昨日の続きです。
弘経寺を後に、水戸街道を越え、常磐線を越え、「取手宿本陣」を目指しました。
取手駅の近くに「旧本陣」の建物が残っていると、「それとなく」聞いていたのです。場所も「それとなく」でした。
取手駅の周辺は、車では何度も通り過ぎた事があります。一度だけ、自転車で走った事もあり、その時「何となく」本陣を探した覚えがあります。
今回も、それらしき、ありそうな場所を目指しました。「本陣」なんですから、当然、街道に面している筈です。
駅を過ぎ、暫く走ると「それらしき門」があり、「公開中」の・・・何て云うのでしたっけ? この「折りたたみ式立て看板」の名称?
兎に角、これは「間違いない」と思い門を潜りました。
入って直ぐのところに「案内板」がありました。間違いなく「旧取手宿本陣」です。
この手の案内板は、外を通る人の眼に付き易い場所を選んで立てるのが「普通」です。
取手市教育委員会は、分けの判らない輩に入られるのを嫌っているようです。そっと静かにしておきたいのでしょう。
興味のある人達だけが、静かに訪れる事を望んでいるのでしょう。中に入って判ったのですが、公開は、金曜日、土曜日、日曜日の週3回なのです。
以前、それとなく本陣を探した時、この前を通り過ぎています。その時に気が付かなかったのは、閉館日で門を閉ざしていたからでしょう。
「興味のある人達だけに、ひっそり、静かに見て貰う」。この姿勢、それは、それでOKだと思います。
それで、入って最初に眼を引くのは「大きな茅葺き屋根」の重量感です。
「大きな屋根」は「公(おおやけ)」の語源だった様な・・・・・・そんな思いが頭を過ぎりました。何と云っても「権力者の宿」ですからね。
時代劇に出てくる様なと云うか、正しくこちらは本物です。ここから「殿様」が入って行ったのです。
殿様ではない私は「脇の勝手口?」の土間のある「入り口」から入らせて頂きます。ここが「正式」の見学者入り口になっています。
二人の中年女性係員がいる受付で入館手続きです。住所と、名前と、利用交通手段に丸を付けます。
自転車は交通手段に無く「その他」の所に丸を付けるように指示されました。自転車はその他なのです。
私が首からカメラをぶら下げ、目つき、人相が悪かったせいなのか、「営利目的の撮影は禁止されています」と云い、傍らの同僚に「そうよねぇ」と同意を求めていました。
営利を目的に撮影に来る者が自転車に乗っては来ないでしょ? まして、安物のコンパクトカメラでは撮影しないでしょ? と思いつつ、何となく軽く頷くのでした。
受付を済ませ、先ずは外側から攻めようと、土間の奥にある出入り口から外に出ました。
外に出ると、「土蔵風」の立派な「トイレ」と云うよりも、ここは「厠(かわや)」と呼に相応しい便所を発見。
見ると条件反射的に「もよおして」来たのです。
新しいようで、管理も行き届いています。色使いもイイです。
サッパリ、スッキリしたところで、本陣の見学を開始します。
厠を出て正面に見えたのは「裏庭」です。なかなかです、茅葺き屋根に調和した、田舎風の「寂び」のある庭です。
高床、踏み石、縁側、真っ白い障子。 イイです!落ち着きます。
これから、内部の見学、なかなか面白そうです。
この続きは次回とします。
それでは、また明日。
弘経寺を後に、水戸街道を越え、常磐線を越え、「取手宿本陣」を目指しました。
取手駅の近くに「旧本陣」の建物が残っていると、「それとなく」聞いていたのです。場所も「それとなく」でした。
取手駅の周辺は、車では何度も通り過ぎた事があります。一度だけ、自転車で走った事もあり、その時「何となく」本陣を探した覚えがあります。
今回も、それらしき、ありそうな場所を目指しました。「本陣」なんですから、当然、街道に面している筈です。
駅を過ぎ、暫く走ると「それらしき門」があり、「公開中」の・・・何て云うのでしたっけ? この「折りたたみ式立て看板」の名称?
兎に角、これは「間違いない」と思い門を潜りました。
入って直ぐのところに「案内板」がありました。間違いなく「旧取手宿本陣」です。
この手の案内板は、外を通る人の眼に付き易い場所を選んで立てるのが「普通」です。
取手市教育委員会は、分けの判らない輩に入られるのを嫌っているようです。そっと静かにしておきたいのでしょう。
興味のある人達だけが、静かに訪れる事を望んでいるのでしょう。中に入って判ったのですが、公開は、金曜日、土曜日、日曜日の週3回なのです。
以前、それとなく本陣を探した時、この前を通り過ぎています。その時に気が付かなかったのは、閉館日で門を閉ざしていたからでしょう。
「興味のある人達だけに、ひっそり、静かに見て貰う」。この姿勢、それは、それでOKだと思います。
それで、入って最初に眼を引くのは「大きな茅葺き屋根」の重量感です。
「大きな屋根」は「公(おおやけ)」の語源だった様な・・・・・・そんな思いが頭を過ぎりました。何と云っても「権力者の宿」ですからね。
時代劇に出てくる様なと云うか、正しくこちらは本物です。ここから「殿様」が入って行ったのです。
殿様ではない私は「脇の勝手口?」の土間のある「入り口」から入らせて頂きます。ここが「正式」の見学者入り口になっています。
二人の中年女性係員がいる受付で入館手続きです。住所と、名前と、利用交通手段に丸を付けます。
自転車は交通手段に無く「その他」の所に丸を付けるように指示されました。自転車はその他なのです。
私が首からカメラをぶら下げ、目つき、人相が悪かったせいなのか、「営利目的の撮影は禁止されています」と云い、傍らの同僚に「そうよねぇ」と同意を求めていました。
営利を目的に撮影に来る者が自転車に乗っては来ないでしょ? まして、安物のコンパクトカメラでは撮影しないでしょ? と思いつつ、何となく軽く頷くのでした。
受付を済ませ、先ずは外側から攻めようと、土間の奥にある出入り口から外に出ました。
外に出ると、「土蔵風」の立派な「トイレ」と云うよりも、ここは「厠(かわや)」と呼に相応しい便所を発見。
見ると条件反射的に「もよおして」来たのです。
新しいようで、管理も行き届いています。色使いもイイです。
サッパリ、スッキリしたところで、本陣の見学を開始します。
厠を出て正面に見えたのは「裏庭」です。なかなかです、茅葺き屋根に調和した、田舎風の「寂び」のある庭です。
高床、踏み石、縁側、真っ白い障子。 イイです!落ち着きます。
これから、内部の見学、なかなか面白そうです。
この続きは次回とします。
それでは、また明日。