は初めてです。駆除はもう遅いので、幼虫を茎の中からさがしてつぶしてみました。これらのトウモロコシの収穫はあきらめます。

これから次の苗が育ちつつあります。まだ5cmくらいですので、根本にいちおうオルトランを散布しておきました。これからもこの虫の被害にあうかどうかは、彼らの繁殖期と合致するかどうかなので、わからないとか。このあたりが、農業の難しいところでもありますね。でも、いろいろな人からガイドやらアドバイスが受けられるので、とても助かっています。失敗しながらも、くじけずにやっていきまっしょう。



セスバニアがこれだけに

2005年08月20日 | Weblog

セスバニアだのステビアだの、何だかこんがらかってしまう名前の植物を育てることになってしまている今年です。そのセスバニアが順調に育っています。一番大きくなっているものは、地上で1.5mくらいになっていますが、さて地上より大切なのが地下。

6月20日に、そのセスバニアについて書いておきましたが、地下では2mも根をおろすそうで、おろした根が腐れば締まって固くなった層を打ち抜き、降った雨が畑にたまらないで沈みやすくなるというもの。この植物はインターネットで百姓に関心のある人たちの集まっているサイト(詳しくはメーリング・リスト ML )で、ある人が教えてくれました。

いつまでも水があると困る作物があります。何にしても、いろいろな作物のためには、土を普通の状態にしておけば無難なはず。それで、冬の間に夏作であったところをサブソイラーという長い爪を持ったものをトラクターで引っ張り、深く耕してもらいました。

ところが冬作のところは作物がありましたので、このセスバニアをばらまいて育てているというものです。機械を使って深堀りをするのが剛法なら是は柔法というやりかたでしょう。

緑のうちに耕して土に混ぜてしまえば、それは緑の肥料つまり緑肥となるというので、良いことの多い作物ということでしょうか。デメリットはどんなことがあるのかは知りません。パーフェクトなものは無いでしょうから、何かはあると思いますが、それが分かるのはこれから。しかし、私はあまり気にもしていません。


R..L.Stevenson's 'Bed in Summer'

2005年08月19日 | Weblog

        Bed in Summer

     In winter I get up at night
     And dress by yellow candle-light.
     In summer quite the other way,
     I have to go to bed by day.

     I have to go to bed and see
     The birds still hopping on the tree,
     Or hear the grown-up people's feet
     Still going past me in the street.

     And does it not seem hard to you,
     When all the sky is clear and blue,
     And I should like so much to play,
     To have to go to bed by day?


         夏のおやすみは

      冬は暗いうちに起きて
      うすぐらい灯りのもとで服を着ます
      夏はそのはんたい
      まだ明るいのに寝なくちゃならない

      小鳥が木であそんでいるのを
      ベッドで見てたり
      大人の人が通る足音を
      ねて聞かなくちゃならないの

      つらいなー
      青空はまだ明るいし
      まだまだ遊んでいたいのに
      明るいうちに寝なくちゃなんないなんて

  
  スチーブンソンの子供の詩の一節です。ロンドンは緯度が高いので
  夏は日暮れが遅く、冬はその逆です。親のしつけで早寝早起き、特
  に明るいうちに寝なければならない子供の苦労をうたったものです。

画像参照 http://www.londontown.to/promenade/



ヘチマが出来てきました

2005年08月19日 | Weblog

西側の部屋に、日よけのつもりで植えたヘチマなんですが、葉の茂り具合がいまいちで、さっぱりその役目を果たしません。実もすくないのですが、なんとか大きくなったものもあります。肥料はやったのですが、なにせ庭なのでほとんど養分がないせいでしょうか。

私は庭には一切肥料をやらないことにしています。やると雑草はもとより、木が早く大きくなりますので、手入れがたいへんだからです。庭師ではないので、庭木の養分に関してはどのようにするのがよいかは分かりませんが。

ヘチマ棚は真竹をつかっています。竹は豊富ですし、気を付けないとどんどん彼らの生息地を広げていきますので、毎年秋から冬にかけてかなり伐採します。それをふんだんに使えます。豆の手。ちょっとした杭として。太いのは洗濯竿。目印。などなどいろいろと使えます。数年で使えなくなりますから、うまい具合に補充ができます。だめになってくれないと、あとからあとから伐採しますので、たまる一方になります。

ヘチマは特に何にしようという気持ちはないのですが、せいぜいたわしとして使うくらいです。


栗のみがおおきくなりつつ

2005年08月18日 | Weblog

栗を30年以上栽培しています。最初に植えた苗もまだ健在です。カミキリやクワガタにずいぶんやられて、世代交代もありました。彼らは木に卵を産み付け、幼虫は木を食い破り幹や枝を中から食べます。細かいつぶつぶの食べかすが出るのがカミキリで、5mmくらいの細い筋状のものを出すのがクワガタです。

クワガタは子供に人気があるので、ずいぶん取っては同僚の子供たちにやりました。また近所の子供もとりにきます。取るだけでは限度があるので、暗くなってから懐中電灯を片手に取りに行きます。かれらは宵の口に外に出てきます。また、穴には釘などで入り口をきれいにしてから、ノズルを付けた殺虫剤を注入します。

カミキリはさっぱり人気がないので、見つけ次第駆除です。動きがはやいので、タイミングよく捕まえます。

両親が百姓をやりきれずに、畑の一部を栗畑にしたものです。当時は一粒いくらというくらいだったのが、今は労力をかけた分だけ損という感じです。しかし木を伐採しても、そのあとその土地を何にするか決め手がないので、切るわけにもいかないのでそのまま続けています。

お客さんは「いーねー。」と言いますが、管理する者にとってはとてもたいへんです。自分のことだからしかたないですね。きちんと実を付けてくれるのが救いですね。


ミニトマト

2005年08月17日 | Weblog
ずいぶん前のことになりますが、子供がカブ・スカウト(ボーイ・スカウトより年少の組)に入っている頃もらってきたミニトマトが、毎年あちこちと場所を変えて、特に植えたり種を蒔いたりしないのに、ひとりで出てくるのですが、今年もいつものようにあちこちに出ています。

同じようなのに赤しそや青しそがあります。こういうものは、ごく小さな時にダメにしてしまわないようにちょっと気をつけてやれば健気に育ってくれます。花では三色スミレや、そのスミレのより原種に近いものなどとか、オダマキソウなどいろいろとあります。

「おや、今年はここに出たのかい」なんて声をかけてやりたくなる時があります。もうずいぶん長い友達のような感じがしますから楽しいです。

あちこちに出たミニトマトのうち、こんな所に出たのもあります。焚き火をするすぐ脇のところです。近くに鶏小屋がありますから、養分はかなりあるかなと思います。まだ実をつけていません。ちょっと遅いかなとも思いますが、まあ大丈夫でしょう。他の所にあるのは、しっかり実をつけていますので、子孫は残せます。


 カブ cub (「英辞郎」参照)
  【名】 肉食哺乳動物{にくしょく ほにゅう どうぶつ}の子、
      青二才{あおにさい}、幼い子ども、新米{しんまい}、
      未熟{みじゅく}な若者{わかもの}、幼獣{ようじゅう}、
      小熊{こぐま}

 
   ボーイスカウトの言葉の意味に関しては説明に多くのスペースが必要なので
      http://www.scout.or.jp/  を参照してください。
      そのサイトのサイトマップの中に「スカウト用語集」
      というのが参考になります。


   

お盆休み

2005年08月16日 | Weblog

正月やお盆の時は仕事は休みになります。このごろは、そうも言っていられない人が多いと思うが、基本的には日程を都合して休むことになります。私もその例にならって野良仕事は休んでいます。もっとも私の場合には「仕事」とは言えず雑用ですが。

それで、雑用でなくて雑草の伸びるのを恨めしげに見ながら、観察も兼ねて写真など撮っています。作物もこれくらいしぶとく成長してくれればよいのにと誰でも思うでしょうね。しかし、そうは思っても現実は違うのがいかにも残念。歴史に if は無いよと言いますが、雑草にも無いですね。(あると良いのになーーー。ダメ、ありゃしない。)まあ、雑草などはとれるだけは取って、あとはしかたないですね。作物に強い影響を与えるところは取らないと、何のために作物つくりをやっているのか分からなくなります。

問題は他人(ひと)の目です。畑に雑草が多いと、その畑の持ち主は怠け者だという烙印を押して評価を下げる傾向があります。人格の評価と紙一重の違いしかありません。あるいは全く同じなこともある。草の量で人格が決まってしまうのですから人の世の中もおかしなところがありますね。お金をたくさん持っているかどうかでも評価が違ってきますが。いろいろな評価の基準というものがあるものです。

最近、自然農法と言いまして、雑草とは戦わずにつき合いながらやっていくという考えの人と百姓が集まっているメーリング・リストでディスカッションをしました。だんだん、彼の考えが分かってきました。できるならそうしたいですが、さて自分の畑を見るとぜんぶ他人(ひと)から見られる所だし、悟りの境地に至るには時間がかかりそうです。至らないかも知れないし、、、。

とにかく、今日まではゆっくりすることと家内が出勤するときに、念を押されました。それで、はやる気持ちをおさえながら、ボクちゃんはその言いつけをしっかり守って、のらりくらりと過ごしています。




スベリヒユ

2005年08月16日 | Weblog
畑や庭や通路などによく出る雑草です。茎も葉も観葉植物のように厚めで、水分をいかにも多く含んでいる感じです。抜いておいても、なかなか枯れません。体内の水分で生きていると思われます。砂漠のラクダみたいだなといつも思います。スベリヒユ科スベリヒユ属。

ゆでて、おひたしにして食べられるという話ですが、食べたことはありません。食べようとも思いません。気が向いたらチャレンジしてみようと思います。

これをやっつけるには、取ったものを穴に埋めてしまうのが一番簡単な気がします。腐りやすい植物です。乾燥に強いだけに、水の多いところには弱いようです。弱いと言っても雑草なので、それなりに強さはあります。

写真は、いちど抜いたものですが、枯れませんでした。根が土に付いていますので、100%再生しています。


コニシキソウ

2005年08月15日 | Weblog
小錦草とも書きます。相撲取りのような名前。ニシキソウと似ています。畑などでよく見かける雑草です。オオニシキソウというのもあるとか。私にはどれがどれだか区別ができません。地面に平らに広がって行き、スベリヒユの子分のような感じがします。スベリヒユほど、つやが無く茎も細いです。


キビに実が付く

2005年08月14日 | Weblog

キビに実がついて頭がたれてきました。まだ青いですが、ザラリと垂れた様子を見ると中身は確かに入っているようです。

このキビというものはだいぶスズメを呼ぶらしいのです。たぶんおいしいのでしょう。私の知ってる方は、あまりにも被害が大きく収穫量が少ないので、とうとう作るのをやめてしまったということです。ネットでカバーをしても隙間から入り込むということでした。

春には小麦をさんざん食べられてしまって悔しい思いをしたので、何とかならないか考えました。いろいろな人に聞いてみましたが、彼らを寄せ付けないという方法はまだ見つかっていません。

稲も穂がでてきて、田には糸が張られて、ヒラヒラとテープなどが付けられていますが、あんなものでスズメをよけることなどはとうてい出来っこなく、単なる気休めにすぎないように思われます。田の場合はたいていは面積があるので、被害の程度は分からないくらいでしょうが、狭い畑に実ったものを食べられれば、その被害の程は目立ちます。

それで、効果があるかどうか疑問ですが、考えた末にネットを買ってきて付けることにしました。いろいろとホームセンターで見ましたが、コストとの関連からいちばん値段が安く目が4.5cmという使い捨ての防鳥をネットを買ってきました。

それでキビの一部を覆ってみました。まだ全部は覆い終わってはいません。お盆になってしまいましたので、いちじ休みです。4.5cmの穴のネットではスズメが通り抜けてしまうかも知れませんが、今回は試験と思ってやってみることにしました。色はオレンジですが、これはあまり効果は望めない気がします。それに、彼らはネットに乗って食べるのではないかと心配です。実がネットにさわっていますから。ただ、ネットの糸が細いので、カスミ網のような効果があればと期待はしています。効果はないかも知れませんが、、、。←どうも気弱な感じがしますね。

ブルーベリー園のように、ネットで四角なハウスのように囲ってしまえば良いのでしょうが、中途半端にしかできないのはコストがかかりすぎるし、私にとっては多額の費用をかけて作る甲斐のある作物ではないからということです。いずれにせよ、実ってからが勝負です。