以前楽しきかなハープ調整の道具達でマイティブライト/譜面台ライト Xtraflex Duet 2 を作業用ライトとして紹介したのですが、どうもフラッシュライトというジャンルに少しハマりつつあります。
その昔は単1、2電池を2本以上入れて重くて、太い、そして案外暗い懐中電灯しかしらなかったので中学生の頃にアメリカのマグライトを見た時はそのスマートさと明るさにビックリでした。アルミを削り出し綺麗に表面を処理したボディはツルンとしていて冷やりとした感触は同じ懐中電灯でもこうも違うだなぁと感心しました。
まぁ学生に買えるような物でもありませんでしたし、他にもお金が必要な時期だったのでマグライトを手にする機会はありませんでした。
時は経ちLEDの目覚ましい進化により手のひらに収まるようなキーチェーンライトでも、長時間使えて、球切れなし、明るいものが手頃な値段で買えるようになりました。高級品なんぞ買わなくても100均一で買えるものでも眩しくなる位明るい(ボタン電池までついて100円とは一体何?)。
森のなかま的にはリード調整作業用に使いたい訳で、闇を切り裂くようなバイオレンシーなライトは必要ないので、そこそこの明るさ(5-15ルーメン)くらいの明るさがあればよいなということでネットで調べてみました。
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一番最初に購入した本格的なフラッシュライトはLeathermanのS2というライトでした。
お尻のスイッチを強くクリックするとON/OFFで、軽くクリックするとHigh(35)/Low(5)の切り替えになります(カッコ内はルーメン)。
ボディはアナタイズドという処理がなされていて塗装ではないそうです。そういえばSuzukiのPromaster Goldのコームもアナタイズド処理されていてとても滑らかでした。
Leathermanのアナタイズドは非常に強いそうで、キーチェーンにつけていても傷がつく事がないそうです。
また、外見が大人しいのも良いです。流行のTacticalライトは戦闘色が強いので小市民な森のなかまにはぴったりであります。
点灯させてみて驚きました。Highにすると大人しめなルックスを裏切るバイオレンシーな閃光が放たれます。6帖の部屋で天井に照射すると本が読めるくらいの光がバウンスされます。35ルーメンでこの明るさとなると護身用に売られている80-200ルーメンのライトは使い方によっては正にウェポンですね(S2のHighモードも暗がりでいきなり見せられたら相当視界を奪われます)。
ただ如何せんLowモードでは光が微妙に瞬くんですね。。PWM制御とかいって、一瞬点灯して、暫く消灯。これを高速に行う事でLEDに負荷をかけずに、電力をセーブして減光するらしいのです。最近の信号機がこの方式を使ってカムコーダで信号機を撮ると点滅しているのがわかります。ただサジ加減によってはパルスを感じてしまうらしいのですね。
明るさは良いのですが、細かい作業に使うと逆に目が疲れてしまいます(屋外で足下を照らす分には気になりませんが)。
Lowでは目が疲れるし、Highでは眩しすぎるので当初予定した作業用ライトとしては使っていません。対象物まで十分な距離があったり、わざわざ蛍光灯をつける程ではない時にかなり重宝なライトであります。
付属のクリップを逆に付け替えると帽子のつばにつけられ簡単なヘッドライトになるのも面白いですね。
勿論クリップのつけ替えでボディが傷つくなんてマヌケな事はありません。いやぁ凄い凄い。
ネットを探せば色々な照射パターンが掲載されていますので、森の仲間的には手元作業で使うとどうなるの?みたいな照射パターンを載せてみたいと思います。
写真では分かり難いですが、奇怪なスジやムラ等がなくなだらかな綺麗な光です。
■1.5mくらい
床にネジを落としてしまったときや、引き出しなんかをゴソゴソする時にこんな距離で使うのでしょうか?
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Lowモード(5)1.5m先の壁に当ててみました。
写真では暗いように見えますが暗闇行動(怪しい。。)するにはなかなか良いです。
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Highモード(35)1.5先の壁
反射光だけで本よめます。。
なんだか、明るい所狭くない?という感じですが、明るい所はスポット部でして、実際には広範囲に光りが照射されています。
スポットで遠くを照らし、周辺にも光が広げる事でオールラウンダーに使えるようになってるんですね。機能的だと思います。
■12cmくらい
さて手元作業として12cmくらいを設定してみました。
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Lowモード 12cm先の白箱
配光(光の広がり方)が歪んでいるのは照らしている白箱が歪んでいるためです。これでパルス光でなければ。。。
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Highモード 12cm先の白箱
飛びまくっています。これでは手元作業にはきついです。
単4(AAA)電池1本でLow(10hour)/High(45min)持つというんですからなかなか経済的なライトです。
一応Eneloopは使わないで下さいと説明書に謳っていますので使っていませんが、私の用途であればアルカリ電池でガンガン使っても大したコストではないのであります。
非常用ライトではなくお気に入りライトを手近な所に置いておくと「ちょっと暗いな」という時に使えるというのはなかなか便利なものです。
こないだもちょっと家具のネジがポロリと落ちてしまい、位置合わせが面倒だったのでライトを使ったらあっけなく作業終了。
「ライトあって便利だったけど、なんで直ぐに出てくるの?」とかみさん。確かに。。でも便利だったでしょ?
一口に「フラッシュライト・マニア」といってしまえばコアなジャンルなのかもしれませんし、プログラムをダウンロードして拡張~なんていうデジタル機器とも違います。スイッチを押されたら光るというだけです。
でも、暗がりに光があったらなぁと思う気持ちを実現してくれるフラッシュライト。
ちょっとの光があればよかったり、闇を消し去るような強力な光だったり、遠くを照らしたいと奥深いものがあります。
ちょっと興味があるかなぁ、と思う方はAkari Centerさん懐中電灯担当HATTAさんのブログを見てみると面白いかもしれませんよ。
目指せ!ライトマニア HATTAのLEDライトレビュー
フラッシュライト・コンシエルジュ
タイトルから分かるように元々マニアでは無かったようですが、仕事上多くのフラッシュライトを取り扱われて自腹でも購入されているようです。「目指せ~マニア」というタイトルが良いですよね。
スジの通ったフラッシュライト観(?)があるようで随分楽しく読ませてもらっています。更新も早く世の中には沢山のフラッシュライトがリリースされるもんだなと驚かされます。
まずはお手軽な1000円程度のキーチェーンライトあたりを試してみては如何でしょうか。それで満足という方もいれば、火が付いてしまう方もいる事でしょう。
もし火がついてしまったのであれば、あれこれ迷ってご自分にぴったりのフラッシュライトを探してみては如何でしょうか。
その昔は単1、2電池を2本以上入れて重くて、太い、そして案外暗い懐中電灯しかしらなかったので中学生の頃にアメリカのマグライトを見た時はそのスマートさと明るさにビックリでした。アルミを削り出し綺麗に表面を処理したボディはツルンとしていて冷やりとした感触は同じ懐中電灯でもこうも違うだなぁと感心しました。
まぁ学生に買えるような物でもありませんでしたし、他にもお金が必要な時期だったのでマグライトを手にする機会はありませんでした。
時は経ちLEDの目覚ましい進化により手のひらに収まるようなキーチェーンライトでも、長時間使えて、球切れなし、明るいものが手頃な値段で買えるようになりました。高級品なんぞ買わなくても100均一で買えるものでも眩しくなる位明るい(ボタン電池までついて100円とは一体何?)。
森のなかま的にはリード調整作業用に使いたい訳で、闇を切り裂くようなバイオレンシーなライトは必要ないので、そこそこの明るさ(5-15ルーメン)くらいの明るさがあればよいなということでネットで調べてみました。
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一番最初に購入した本格的なフラッシュライトはLeathermanのS2というライトでした。
お尻のスイッチを強くクリックするとON/OFFで、軽くクリックするとHigh(35)/Low(5)の切り替えになります(カッコ内はルーメン)。
ボディはアナタイズドという処理がなされていて塗装ではないそうです。そういえばSuzukiのPromaster Goldのコームもアナタイズド処理されていてとても滑らかでした。
Leathermanのアナタイズドは非常に強いそうで、キーチェーンにつけていても傷がつく事がないそうです。
また、外見が大人しいのも良いです。流行のTacticalライトは戦闘色が強いので小市民な森のなかまにはぴったりであります。
点灯させてみて驚きました。Highにすると大人しめなルックスを裏切るバイオレンシーな閃光が放たれます。6帖の部屋で天井に照射すると本が読めるくらいの光がバウンスされます。35ルーメンでこの明るさとなると護身用に売られている80-200ルーメンのライトは使い方によっては正にウェポンですね(S2のHighモードも暗がりでいきなり見せられたら相当視界を奪われます)。
ただ如何せんLowモードでは光が微妙に瞬くんですね。。PWM制御とかいって、一瞬点灯して、暫く消灯。これを高速に行う事でLEDに負荷をかけずに、電力をセーブして減光するらしいのです。最近の信号機がこの方式を使ってカムコーダで信号機を撮ると点滅しているのがわかります。ただサジ加減によってはパルスを感じてしまうらしいのですね。
明るさは良いのですが、細かい作業に使うと逆に目が疲れてしまいます(屋外で足下を照らす分には気になりませんが)。
Lowでは目が疲れるし、Highでは眩しすぎるので当初予定した作業用ライトとしては使っていません。対象物まで十分な距離があったり、わざわざ蛍光灯をつける程ではない時にかなり重宝なライトであります。
付属のクリップを逆に付け替えると帽子のつばにつけられ簡単なヘッドライトになるのも面白いですね。
勿論クリップのつけ替えでボディが傷つくなんてマヌケな事はありません。いやぁ凄い凄い。
ネットを探せば色々な照射パターンが掲載されていますので、森の仲間的には手元作業で使うとどうなるの?みたいな照射パターンを載せてみたいと思います。
写真では分かり難いですが、奇怪なスジやムラ等がなくなだらかな綺麗な光です。
■1.5mくらい
床にネジを落としてしまったときや、引き出しなんかをゴソゴソする時にこんな距離で使うのでしょうか?
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Lowモード(5)1.5m先の壁に当ててみました。
写真では暗いように見えますが暗闇行動(怪しい。。)するにはなかなか良いです。
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Highモード(35)1.5先の壁
反射光だけで本よめます。。
なんだか、明るい所狭くない?という感じですが、明るい所はスポット部でして、実際には広範囲に光りが照射されています。
スポットで遠くを照らし、周辺にも光が広げる事でオールラウンダーに使えるようになってるんですね。機能的だと思います。
■12cmくらい
さて手元作業として12cmくらいを設定してみました。
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Lowモード 12cm先の白箱
配光(光の広がり方)が歪んでいるのは照らしている白箱が歪んでいるためです。これでパルス光でなければ。。。
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Highモード 12cm先の白箱
飛びまくっています。これでは手元作業にはきついです。
単4(AAA)電池1本でLow(10hour)/High(45min)持つというんですからなかなか経済的なライトです。
一応Eneloopは使わないで下さいと説明書に謳っていますので使っていませんが、私の用途であればアルカリ電池でガンガン使っても大したコストではないのであります。
非常用ライトではなくお気に入りライトを手近な所に置いておくと「ちょっと暗いな」という時に使えるというのはなかなか便利なものです。
こないだもちょっと家具のネジがポロリと落ちてしまい、位置合わせが面倒だったのでライトを使ったらあっけなく作業終了。
「ライトあって便利だったけど、なんで直ぐに出てくるの?」とかみさん。確かに。。でも便利だったでしょ?
一口に「フラッシュライト・マニア」といってしまえばコアなジャンルなのかもしれませんし、プログラムをダウンロードして拡張~なんていうデジタル機器とも違います。スイッチを押されたら光るというだけです。
でも、暗がりに光があったらなぁと思う気持ちを実現してくれるフラッシュライト。
ちょっとの光があればよかったり、闇を消し去るような強力な光だったり、遠くを照らしたいと奥深いものがあります。
ちょっと興味があるかなぁ、と思う方はAkari Centerさん懐中電灯担当HATTAさんのブログを見てみると面白いかもしれませんよ。
目指せ!ライトマニア HATTAのLEDライトレビュー
フラッシュライト・コンシエルジュ
タイトルから分かるように元々マニアでは無かったようですが、仕事上多くのフラッシュライトを取り扱われて自腹でも購入されているようです。「目指せ~マニア」というタイトルが良いですよね。
スジの通ったフラッシュライト観(?)があるようで随分楽しく読ませてもらっています。更新も早く世の中には沢山のフラッシュライトがリリースされるもんだなと驚かされます。
まずはお手軽な1000円程度のキーチェーンライトあたりを試してみては如何でしょうか。それで満足という方もいれば、火が付いてしまう方もいる事でしょう。
もし火がついてしまったのであれば、あれこれ迷ってご自分にぴったりのフラッシュライトを探してみては如何でしょうか。
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