歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

高温情報に打ち勝ち走り周りカレーを食す

2011年08月10日 | その他
暑い!暑い!ホントら暑い!

高温情報?高温注意報?高温警報?

兎に角! 暑い! 

そんな今日、お墓参りして来たのだァ!

朝の5時半に家を出て、9時過ぎにお墓に着いたのだァ!

車から降りると、外は猛烈に暑い! 兎に角、花を買い、線香を買い、素早く、墓参りを済ませ、車に戻ったのだァ。

墓参りに来て、猛烈な暑さのため死ぬかと思ったのだァ!

10時半に墓地を出発、帰りは高速を使ったが、事故でも無いのに、数カ所で渋滞し、車の流れが止まったのだァ!

ラジオの交通情報では、この路線の渋滞情報はまったく採り上げられていないのだァ!

兎に角、それでも、何とか、高速料金を支払った分、文句を云うか、云うまいか迷う程度の、時間の短縮にはなったのだァ。

それにしても、暑い!

それで、昨日は、あの暑さのなか、体力の限界に挑戦しようと、朝の10時半から午後の2時半まで、近所を走り回ったのだァ!

強い陽ざし、吹き出す汗、もしかして、これは、ヤバイかも? 何て、走り出しはかなり弱気だったがァ、すこしずつ、それなりに身体が慣れてきたのだァ。

昼は、吉野家で、“旨からカレー?”だったか? “コク旨カレー”だったか? 兎に角、並330円を食したのだァ! 暑いときはカレーなのだァ!

330円カレーは、330円の味であった。お値段以上のモノでは無いのだァ。昔の吉野家は、間違いなく“お値段以上”の味とボリュームがあったのだァ。

あの頃の牛丼は、確かに、間違い無く、“どんぶり”に盛られていたのだァ。いまは、“飯茶碗”と云った、小ぶりの容器に盛られているのだぁ! 

最近の牛丼と云い、カレーと云い、並盛りが、並ではないと、絶対に思うのだァ。むかし、昔の牛丼並盛りは、それなりに満足感があり、重量感があり、お得感があったのだァ。

並とは何か?、これが並と云えるか? 大衆を相手にして、この程度を並としていいのか?この経営姿勢では、吉野家の将来は明るくないのでは、等々、考えつつ、カレーを見つめつつ、食しつつ、いろいろと思いを馳せてしまったのだァ。

悩みつつ、食しつつ、壁に貼られたサンプル写真を眺めつつ、牛丼とカレーが半々の、何と云うのか忘れたが、アレの大盛りを注文すべきであったと、深く反省しつつ食事を終えたのだァ。

兎に角、猛暑の昨日は、顔も、腕も、脚も、かなり日焼けしたのだァ。

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戦争を思い出す季節

2011年08月09日 | 世間話し
日本では、何と云っても、暑い8月は“戦争を思い出す季節”になっています。

アメリカでは、戦争は“公共事業”とも、云われています。

アフガン・イラク戦争から10年ほど経過しました。経済情勢と云い、そろそろ、かなり、危ないような・・・・・・。

アメリカは、国家財政の破綻、経済の停滞、不況突入が囁かれ、株価が暴落しました。

ヨーロッパでも、ギリシャに続いて、スペイン、イタリアの財政破綻から、ユーロ経済圏の崩壊が囁かれています。

日本の経済を、世界の経済を、それなりに支えてきた、あの発展する中国さえも、そろそろ頂点から下降局面に入り、問題点が、格差が、矛盾が、腐敗が、顕著に現れ始め、経済問題が政治問題へと、かなり深刻な情勢のようです。

そして、迎えた世界同時株安。投資家は世界の経済的が足並みそろえて停滞期に入り、経済の停滞が、政治の混乱を生み、政治の混乱がより経済を停滞させる。そんな負の連鎖に迷い込み、しばらく解決方法が見つからないのでは、と、判断したようです。

これまでは、社会主義経済圏と資本主義経済圏に分かれていたのですが、いまでは、世界が経済圏がひとつになり、経済的に運命共同体になっています。一蓮托生で、悪いときはより悪くなのです。

そして、何か、東西対立の冷戦時代よりも、戦争で矛盾を一挙に解決する選択に対して、ハードルが、かなり低くなったような、そんな“気がする”のです。

戦争は、一つの政治的な選択であり、一つの経済政策です。

正義と“もう一つの正義”の闘いではありません。

でも、しかし、末端の兵士は“憎しみ”が無いと、目の前の敵を殺す事はできません。

中国人は日本人を、日本人は中国人を、北朝鮮人は日本人を、日本人は北朝鮮人を、韓国人は日本人を、日本人は韓国人を、快く思わない風潮が、すこしずつ・・・・・・、そんな気が、するのです。

遠い国よりも、近くの国と、姿形が異なる国よりも、見た目が似ている国と、なかなか仲良くなれないのです。

近いと、いろいろ嫌なところも見えてしまうのです。顔かたちが似ていると、考え方も似ていると誤解し易いのです。

近くて似ているほど、いちど憎み合うと、なかなか仲良くなれないのです。仲良くするよりも、憎しみ合うことの方が、カンタンなので困ります。


特に、最近の中国は、国内の矛盾を海外に敵を作って、問題をすり替えると云う、かなり古典的手法が眼につくのです。旧ソ連のオンボロ空母に手を加え、近隣国に睨みを効かせようとしたりして困るのです。

中国が航空母艦を持つならば、北朝鮮が核爆弾を持つならば、当然、日本も、と云う声が、いまでは、フツウに、違和感なく、チラホラと出始めています。

何か、戦争への、条件がいろいろとそろい始め、きな臭い季節に入ったような、とても、とも、不安です。

人間には知恵があるため、いろいろと理屈を考え、戦争によって問題を解決することも、カンタンに正当化してしまうのです。

平和の為と云って戦争を始めた事は、過去にも何度もありました。戦争はいつも“やむを得ず”始まるのです。戦争大好き、侵略大好き、破壊大好き、虐殺大好き、と云って、戦争を始める指導者など居ません。

戦争に反対するドラマとかドキュメンタリーとかを放送するとか、戦争が無くなるように、神様仏様にお祈りするとか、戦争で亡くなった方達に不戦を誓ったり、いろいろと8月は戦争反対で忙しい季節なのです。

ホントに、そんなことで、戦争が無くなり、世界が平和になるのであれば、とても、とても、有り難い話しだと思います。

そして、戦争の悲惨さ語り継ぐと云って、戦争の時代を生きたお年寄りの、辛かった、怖かった、悲しかった、腹が減った、痛かった、痒かった、暑かった、寒かった・・・・・・等々の、戦争周辺話しは、とても、とても、残念なのですが、戦争を無くす事には、繫がらないと思います。

そして、また、過去の戦争の原因を分析したり、責任を追及したりすることも、戦争を無くすことには、繫がらないと思います。

人間は複数居ると、誤解が生じ、対立が生じ、争いが生じ、その結果、相手を武力で制圧したり、最後は相手の生存権を否定したり・・・・・・。これは人間に余計な知恵が有るが故の、悲しい習性?本能?業?性?宿命?・・・・・・・。

兎に角、世界同時株安から、世界不況へ、世界恐慌へ、そして、世界戦争へ、何て事にならないように、学者、文化人、頭の良い方達は、真剣に一生懸命に考えて、新しい答えを早く見つけて下さい。その為に、あなた方は居るのです。

何だか、よくわからなくなってしまいましたが、兎に角、8月は、いろいろと、戦争がいっぱいの季節なので、それなりに戦争を考えたりしました。

以上。


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『誰も知らない』で思いをめぐらす

2011年08月08日 | 映画の話し
昨日、録画しておいたNHKBSの“山田洋次監督100選”の『誰も知らない』のを観てしまいました。

劇場公開を1800円ほどの料金を払って観た方は、見終わって、とても、とても、辛い思いを抱き、重い足取りで映画館を後にした事でしょう。お金を払って、辛い、暗い、重い気分にさせられるのは、とても、とても、複雑で微妙です。

公開は2004年8月7日で、暑い、暑い、真夏で、私が観たのが昨日で、2011年の8月7日で、暑い、暑い、1日でした。あまり意味はないのですが、それなりに、何かの偶然です。

そういえば、あの頃、主演の柳楽(やぎら)優弥・・・・・ホントに読みにくい、珍しいから覚えそうなのですが、何度聞いても、何度観ても、直ぐに忘れてしまう・・・・・が、その年のカンヌ国際映画祭で、史上最年少及び日本人として初めての最優秀主演男優賞を獲得したことで、世間の話題を呼んだことは、何となく記憶にあります。

柳楽クンは、2008年に自宅マンションで安定剤を大量に服用し急性薬物中毒で倒れ、病院に運ばれました。

自殺未遂説が流れたりして、14歳という若さで、それなりの頂点に立ち、世界の注目を浴びてしまうのは、その後の人生、かなり、辛く、重く、いろいろと背負わさたのかも・・・・・・知れません。

柳楽君も今では21歳で、何と一児のパパになっているそうです。早い人は早く、遅い人は遅いのです。

それで、1988年に発生した“巣鴨子供置き去り事件”を題材とした作品だそうです。実際の事件は、もっと、もっと、凄惨で、残酷で、とても悲しい事件だったようです。

映画では幼い次女が事故が原因で死ぬのですが、「事件」では“兄や兄の友達”に虐待されて死んだようなのです。映画では事件を題材にして、かなり“ソフト”な作品になっているのです。事実をありのままでは、芸術ではなく、事件報道ですからね。

それにしても、子供を育てることを放棄し、愛人との暮らしを選び失踪た母親、周囲の住民は、それとなく、何となく、異常に気づいてもいい筈なのですが、気が付かないのです。

学校で虐めに逢う女の子、コンビニのアルバイト店員、弱いものは、弱いものの存在には気づき、それなりに助け合うのです。

周囲の異常に気づいても“知らんぷり”から、ホントに気付かずに“知らない”、自分以外に関心が無くなり、周囲の異常に気付かなくなった“異常な世の中。

異常な事件が起こっても、あまり異常と感じない異常な世の中“だったあの頃”。

そして、世界同時不況、そして3月11日以降、世の中と関わりが無くとも、生きていけた、暮らしていけた、そんな時代から、関わりが無ければ、助け合わなければ、生きていけない時代に・・・・・・、なの、かも。

異常な世の中は、異常な出来事を経て、正常な世の中になる、の、かも・・・・・・。

いつの時代も、世の中の犠牲になるのが、子供だと云う現実は、とても、とても、辛いです。

それにしても、俳優は、演技力よりも、その人間の存在感、その人間の外観に、その作品内容に、そして、そして、その俳優を使う監督に、大きく依拠しているのです。

柳楽クン、カンヌの「最優秀主演男優賞」は。早すぎの重すぎ、だったのかも・・・・・・。

それにしても、是枝さん、141分は長かったです。



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十和田湖あたり

2011年08月05日 | 旅の話し
十和田湖あたりです。

































十和田湖あたりでした。


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牛久市長“疑惑?の第二弾?”第三弾はあるのか?

2011年08月04日 | 牛久市の風景
牛久市長の土地取引疑惑の第二弾です。

またしても、あの方の親類一族が購入した土地を、市が買い上げていました。前回は史跡で、今回は道路です。

市長の親類、身内、一族は、かなり、こまめに、土地を売買しているようです。親族が購入すると、何故か、直ぐに、市が買い上げてくれるのです。

これは、市の買い上げを前提としての土地購入で、“売買益目的”だと、フツウに、誰もが、そう考えます。

もう、これで、土地疑惑は終わりですかね・・・・・・・。



















でも、もしかして、世の中は“二度有ることは三度有る”との諺に従って、9月の市長選挙まで時間がありますから、“敵?”は、トドメの第三弾を用意して、炸裂させるチャンスを、そっと、静かに、窺っているのかも知れません。

市長にとって、暑く厳しい夏は、まだまだ続くのかも・・・・・・。

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放射能は明るく楽しくカンタン除染!

2011年08月03日 | その他
つくば市は高いのです。

第一原発から約170㎞位離れているのですが、市内でも原発に近い北部よりも、遠い南部のほうが、現在でも、何と2倍も数値が高いのです。

これは、市の中心部にある「高エネルギー加速器研究機構」の測定データーですが、原発が水素爆発をした3月14日から15日にかけて、最大値“1マイクロシーベルト/時”を超す数値が観測されています。


現在の空間線量から推測すると、市の南部では倍の“2マイクロシーベルト/時”程度の放射能汚染があったと思います。

これは、つくば市が発表しているデーターです。

中学校に、


小学校に、


幼稚園に、


公園です。


国は、年間線量を“20ミリシーベルト”までは、“安全基準”と云うか、“我慢基準”と云うか、すったもんだの末に決定してしまいました。

爆発前までは「1ミリシーベルト」だったのです。非常時だから、20倍でも我慢しろと云っているのです。

「年間20ミリ」は、いろいろな生活条件を想定して、毎時に換算して“3.8マイクロシーベルト”に決めたのです。

決定の大騒ぎは忘れ去られ、“3.8以下は安全”として、平然と、まことしやかに、当然のように、語られているのです。もう、国が安全と云ったら、何が、何でも、3.8以下はOKとなってしまったのです。

本来の、爆発前の、基準では、年間1ミリで、毎時では0.19μ以下が安全基準だったのですが、もう、行政は知らんぷりです。

もしも、原発の爆発が起こるまえ、たまたま“0.3μシーベルト”の放射線量で汚染された町が発見されたら、大変な騒ぎで、新聞1面のトップ記事になっる筈です。いまでは、“3.8”以下では、誰も、何も、大騒ぎしないのです。

先日、NHKの朝の番組で、“家庭で出来る除染の仕方”を、ゲストを交えて、明るく、楽しく、語らっていました。恐ろしい時代に突入したのです。ブラックジョークではないのです。

そのなかで、ほら、“こんなに線量が低下しました”と云って、映し出された線量計の数値を見ると、何と、何と、“2.3”と表示されているのです。作業前に比べて1/3から1/5になったと、みんなで喜んでいるのです。

それを見たゲストのひとりは、除染後の数値に“エッ!?”と驚きの表情を見せました。でも、しかし、3.8以下であれば、安全に暮らせる数値だと、もう、国が決めたので「2.3」ならば、テレビでは、誰も、何も、云わないのです。

茨城県は文科省と一緒に、全県隈無く、点ではなく、面で放射線量を測定するそうです。この紙面には書かれていないのですが、ある報道では測定器は米軍からの借り物と伝えていました。米軍はいろいろ持っているようです。


測定結果は8月中旬に公表されるようですが、知りたいような、知りたくないような、複雑で微妙です。

夏休みですが、孫のお泊まりをどうするか、悩んでいます。


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西武池袋線“東長崎駅”あたり

2011年08月02日 | 東京の風景
西武池袋線の東長崎駅あたりです。





















東長崎あたりでした。


うめくさでした。


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牛久市長の疑惑?の疑惑? その② よくある話し

2011年08月01日 | 女化道標問題
それで、牛久市長の土地疑惑なのですが、ネタとしては、もう、鮮度が落ちてきましたが、それでも、世の中、こんなご時世で、夏休みですから、何となく、第二弾をと思い、綴ってみたいと思うのです。

それで、第二弾は6段抜きで翌日の7月22日に発射されました。

見出しは

「買い取り希望せず」
「牛久市長 購入検討時期に県へ」
「市長の親類購入後、市に転売」


この土地は「公有地拡大推進法」により自治体に優先的買い取り交渉権があるため、市長名でこんな交渉権放棄の書類を県に提出しているのです。


そして、同時期に、県には交渉権を放棄すると云いつつ、何と、何と、市長は部下に買い取り交渉の指示を出しているのです。
それで、この矛盾は如何に?と、問われると、「買い取り放棄」の書類は、担当部長が“勝ってに”やったことで“わしゃ知らん!”と、弁護士を通しておっしゃっているのです。

いつもの、よくある、政治家の言い訳に聞こえます。間に入った部長も可哀想です。

でも、もしかして、市長も市長なら、部長も部長で、課長の所為にしたりて、課長は課長で係長の所為にして、係長は係長で主任の所為にして、主任は主任で担当の平の所為にして、平は平で臨時雇いの職員の所為にしたりして・・・、何て、お笑いコントで一件落着したり・・・しないと思います。

でも、まぁ、あまりにも、あまりにも、笑っちゃうほど分かり易い“事件”だと思います。

もし、です、すべての筋書きを市長が考えて、史跡の土地を一旦、親類に買わせ、改めて、その土地を市が購入して、差額で利益を得ていたとしたら、どんな刑事処分になるのでしょうか?

土地を売り買いしたのは「市長の親類」ですから、市長は売却益を手にしていない訳です。市長が地位を利用して、親類に利益をもたらす・・・・・・・と、何か、そんな罪が、有ったような、無かったような?

それと、市民の税金で購入した訳ですから、サンヨーホームが国際自動車から買った価格よりも、親類が市に売却した価格が高ければ、市の財政に不当な負担増をさせたことで、何か、そんな罪があったような、無かったような?

それとも、刑事罰ではなく、単に、道義的責任だけなの?・・・。

それにしても、

①サンヨーホームが何故この時期に国際自動車と土地の買い取り交渉に入ったのか?

②市長の親類が何故この土地を購入したのか?

③市長は親類の動きを知らなかったのか?

記事からは、そのへんは明確ではないのですが、誰が、どう考えても、一連の動きを伝える記事からは、誰かの脚本があり、その作者は、あんただろ!市長!で、記事は書かれているのです。

市の幹部も、関係部署の職員も“この土地取引はおかしい”と思っていたそうですが、“でも、市長を恐れて何も言えない雰囲気があった”と記事にあります。

これって、市民に不利益を生じる行為を知りながら、黙って見過ごしていた訳ですから、これは、これで、立派に?それなりの罪にならないの?

まぁ、こんな事は、地方の自治体では、良くある話しで、首長の“多少の地位利用”は、それなりに、フツウの出来事なので、誰も声を上げないのがフツウのでしょうか。 

この時、市の職員組合と云うか、自治労は何も知らなかったのでしょうか?行政を監視する筈の市議会は、いったい何をしていたのでしょうか? それとも、もしかして、それなりに利益共同体だったりして?

それにしても、売却益はどの位だったのでしょう? 市が「市長の親類」から購入した価格が6340万円位だったそうです。親類はサンヨーホームからはいくらでで買ったのでしょう。

まぁ、市の購入価格が相場よりも、異常に高いとは思えません。それですと、直ぐに“足が付く”ので、相場より異常に高い“ちょっと手前”の微妙な価格では?と思うのです。

それにしても、私が当事者であれば、数千万円の取引ですから、売却益が1人あたり数十万円ではやりません。数百万円ぐらいの利益が無ければ、こんな危ない橋は渡りません。


この話しの事を夜な夜な考えていたら、こんな妄想をしてしまいました。

・・・・・・私が、ある地方の市長で、ある会社が、バブルの頃にゴルフ場の用地の一部として購入した土地を、バブルが弾け、不良資産として抱えていたのです。

その土地には城跡があり、市の教育委員会で史跡として指定する話しがチラホラとあり、それを耳にしたわたくしは、小銭を稼ぐことを思いつくのです。

先ず、知り合い不動産屋を使って、「御社の所有する土地には城跡があるのをご存じだと思いますが、最近、市の文化財保護審議会で、史跡指定の動きがあるようなのです」と告げるのです。

そして、「もし、史跡に指定されますと、いろいろと土地の利用が制限されますので、通常土地の価格はかなり下落します。こんなご時世ですから相場の半値以下になると思います。それでも売れれば、みっけもんで、たぶん史跡指定の土地は誰も手をだしませんよ」

何て、事になって、相手は都内に本社のある大会社、田舎の、それも、利用計画も無い、ちっぽけな土地など、いまごろ抱えていても・・・・・と、云うことで、二束三文で手放すのです。

そして、相場の半値と云ったところで、従兄弟や、叔父さんや、叔母さん達に売却し、差額の数千万円は、これまで応援に対する感謝の気持ちとして分配するのです。

親類縁者の関係は大切にしなければなりません。人間、誰しも、感謝の気持ちを忘れてはいけないのです。大変に、美しい話しなのでした・・・・・・。


このへんで、妄想は終わりにして、ホントに何故、こんな過去の話が、今頃になって新聞紙面を賑わすのか? 不思議だったのです。

で、その不思議は、翌日の23日に明らかになったのです。これを見て、何~~だァ、そうだったのかァ!でした。 答えは、“市長選挙”が近づいていたのです。

選挙の前哨戦が、新聞社を巻き込んで、アノ手、コノ手で始まっていたのです。この話しも、ソノ手の一つだったようなのです。


このご時世に、何とも、のどかで、素朴で、伝統的な選挙キャンペーンなのでした。市長派も、そろそろ防戦から反転攻勢のタイミングを窺っている筈です。

牛久市民としては、ここは一番、職業政治家同士の争いに一枚噛んで、何か意志表示をする人達が出現するかも知れません。

それにしても、やっばり、それなりの地位につくと、それなりに地位を利用して、それなりの利益を・・・・・・・何て、フツウの人は、フツウに考えるものです。

いつの時代でも、何処の国でも、よくある話しなのです。肌の色、髪の色、眼の色が違っていても、人はあまり変わらないようです。

以上。


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