歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

中国の“黄山宏村”は千百円です。

2009年06月22日 | 世界の風景
“世界ふれあい街歩き”で、黄山の麓の街、宏村を歩きます。宏村の古い街並みは「世界遺産」になっているそうです。

抗州市の西方、約200㎞と云った辺りにあり、抗州市からは高速道路で黄山市まで行き、そこから一般道で北西方向に約50㎞に宏村があります。


中国の古い村のイメージに“ピッタリ”とはまりそうです。この池?と云い、この石の太鼓橋と云い、中国ポッイ!のです。 


天気が雲っているせいか、朝なのに“爽やか~”な感じはしません。ドンヨリです。


真ん中に見える、ポニーテールにジィーンズの女性、


この村で見た、唯一の欧米系と思われる白人女性です。この村は「古民家群」が世界遺産なのです。古民家群を観光資源としているのです。


村へ入るには、“入村料”が“80元”とられるようです。本日のレートですと、1元が14.04円ですから、1120円といったところです。

しかし、村に入るだけで、1120円の料金を徴収するとは・・・・・・。村の人口は判らないのですが、300世帯ほどが住んでいるそうです。

あるブログをみたら、国内の観光客で大変混雑していた書いてありました。村は池に三方を囲まれて、狭い土地、密集した民家、狭い路地ですから、一日の観光客は、数百人から、千人程度と想像します。

そんな条件で、少なく見積もっても、一日平均500人で、月平均1万5千人で、年間20万人弱と云ったところでしょうか?

かなり、大雑把で、いい加減な、推測ですが、でも、近からずとも、遠からず、だと、勝ってに思っています。

そうすると、年間20万人×千円として2億円です。一世帯あたりにすると、年間約67万になります。

中国の都市部で年収が「30万円弱」ですから、農村部では3分の1程度ですから「10万円弱」位、そうすると、観光収入の一世帯あたりの「67万円」は大変な金額です。

まぁ、それも、全額が住民に還元されての話ですが、それでも、これだけの収入があれば、村は相当豊かになる筈です。まぁ、それも、全額村の収入になればの話です。

村の住民にとって、入村料金の約1千円は大変な額です。年収10万円弱だと、月収にして8千円、1日約270円ですよ!

それが、それなのに、入村料金が一回で1千円ですよ! それでも、中国国内から観光客が大勢訪れるのです。

そうか!たぶん、80元は“外国人観光客料金”で、国内観光客は別途料金になっている可能性が高そうです。まぁ、8元程度が妥当な線でしょう。

そうすると、観光収入も、先ほどの計算より“かなり”減ります。

何か、最初から、下世話なお金の話になってしまいました。金勘定はおしまいにして、村の中を散策しましょう。

お父さんは、朝の“おかず”を採っているのでしょうか?


さぁ、狭い路地を通って村の中に入ります。


きょうは、ここまでとします。


それでは、また明日。


コメント
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