え~と、3日前の続きになります。そうです!「西武線シリーズ」の最終回です。
常盤台の「高級住宅地」の探訪です。以前に車で通り過ぎチラットと垣間見た「場違い」な風景を、じっくり、ゆっくり、歩いて見ようと云う事です。
「垣間見て」から、早数十年の歳月が流れ、時折眼にする、耳にする「常盤台高級住宅地」の情報。私の中で「イメージ」だけが増幅されていったのです。
「大衆的、庶民的、下町的」な東武東上線の沿線イメージと、高級住宅地のイメージの間を埋める時が、ついにやってきたのです。
住宅街の入り口で、先ず「ビックリ」です。
お屋敷です! 大邸宅です! このまま「高級料亭」として営業できそうです。きっと「名のあるお方」のお住いなのでしょう。
昭和10年代に東武鉄道が開発した当初から、ここにお住いになられているのでしょう。戦前を舞台にした、映画や、テレビドラマにピッタリのロケーションです。
もしかして、何度か映画やテレビに登場しているのかも知れません。軍服を着た高級将校が門の扉を開け現れる・・・・・・、そんな気がしてきます。
やっぱり! 思っていた以上に、この辺りは「凄そう」です。「田園調布」も端っこを通り過ぎただけですが、ここならば「勝負」できそうです。
真ん中には樹が植えられ、両側には高そうなお屋敷が並んでいます。
こんなところが、東武東上線にあるのです。東京と上州を結ぶ予定であった「東上線」の、中板橋駅と上板橋駅の間に挟まれた、「ときわ台駅」の近くに「高級住宅地」があるのです。
住宅街の外縁部近くに、円弧を描く通りがあります。
静かです。人通りがありません。カメラをぶら下げウロキョロしていると、警察に通報されそうです。
住宅がで事件が起きた時に、現場からの中継で“閑静”な住宅街と表現する事があります。
が、しかし、「画面」を見ると「何処が?閑静だ!」と、突っ込みを入れたくなるのですが、ここならば「閑静な」と云う枕詞がしっくりとします。
最近建てられた「面白くない家」もチラホラと見かけますが、やっぱり「見物人」としては、時代を経過し“物語”が、想像?、妄想?できる、「面白そうな家」がいいです。
住んでいる人は、高級住宅地に住むだけで満足して下さい。住めない人は眺めるだけなのですから、見物人を楽しませるように、せめて外観だけでも「古い景観」を再現する、それなりの家を建て下さい。
住宅街を入って直ぐに「クルドサック・・・仏蘭西語で“行き止まり”」を見かけたのですが、横目でチラット覗き、全体を見て回った後で、ゆっくり観察と思っていたのです。
ところがしかし、歩き疲れた終着点、好奇心も薄れ、そのまま駅に向かい帰路に着きました。
ゆっくりとカーブしたホームの先に見えるのが、「あの踏切」です。
ときわ台から電車に乗り、池袋で山手線に乗り換えです。西武線シリーズはこれでお終いです。
最後は、この「お父さん」の“哀愁”溢れる後ろ姿で終わります。
それでは、また次回も宜しく。
常盤台の「高級住宅地」の探訪です。以前に車で通り過ぎチラットと垣間見た「場違い」な風景を、じっくり、ゆっくり、歩いて見ようと云う事です。
「垣間見て」から、早数十年の歳月が流れ、時折眼にする、耳にする「常盤台高級住宅地」の情報。私の中で「イメージ」だけが増幅されていったのです。
「大衆的、庶民的、下町的」な東武東上線の沿線イメージと、高級住宅地のイメージの間を埋める時が、ついにやってきたのです。
住宅街の入り口で、先ず「ビックリ」です。
お屋敷です! 大邸宅です! このまま「高級料亭」として営業できそうです。きっと「名のあるお方」のお住いなのでしょう。
昭和10年代に東武鉄道が開発した当初から、ここにお住いになられているのでしょう。戦前を舞台にした、映画や、テレビドラマにピッタリのロケーションです。
もしかして、何度か映画やテレビに登場しているのかも知れません。軍服を着た高級将校が門の扉を開け現れる・・・・・・、そんな気がしてきます。
やっぱり! 思っていた以上に、この辺りは「凄そう」です。「田園調布」も端っこを通り過ぎただけですが、ここならば「勝負」できそうです。
真ん中には樹が植えられ、両側には高そうなお屋敷が並んでいます。
こんなところが、東武東上線にあるのです。東京と上州を結ぶ予定であった「東上線」の、中板橋駅と上板橋駅の間に挟まれた、「ときわ台駅」の近くに「高級住宅地」があるのです。
住宅街の外縁部近くに、円弧を描く通りがあります。
静かです。人通りがありません。カメラをぶら下げウロキョロしていると、警察に通報されそうです。
住宅がで事件が起きた時に、現場からの中継で“閑静”な住宅街と表現する事があります。
が、しかし、「画面」を見ると「何処が?閑静だ!」と、突っ込みを入れたくなるのですが、ここならば「閑静な」と云う枕詞がしっくりとします。
最近建てられた「面白くない家」もチラホラと見かけますが、やっぱり「見物人」としては、時代を経過し“物語”が、想像?、妄想?できる、「面白そうな家」がいいです。
住んでいる人は、高級住宅地に住むだけで満足して下さい。住めない人は眺めるだけなのですから、見物人を楽しませるように、せめて外観だけでも「古い景観」を再現する、それなりの家を建て下さい。
住宅街を入って直ぐに「クルドサック・・・仏蘭西語で“行き止まり”」を見かけたのですが、横目でチラット覗き、全体を見て回った後で、ゆっくり観察と思っていたのです。
ところがしかし、歩き疲れた終着点、好奇心も薄れ、そのまま駅に向かい帰路に着きました。
ゆっくりとカーブしたホームの先に見えるのが、「あの踏切」です。
ときわ台から電車に乗り、池袋で山手線に乗り換えです。西武線シリーズはこれでお終いです。
最後は、この「お父さん」の“哀愁”溢れる後ろ姿で終わります。
それでは、また次回も宜しく。