歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

緊急地震速報は明け方ばかり

2011年08月12日 | その他
今朝も携帯が鳴り響きました。

緊急地震速報です。03時22分でした。

その前が、7月31日で、03時54分13秒で、

その前が、7月25日で、03時51分50秒で、

すべてが、福島沖でした。

三連続で、朝方と云うか、深夜と云うか、草木も眠る“丑三つ時”と云うか、“丑四つ時”云うか、魔物が徘徊する時間と云うか、ほとんどの人が寝静まっている時間です。

でも、しかし、私は、いつも起きている時間です。2時に朝刊が届き、寝床で新聞を読み始め、また、眠りに入る直前の時間帯なのです。

今朝も、眠りに入りそうになったその時です“ビューン・ビューン・ビューン”携帯が叫んだのです。直ぐに枕元の携帯を開き音を止め、さぁー来い!地震!の体勢をとり身構えて、ほんの1秒ぐらいで揺れ始めました。

震度3程度の揺れがあり、もう、そろそろ、終わりかけ的な揺れになったところで、テレビのスイッチを入れました。30秒くらいしてアナウンサーが登場しました。

マグニチュード6.0で、福島沖が震源です。


第一原発の沖です。原発のあたりは震度5弱、兎に角、原発の状況が判るまでテレビは消せないのです。

5、6分か?7、8分ぐらい経ったところで、第一原発異常なし、注水も正常、敷地内の放射線値も通常で、変化なしと伝えられたところで、安心してテレビのスイッチを切りました。

ホント、震度6強で建屋が崩壊して、配管も配線もズタズタになり、原子炉の注水も、燃料プールへの注水も止まる・・・・・・。こうなると、もう、すべてはお終いです・・・・・・。

ヨカッタ!ヨカッタ!で、トイレに行って、寝床で横になって新聞をすこしだけ読み、直ぐに寝てしまいました。

でも、何か、大きい地震が来て、原発にまた被害がでそうな気がして・・・、いゃ、そんな事を考えると、ホントに来そうなので止めます。

二度ある事は三度あると、云いますが、朝方のお騒がせ“緊急地震速報”は三度目なので、これでお終いだと思います。

でも、まだ、東海、東南海、南海の巨大地震、巨大津波、そして、浜岡原発があるので、とても、とても、安心できないのです。

それにしても、先日テレビで、福島の、ある妊産婦のいる家で、除染後、放射線量が下がったと喜んでいたのですが、除染後の室内線量が、何と!何と!“0.9”マイクロシーベルなのです。

若いご夫婦でした、こんなご時世、汚染された家を棄て、他の土地で暮らす選択肢は、ほとんどゼロに近いのです。コノ線量のなかで、子を産み育てていかなければならないのです。

政府の毎時“3.8μSv”の、年間“20mSv”を信じるしかないのです。コノ値で“我慢”するしかないのです。

ホントに、3月11日以降、日本は、世界は、変わってしまったのです。

毎日、毎日、地震や、津波や、原発や、放射能汚染の恐怖を考えていたら、生きて行けないのです。

恐怖は、そのうちに、慣れて、忘れて、何でもなく、思えるように人間の頭はできているのです。

そして、もしも、恐ろしい事が起きても、誰もが、自分だけは、絶対に大丈夫!と、考えるとても便利な“安全装置”が装備されているのです。


来年の今頃、いったい、日本は、世界は、揺れているのか? 暑いのか?


コメント
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