え~と、世間では道路特定財源でかなり揉めているようです。
昨日の夕方、近所のガソリンスタンドの前を、買い物帰り“自転車”で通り過ぎたのですが、レギュラーは“1リッター122円”に下がっていました。
以前は142円でしたから、予想した通り“暫定税率分”の値下げです。スタンドの様子は、これまでとまったく変わりなく、混乱などしていませんでした。
テレビ報道は、密かに混乱を期待していたのでしょうが、“テレビ映像向き”の混乱は、全国的に起きなかったようです。
私はこのスタンドの会員になっていますので、120円で入れる事になります。全国平均よりかなり安いのです。近いうち私も給油する予定です。
それで、道路の話ですが、“必要な道路”は造り、“必要でない”道路は造らない。これが当たり前の話で、スッキリとしている分けです。
ところが、現実はスッキリしていないのです。
ここで問題は、高速道路か、一般道か、どんな道路が? いつまでに? 何処に?必要か?、必要でないか?
その判断が、いつ?、何処で?、誰が?、どの様な?データを元に判断しているのか?
そして、この判断システムにこれまで問題はなかったのか? このままで、これからも良いのか?、悪いのか?、その点をハッキリすれば、スッキリするのです。
ところが、その議論に入る前に、財源で揉めている分けです。
兎に角、車を買った時の税金、道路を通行する為の税金、車を走らせる燃料の税金、その税収が、すべて“道路関連”に使い道が“限定”されていることの問題です。
その税金が年間“約6兆弱”も入ってくるのです。必要とか必要でないとかの判断の前に、目の前に“ごっそり・たっぷり”資金があるのです。
この財源のあり方が使い方に影響し、国土交通省の役人が、娯楽遊興費にまで使ってしまう、“オマケ話”まで出てきました。
兎に角、目の前に金が積まれているので、金に合わせて計画が組まれているのように思えるのです。
この点から、特定財源を一般財源化することで、使われ方を制御する案が出てくるのでしょう。
これに対しては、受益者負担の原則から反対意見がありますが、これは、かなり苦しい言い訳に聞こえます。
また、これまで、この金にぶら下がって生活している人達がいるのです。この人達は“道路を造ること”で暮らしているのです。
道路の必要性は、道路を“造る必要性”の側面が大きくなっているようなのです。結果として、造った後は車はほとんど走っていない、そんな道路も現れて来るのです。
道路建設が、社会基盤としての必要性からではなく、都市から地方への所得の再分配としての機能、景気対策としての機能へと変化しているのです。
所得の再分配も、景気対策も必要なのですが、その手段として道路建設が適切であるのか、それが問題なのです。
兎に角、道路は必要だと“そのまんま知事”も云ってますが、必要なのは“道路だけ”ではありません。
それとですが、「道路は必要だぁ」と叫んでいる人達は、ホンネは「必要」ではなく、隣町にあるのに、俺の町には無い、だから俺の町にも「欲しいなぁ」・・・・・・と、思っているのです。
「道路“は”必要」ではなく、「道路“も”必要」なのであり、税金の使い道、優先順位を決める事は、政治の重大な仕事だと思います。
年間約6兆円の税収を「道路“は”必要」として、何の議論も無く、集め続け、使い続けるのは、もう終わりにして貰いたいと思うのです。
それで、わたしとしては、“福田さん”に云いたい!
一般財源化とか、特定財源化とか、の使い方の話だけでは無く、集め方からやり直すべきです。
先ず、車関連の税金は暫定税率の廃止なんて、ケチなことは云いません。本税も含めて、揮発油税も廃止! 取得税も廃止! 重量税も廃止! 兎に角、車関係は全部廃止。
但し、全部廃止すると半値近くなり、無駄に走り回る輩が現れる可能性が高いので、“環境税”として従来の半分程度を徴収する必要があると思います。
税金の減収分は消費税をアップする事で補う。但し、食料品等の生活物資に対しての税率は現状維持とする。
税金の取り方を変えることは、大きな議論となります。結構な事です。集め方、使い方を徹底的に議論すべき“時”なのです。
本日は、かなり、真面目に語ってしまいました。
昨日の夕方、近所のガソリンスタンドの前を、買い物帰り“自転車”で通り過ぎたのですが、レギュラーは“1リッター122円”に下がっていました。
以前は142円でしたから、予想した通り“暫定税率分”の値下げです。スタンドの様子は、これまでとまったく変わりなく、混乱などしていませんでした。
テレビ報道は、密かに混乱を期待していたのでしょうが、“テレビ映像向き”の混乱は、全国的に起きなかったようです。
私はこのスタンドの会員になっていますので、120円で入れる事になります。全国平均よりかなり安いのです。近いうち私も給油する予定です。
それで、道路の話ですが、“必要な道路”は造り、“必要でない”道路は造らない。これが当たり前の話で、スッキリとしている分けです。
ところが、現実はスッキリしていないのです。
ここで問題は、高速道路か、一般道か、どんな道路が? いつまでに? 何処に?必要か?、必要でないか?
その判断が、いつ?、何処で?、誰が?、どの様な?データを元に判断しているのか?
そして、この判断システムにこれまで問題はなかったのか? このままで、これからも良いのか?、悪いのか?、その点をハッキリすれば、スッキリするのです。
ところが、その議論に入る前に、財源で揉めている分けです。
兎に角、車を買った時の税金、道路を通行する為の税金、車を走らせる燃料の税金、その税収が、すべて“道路関連”に使い道が“限定”されていることの問題です。
その税金が年間“約6兆弱”も入ってくるのです。必要とか必要でないとかの判断の前に、目の前に“ごっそり・たっぷり”資金があるのです。
この財源のあり方が使い方に影響し、国土交通省の役人が、娯楽遊興費にまで使ってしまう、“オマケ話”まで出てきました。
兎に角、目の前に金が積まれているので、金に合わせて計画が組まれているのように思えるのです。
この点から、特定財源を一般財源化することで、使われ方を制御する案が出てくるのでしょう。
これに対しては、受益者負担の原則から反対意見がありますが、これは、かなり苦しい言い訳に聞こえます。
また、これまで、この金にぶら下がって生活している人達がいるのです。この人達は“道路を造ること”で暮らしているのです。
道路の必要性は、道路を“造る必要性”の側面が大きくなっているようなのです。結果として、造った後は車はほとんど走っていない、そんな道路も現れて来るのです。
道路建設が、社会基盤としての必要性からではなく、都市から地方への所得の再分配としての機能、景気対策としての機能へと変化しているのです。
所得の再分配も、景気対策も必要なのですが、その手段として道路建設が適切であるのか、それが問題なのです。
兎に角、道路は必要だと“そのまんま知事”も云ってますが、必要なのは“道路だけ”ではありません。
それとですが、「道路は必要だぁ」と叫んでいる人達は、ホンネは「必要」ではなく、隣町にあるのに、俺の町には無い、だから俺の町にも「欲しいなぁ」・・・・・・と、思っているのです。
「道路“は”必要」ではなく、「道路“も”必要」なのであり、税金の使い道、優先順位を決める事は、政治の重大な仕事だと思います。
年間約6兆円の税収を「道路“は”必要」として、何の議論も無く、集め続け、使い続けるのは、もう終わりにして貰いたいと思うのです。
それで、わたしとしては、“福田さん”に云いたい!
一般財源化とか、特定財源化とか、の使い方の話だけでは無く、集め方からやり直すべきです。
先ず、車関連の税金は暫定税率の廃止なんて、ケチなことは云いません。本税も含めて、揮発油税も廃止! 取得税も廃止! 重量税も廃止! 兎に角、車関係は全部廃止。
但し、全部廃止すると半値近くなり、無駄に走り回る輩が現れる可能性が高いので、“環境税”として従来の半分程度を徴収する必要があると思います。
税金の減収分は消費税をアップする事で補う。但し、食料品等の生活物資に対しての税率は現状維持とする。
税金の取り方を変えることは、大きな議論となります。結構な事です。集め方、使い方を徹底的に議論すべき“時”なのです。
本日は、かなり、真面目に語ってしまいました。