結局シリーズは3回目。編みは同じですが、色々工夫をしてみました。
8/13 朝目が覚めます。金曜日なのにお休み。そう、待ちに待った夏休みです。夫婦で、心身ボロボロですが、ワイフは仕事が入っています。
前回、計算違いで長さが足りなくなってリストストラップに変更した「Mated snake knot」でカメラ用のショルダーストラップを作り始めます。決着をつけようじゃありませんか。
最初の10cmまでは、調子がよかったのですが、20cmまで編んで、なんだか編み目が乱れてきています。途中で、作業を効率化するための施策をうって、シメシメと思っていたのですが、解き直します。
解いて、やり直してみたのですが、なんだか妙なスポットに陥ってしまったようです。おまけに蓄積した疲れと暑さからか、気持ち悪くなってきたので、翌日に持ち越します。
何とか出来上がりました、仕上がりは今ひとつです。色々新しい試みも入れてみたので、とりあえず半日屋外で使ってみました。
厚みがありクッション性に富んでいるのはよいですが、三列に分散しているとはいえ、Snake knotだと、肌へのアタリがそれなりにあるようです。
肌へのアタリは事前にわかっていたので、和らげるよう、お値頃で柔らかめのパラコードを使い、全体の締め込みを少し緩やかにしたこともあってか、半日使うと、全体がそれなりに伸びてしまいました。なかなか難しいものです。
アタリの柔らかさで言えば、鶴の恩返しに出てきそうな機織り器でつくるような、縦糸、横糸で編むのが良さそうです。やったことが無いので、やってみると編み方のコツもだんだんわかってきましたが。。編み終わりから、カメラから接続するコードの部分が、今ひとつ上手く解決できそうにありません。
やはり、慣れ親しんだ「KBK編み」でシリーズ3でいこうかな。。。ただ、些細なことですが、森のなかまには妙なこだわりがあります。
1. 芯紐と左側の編み紐は同じ色にしたい(編み紐は繋がっていなければなりません)
2. 編み紐の熱溶着は下手っぴなのでやりたくない(編み紐なので荷重はさほどかからないので、たんなる拘りなのです)
「潔く1色で行こうかなぁ」とポカンと考えていたところ、「ボクを使って!」と言わんばかりに、口をパクパク開ける紐さんの姿が見えました。
口をパクパク開ける紐さんを信じて、その晩は寝ました。
8/14 ワイフが仕事に出かけるのを見送ってから開始です。過去に作ったときの記事を参考にし、パッド部を延長して全体の長さを計算します。
2022-06-25: 蒸れにくいハズのカメラストラップ
2022-08-13: 蒸れにくいハズのカメラストラップ2
芯紐(ネイビー):210cm(もう少しあってもよかったかも)
編み紐(ネイビー、ブロンド):240cmを それぞれ1本ずつ
パッド部を50cmで、それ以外を20cm x 2 で合計90cmにします。カメラ側に既に接続用の紐と金具の分は差っ引いています。
前回までは、芯紐と編み紐がつながっていましたが、今回は独立しています。「紐の片方が固定されない両端にループをつくる、まとめ結び」でメインとなる機構を作ってしまいます。
片方が固定されていないので、ヒバリ結びで金具をつけていても捻れを修正しながら進められるので、あまり残念な気持ちにならず作業を進められます。
既に基礎研究を終えて作業しているような流れですが、実際はこの時考えながらやっていたので、「この時やったことは何だったのだ?」をまとめたのが、前の二つの投稿になります。
実際にカメラを下げながら、結び目はどこに置こうかと悩みました。妙なところにあると、カメラを背面に回す時に、体に当たるのが気になりそうです。こういう時は一服します。
パッド部が始まる末端から20cmのところが良さそうです。というわけで編みに入ります。
ここで「口をパクパク開ける紐さん」に登場してもらいます。芯紐の結び目のところに、テグス結びをして、あらかじめ余分な紐を処理した結び紐の口を開いて通します。
紐を引いてスタートであります。完全に固定されるわけではありませんが、それは、荷重がかかるところではありませんし、下手っぴな熱溶着が折れることもありません。
「口をパクパク開ける紐さん」はこんな感じになりました。それほど違和感はないかと思います。全部がこの方式で解決できるわけではありませんが、適した場所に使えば使えるかもしれません。
編み終わりは特に工夫はありません。ただ予め、芯紐の処理が全て終わっているので、前回より丁寧に作業ができたかと思います。気持ち緩やかにテーパーがかかるように、締め込む量を変化させています。
頻繁に使うわけではありませんが、短くしたい時は、ストッパーの結びを移動するか、作れば多少の調整は可能なようです。
使っていくうちに、体に合わせて編み目が徐々に移動しておちついていくかと思います。
ここで、金具の紹介です。「デザインナスカン 1811 マットブラック 9mm」というパーツです。一個500円以上しますが、とても気に入っています。
亜鉛合金製ですが、耐荷重の表示もあります。ダールブラックの上に透明艶消しを焼き付け塗装し質感も上々です。そして、何よりレバーの開閉がとてもスムーズです。
カメラにぶつかるのが気になりそうでしたので、レバーの出っ張りがないものを選びましたが、この開閉のスムーズさで、脱着にストレスを感じません(感じ方には個人差があります)
関係ありませんが、こちらのお店のサンクスレターと商品梱包には、毎回頭が下がります。。もっと簡易包装でよいのですが、せっかくのパウチなのでパーツ収納に使わせてもらっています。
ちなみに、カメラには「紐の両端が固定さる両端にループをつくる、まとめ結び」でこさえた紐が取り付けてあります。
以前はアンカーリンクスもどきを使用していました。便利なのですが、ポコポコ大きなパーツが付いた姿が急に「ちょっと。。いいかな」と思うようになり、こんな方法で、ストラップを脱着するようにしました。
「こっちの方がカッコ悪いじゃん」と思われる方もいらっしゃるでしょうし、そう思われる方が大多数なのかと思います。このあたりは持ち主の嗜好みたいなものなので、好きにすればよろしいかと思います。
一応、凹凸の無い金具ですが、ズームレンズのラバー部に当たるような長さにしてみたりはしています。
既に1年以上使っています。当時は「とにかく接続できれば」とやっつけで作ったのですが、今回基礎研究もしたので、そのうち作り直すかもしれません。
慣れたこともあり、作る時間は長くても3-4時間でした。1年くらいしたら、新しいものを作るのかもしれませし、衝動的に色違いでパッド部が長いものを作るかもしれません。
使っていって、改良点をみつけて、次回につなげたいと思います。
それでは!
8/13 朝目が覚めます。金曜日なのにお休み。そう、待ちに待った夏休みです。夫婦で、心身ボロボロですが、ワイフは仕事が入っています。
前回、計算違いで長さが足りなくなってリストストラップに変更した「Mated snake knot」でカメラ用のショルダーストラップを作り始めます。決着をつけようじゃありませんか。
最初の10cmまでは、調子がよかったのですが、20cmまで編んで、なんだか編み目が乱れてきています。途中で、作業を効率化するための施策をうって、シメシメと思っていたのですが、解き直します。
解いて、やり直してみたのですが、なんだか妙なスポットに陥ってしまったようです。おまけに蓄積した疲れと暑さからか、気持ち悪くなってきたので、翌日に持ち越します。
何とか出来上がりました、仕上がりは今ひとつです。色々新しい試みも入れてみたので、とりあえず半日屋外で使ってみました。
厚みがありクッション性に富んでいるのはよいですが、三列に分散しているとはいえ、Snake knotだと、肌へのアタリがそれなりにあるようです。
肌へのアタリは事前にわかっていたので、和らげるよう、お値頃で柔らかめのパラコードを使い、全体の締め込みを少し緩やかにしたこともあってか、半日使うと、全体がそれなりに伸びてしまいました。なかなか難しいものです。
アタリの柔らかさで言えば、鶴の恩返しに出てきそうな機織り器でつくるような、縦糸、横糸で編むのが良さそうです。やったことが無いので、やってみると編み方のコツもだんだんわかってきましたが。。編み終わりから、カメラから接続するコードの部分が、今ひとつ上手く解決できそうにありません。
やはり、慣れ親しんだ「KBK編み」でシリーズ3でいこうかな。。。ただ、些細なことですが、森のなかまには妙なこだわりがあります。
1. 芯紐と左側の編み紐は同じ色にしたい(編み紐は繋がっていなければなりません)
2. 編み紐の熱溶着は下手っぴなのでやりたくない(編み紐なので荷重はさほどかからないので、たんなる拘りなのです)
「潔く1色で行こうかなぁ」とポカンと考えていたところ、「ボクを使って!」と言わんばかりに、口をパクパク開ける紐さんの姿が見えました。
口をパクパク開ける紐さんを信じて、その晩は寝ました。
8/14 ワイフが仕事に出かけるのを見送ってから開始です。過去に作ったときの記事を参考にし、パッド部を延長して全体の長さを計算します。
2022-06-25: 蒸れにくいハズのカメラストラップ
2022-08-13: 蒸れにくいハズのカメラストラップ2
芯紐(ネイビー):210cm(もう少しあってもよかったかも)
編み紐(ネイビー、ブロンド):240cmを それぞれ1本ずつ
パッド部を50cmで、それ以外を20cm x 2 で合計90cmにします。カメラ側に既に接続用の紐と金具の分は差っ引いています。
前回までは、芯紐と編み紐がつながっていましたが、今回は独立しています。「紐の片方が固定されない両端にループをつくる、まとめ結び」でメインとなる機構を作ってしまいます。
片方が固定されていないので、ヒバリ結びで金具をつけていても捻れを修正しながら進められるので、あまり残念な気持ちにならず作業を進められます。
既に基礎研究を終えて作業しているような流れですが、実際はこの時考えながらやっていたので、「この時やったことは何だったのだ?」をまとめたのが、前の二つの投稿になります。
実際にカメラを下げながら、結び目はどこに置こうかと悩みました。妙なところにあると、カメラを背面に回す時に、体に当たるのが気になりそうです。こういう時は一服します。
パッド部が始まる末端から20cmのところが良さそうです。というわけで編みに入ります。
ここで「口をパクパク開ける紐さん」に登場してもらいます。芯紐の結び目のところに、テグス結びをして、あらかじめ余分な紐を処理した結び紐の口を開いて通します。
紐を引いてスタートであります。完全に固定されるわけではありませんが、それは、荷重がかかるところではありませんし、下手っぴな熱溶着が折れることもありません。
「口をパクパク開ける紐さん」はこんな感じになりました。それほど違和感はないかと思います。全部がこの方式で解決できるわけではありませんが、適した場所に使えば使えるかもしれません。
編み終わりは特に工夫はありません。ただ予め、芯紐の処理が全て終わっているので、前回より丁寧に作業ができたかと思います。気持ち緩やかにテーパーがかかるように、締め込む量を変化させています。
頻繁に使うわけではありませんが、短くしたい時は、ストッパーの結びを移動するか、作れば多少の調整は可能なようです。
使っていくうちに、体に合わせて編み目が徐々に移動しておちついていくかと思います。
ここで、金具の紹介です。「デザインナスカン 1811 マットブラック 9mm」というパーツです。一個500円以上しますが、とても気に入っています。
亜鉛合金製ですが、耐荷重の表示もあります。ダールブラックの上に透明艶消しを焼き付け塗装し質感も上々です。そして、何よりレバーの開閉がとてもスムーズです。
カメラにぶつかるのが気になりそうでしたので、レバーの出っ張りがないものを選びましたが、この開閉のスムーズさで、脱着にストレスを感じません(感じ方には個人差があります)
関係ありませんが、こちらのお店のサンクスレターと商品梱包には、毎回頭が下がります。。もっと簡易包装でよいのですが、せっかくのパウチなのでパーツ収納に使わせてもらっています。
ちなみに、カメラには「紐の両端が固定さる両端にループをつくる、まとめ結び」でこさえた紐が取り付けてあります。
以前はアンカーリンクスもどきを使用していました。便利なのですが、ポコポコ大きなパーツが付いた姿が急に「ちょっと。。いいかな」と思うようになり、こんな方法で、ストラップを脱着するようにしました。
「こっちの方がカッコ悪いじゃん」と思われる方もいらっしゃるでしょうし、そう思われる方が大多数なのかと思います。このあたりは持ち主の嗜好みたいなものなので、好きにすればよろしいかと思います。
一応、凹凸の無い金具ですが、ズームレンズのラバー部に当たるような長さにしてみたりはしています。
既に1年以上使っています。当時は「とにかく接続できれば」とやっつけで作ったのですが、今回基礎研究もしたので、そのうち作り直すかもしれません。
慣れたこともあり、作る時間は長くても3-4時間でした。1年くらいしたら、新しいものを作るのかもしれませし、衝動的に色違いでパッド部が長いものを作るかもしれません。
使っていって、改良点をみつけて、次回につなげたいと思います。
それでは!
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