歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

黄山宏村の月塘で七色に輝く一条の帯を見た

2009年06月23日 | 世界の風景
昨日の続きです。

狭い路地、脇の水路では食器を洗っています。ちょっと見、流れる水は、あまり“清流”とは、表現し難い・・・・・・です。


流れの上手には、洗った後で乾かしている、と思われるモップが立て掛けてあり、ゴミ箱?と思われるモノが水面の上を被っています。


何とも、この流れは“清らか”とは・・・・・・。


こちらでは、洗濯棒で衣類を叩いています。この女性の話によると、10㎞先の川の源流から、水を引いてきているとの事。


女性は洗濯機では汚れが落ちないから、川で洗濯するのだと云っていました。洗濯機が買えないと思われと癪だから、そう答えたような? そんな気がしました。

大丈夫です、電気を使わず、洗剤を使わず、身体を使い、棒を使う、手洗いこそ、本来の、正しい、洗濯のあり方であると、堅く、深く、理解しております。

狭い路地をくねくねと歩き、


街の中心にある池に出ました。この池でも洗っています、半月形状の池は、“げっとう”と云うそうです。この池は観光スポットのようです。


美しい池、水面に映る白壁?の家。この辺が売り物のようです。が、女性の洗う中華鍋から油が流れ出て、水面には七色に輝く一条の帯が・・・・・・。


世界遺産に登録された街並みとしては、何とも、かなり・・・・・・です。ここいらが、大陸人の“おおらか”なところでしょうか?

我々、島国の人間は、細かな事にこだわり過ぎるのでしょう。同じ流れで、モップも、食器も、衣類も、みんな一緒で問題無いのです。水は流れているのです。

こちらでは、男性がしゃがんで何やら、


お茶屋さんのようです。茶葉のゴミを取り除いているのでしょうか?


それにしても、広い大陸で、土地は沢山あるのに、何で?狭い一画に密集して暮らしているのでしょうか?

広大な土地があっても、地形的、環境的に、家を建て街を造る場所は限られているのでしょうか?

【この写真“干渉縞”が出て見難いのです、標準の3倍で録画した為?それとも、角度とか、距離の影響?】

まぁ、それで、これが、宏村の地図です。山を背に、川の流れ利用して、堀割を三方に巡らし、敵の侵入を防ぐ構造に見えます。中央部の水色の半月が“げっとう”です。

広い土地に狭い市街は、敵との戦いを考えて造られたもの?その辺は、調べて見ないと判りませんが、そんな感じがしています。

黄山市の宏村は、あまり、日本では知られていませんよね? それとも、私だけが、知らなかった? その筋では有名な世界遺産なの?


“白壁と水の街”黄山市村、まだ、まだ、これからです。


それでは、また明日。


コメント
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