歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

国民文化祭inつくば その2

2008年11月27日 | つくば市の風景
昨日の続きです。

臨時駐車場に車を置き、会場に到着したのが1時20分頃でした。天気は良いし、暖かいし、風も無いし、野外コンサートには最高の条件です。

なだらかな丘の斜面には、観客が芝生に座って開演を待っています。


この灰色のスーツ姿の男性は“つくば市長”です。開会の挨拶は終わったようです。


50代、60代が中心です。20代や30代の姿は見あたりません。


我々は、中央の一番後ろに席を取りました。前の女性は、聴いているのか? 聴いてないのか? 最初から最後までこの姿勢でした。 


1時間ほどのコンサートでしたが、快晴の空の下、生で聴く音楽、最高でした。何たって“無料”ですからね。

やっぱり、この歌です。会場全員で大合唱。

翼をください'90s : TSU-BA-SA




コンサートが終わると、次は丘の上では日本舞踊が始まります。丘の中腹の仮設トイレで用を足して、落ち着いた気分で舞踊の鑑賞に向かいます。

観客が集まり始めています。高床式の古代の倉の前が舞台です。


この方が、「現代日本舞踊美作流」の家元?の方です。とても、おっとりと上品な立ち振る舞いと話し方で、踊りの説明をされておりました。


家元がお話をしている間、出番を柱の陰で、じっと待っている踊り子。柱にもたれて小首を傾げ、会場の様子を見ている仕草がとても愛らしかったです。



出番を待つ間の緊張、こちらにも伝わってきます。家元の話がかなり長いのです。緊張の糸が切れてしまわないか、余計な心配をしてしまいました。

やっと家元の話が終わり、音楽が流れ始まりました。


古代の倉は、最高の舞台装置です。


着物姿の少女。可愛いです! 上手に踊っています。男の子の衣装ですが、女の子のようにも見えます。


背景は遠くの山並み、舞台は芝生。


日が暮れ、篝火が焚かれ、炎に照らされ舞い踊る姿、想像してしまいました。きっと、間違いなく、万葉の時代にタイムスリップします。

この日、青空の下、歌を聴き、合唱し、可愛い踊りを鑑賞し、ひさしぶりに、とても健康的で、正しい休日を、楽しく過ごした気がします。


国民文化祭、なかなかケッコーでした。


それでは、また明日。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする