歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

たまには“デカイことも” 「チベット」考えよう!

2008年04月04日 | 世間話し
兎にも角にも、チベット何ですが、中国の国営放送が撮影した映像が日本のテレビに流れています。

僧侶の混じる「暴徒の集団」が町中の商店、車を破壊しているシーンが映し出されています。取り締まる側の映像は出てきません。

チベット人への「同情」を、中国への「反感」を、抑える為の情報操作なのでしょう。

暴れ方を見ていると、チベット民族が抱く、漢民族への「憎悪」、「敵意」、「恨み」、「反感」、「怒り」等々の対立の深さが、並大抵ではないと感じてしまいます。

どうしてなのでしょうか、どうして他民族を支配したり、周りの国に自分の主張を呑ませたり、従わせたり、デカイ顔をしたり、どうして、そんな事をするのでしょう。

威張りたい人がいるように、威張りたい国家があるのでしょうか?


それで、チベット問題ですが、日本としては「人権」と云う立場で、中国に対して「双方で話あって仲良く解決しましょう的」な発言を福田さんがしていました。

そんな事で済む筈の無い事は、重々判っている訳けですが、中国政府を怒らすと、「いろいろとマズイ」し、対外的に、何も発言しなと、これも「いろいろとマズイ」し、それなりの、当たり障りの無い「懸念の表明」となったのでしょう。

この「お茶を濁す的」な曖昧さは、日本の文化的な成熟を現している様にも、見えなくも無いのですが、異なる文化圏の人達にはさっぱり判らない事でしょう。

物事をストレートに表現したり、自分の利益だけを強く主張したり、武力を背後でちらつかせたり、そんなやり方は“野蛮”です。

ですが、世界は“野蛮がスタンダード”のようです。

中国もかなり“野蛮”に見えてきました。このまま、経済力、政治力、軍事力が大きくなると、隣の日本としても、枕を高くして寝られなくなります。

この際です。表面的には、チベット側に“少しだけ”重心を移し、裏側では“かなり重心”を移したら良いと思うのです。

対アメリカについても、経済力、政治力、軍事力に陰りが見えてきたので、この流れを加速させる動きを「密かに」行うと良いと思います。

経済的には、外貨準備のドル比率を、段階的に減少する事を、それとなく匂わし、裏では、それなりに減らして行く。

最終的には、アジア共通通貨を創設し、ドルを基準通貨から引き下ろす。

軍事的には、野党特に、共産党の議会勢力を増やす為に、衆議院の選挙制度を中選挙区制に戻し、反米の声を大きくする。

大きくなった反米の声を利用して、国内の米軍基地を縮小しなれれば、親米勢力は政権を維持できないと迫り、最終的には国内から米軍を完全撤退させる。

米軍の後に、中国が入り込まないように、中国の民族対立をそれなりに支援し、漢民族、モンゴル民族、チベット民族、イスラム民族、その他少数民族の独立、そして台湾の独立を支援し、国力の低下を図る。

今回の北京オリンピックでは、開会式を“密かに”そして、組織的に、且つ部分的に、ボイコットする。

中国から日本政府に対する抗議には、これは一部の選手の「自主的判断」だとして、“民主国家の常識”として、政府が選手個人の「思想や行動」には、介入できないとして、惚けるれば良いのです。

開会式を各国の選手のかなりの部分が、“自主的”にボイコットすれば、現在の政権の面目は丸潰れとなり、権力基盤が弱くなり、内部対立が生じます。

え~と、次に、「ロシア」に対しては、え~と・・・・・・・。

何か、段々と、大きな話になってきました。

普段は端っこで「ちっちゃな事」でハラハラ、ドキドキしているのですが、偶にはこんな事を考える事もあるのです。

でも、こんな事を毎日、毎日考えている人達もいる訳ですから、普通の人も、偶には“デカイ事”を考えて見ないと、訳が判らなくなると思うのです。

年金、医療、格差、貧困、も考えなくてはイケナイし、外交も、経済も、軍事も、憲法も、ホントはみんなが考えないとイケナイのだと思います。

兎に角、楽しく、のんびり、生きていくには、いろんなことを考えなくては、イケナイのです。

デカイ話はここいらでお終いにします。


本日は、かなり更新時間が遅れてしまいました。実は、隣の県の「我孫子」を、昨日、自転車で走り廻り、心地よい「筋肉痛」と「疲労感」を感じながら、ぼんやり過ごしていたのです。

来週からは、いつもの様に“ちっちゃいこと”の話です。“我孫子シリーズ”がはじまりま~す。

それでは、また来週。




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