音楽は良いなぁ

2006年12月01日 | Weblog

子供の頃、と言っても高校生の頃ですが、LPが一枚2,000円もしました。とても買えませんから友達に借りて聞きました。

今はCDの時代になって、針で音盤をこすり削らないので、何度聞いても音の劣化がありません。それに、技術の発達により、ものすごく繊細な音まで録音してしまいますから、音が良いのなんのって、、。デジタルで録音する上に、マイクの感度が良すぎるので、録音会場の外の音まで拾ってしまうそうです。

でも、良すぎる音も何か変です。私の時代は真空管ラジオで音楽を聞いたのが主ですから、雑音の中の音楽です。それがゼロになると何かおかしい。でも、まわりに雑音があるので、まあいいか、ということになります。

昔は年に一枚、あるいは数枚しかレコードを買えませんでした。今は違います。まず、中古販売店がありますから、そこに行って、あまりガツンガツン人気のあるものでないものを選べば格安で手に入ります。ですので、一度に数枚買ってしまうこともあります。

            

新品だって安い物があります。特に輸入盤。 どうして国内盤てのはいつも値段がたかいのでしょうか。誰かがガンとして突っ張っているからでしょうね。誰だろう。古い物はどんどん安くして売ればいいのに。

上の写真はモーツアルト交響曲全集なんですが、10枚組です。第1番から第41番まで入っています。間が抜けている番号のもありますが、41番以降の番号のもあります。抜けている番号が、何らかの理由で高い数字の番号で入れられているのかも知れません。全部で46曲納められています。1,416円で手に入れました。これは新品です。

演奏の善し悪しは私には分かりません。どんな曲を書いたのか全体像が知りたくて買ったんですが、気に入って聞いています。一度に聞くと雑な聴き方になってしまうので、少しずつ聞いています。半分ほどまで行きました。

                     

音楽はいいですね。聞き方いろいろです。コーヒーを飲みながら、作業をしながら、スピーカーをにらめながら、運転をしながら、草むしりをしながら、、、、。いろいろなことをしながら聞けます。気持をゆったりさせてくれたり、力をわかせてくれたり、しんみりさせてくれたり、いろいろな思い出をおこさせてくれたりと、いろいろな働きをしてくれます。音楽が好きなのは大きな幸せです。