歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“小貝川・利根川土手シリーズ”最終回です。

2008年11月21日 | 龍ヶ崎の風景
今日で“小貝川・利根川土手シリーズ”が、間違いなく終わります。10月29日から、ずたずた、細切れの、11回のシリーズでした。

それで、土手を走っているのですが、何やら見知らぬ“観測装置”らしきモノを発見。アンテナを装着し、何やら観測データーを、密かに、何処かに、送っている気配。


近づいてみると、やっぱり!そうでした。“国土交通省中郷水位観測所”です。


“河口又は、合流点からの距離 5.0㎞ + 155m”の表示。合計の距離数を表示しないで、端数を“+155m”と表示するところが、何とも“それらしい?”のです。

“ゼロ点高Y.P.+3.694m”となると、かなり“それらしい”のです。東京湾の平均海水面をゼロ点にして、それよりもこの地点の高さが+3.694mなのでしょうか。何だかよく解りません。

川の方を見ると、“柱状目視水位計”の脇に白いパイプが見えます。途中から地中に潜り、密かに観測装置と繋がっている筈なのです。



こんな装置を使って、「国土交通省関東地方整備局利根川下流河川事務所」の職員の方々が、日夜、河川を監視しているのです。

世の中は知らないところで、知らない人達が、知らない方法で、知らない仕事をしているのです。世の中、人知れずいろいろな仕事があるようです。

こちらは、やけに目立つ色彩の橋。


水道管も橋を渡るのでした。“小貝川水管橋”と云う名前です。


水管橋から向こうの突き当たりの農道まで50メートルほどなのですが、


こんな看板が、


土手下の道と農道を繋ぐ、たった50㍍ほどの「水道用管理道路」。辺りには民家が数軒、車の姿も人の姿も見かけない、裏道の、そのまた裏道の、そのまた脇道と云ったような道です。

そんな処に、こんな看板をわざわざ立てなくても、と思うのですが、“茨城県企業局”しては、それなりの規則に基づいているのでしょう。

貴重な税金で造った道を、使用目的以外の車が通行し、路面が計画時の予測よりも早く傷むと、予定外の補修費用が発生し、結果として“納税者の負担が増える”そんな事なのでしょう。

私は、自転車を降り、静かに路面を傷めないよう、最深の注意を払い、遠慮しながら、通行させて頂きました。

農道に辿り着き、振り返り、水道管理用道路の路面に何も起こらなかった事を確認し、素早くその地点を離れました。

そんな、こんなで、土手を離れ住宅地を抜けます。そんな庭先の木の上に、


こんなのが登っています。生まれて初めて見ました“樹上の案山子”


自らの重さに堪えかねて、ダラリと下がった不思議な花。最近いろいろな処で見かけるようになりました。


見事です。一葉、一葉、微妙に異なる濃淡の、赤、紅、朱、黄、秋なのです。


最後は、踏切で終わります。


“竜ヶ崎街道”に哀愁が・・・・・・・。

小貝川、そして、利根川、いろいろと漂いました。


土手には、いろいろな風景があります。


秋は土手の季節かも、知れません。


それでは、これで、土手シリーズを終わります。


また、来週。



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