どうかしている暑さが過ぎ去ったかと思えば急に寒くなり体がついていけない森のなかまでございます。久しぶりの更新です。そしていきなりフラッシュライトです。
MAG Solitaire その2の時点で既に2ヶ月くらい悩んでいたSurefireを逝ってしまいました。随分長い間プレショッピングを楽しみましたし、我慢が限界に達したのであります。
ネットで随分調べさせてもらいましたが、みなさん相当つぎ込まれているんですね。読み続けていると価格の感覚がおかしくなっている事を自覚しないと大変な事になりそうです(笑)。
改めて思いましたが、興味がないのならこの手のモノは深く調べないのが一番です。まぁ、こうなる事をわかっていて調べてるという。。。人間とは変な生き物です。
しかし、まさか自分がこんな高価なフラッシュライトに手を出すとは思ってみませんでした。。
さて、言い方がありきたりになりますが「フラッシュライトのロールスロイス」というのでしょうか、値段は切なくなる程高価ですが性能、造りともに素晴らしい物であります。
購入したのはE1E-BK Executive Eliteというキセノン球(フィラメント)のモデルです。15ルーメン。123Aという電池で90分のライフタイムです。いつもブログを楽しませてもらっているHATTAさんのAkaricenterさんで購入しました。
馴染みの店で10HolesのFablousを買うぐらいの値段です。ヒューッ!
123Aは昔のカメラ等に使っていた3.0Vの600円くらいする電池です。。。。えーっ!そんなに高い電池で90分しかもたないの?
はい。そうらしいです。
しかし、探してまとめ買いすれば300円位程度で購入できるそうですし1日5分使ったとしても18日で、私の使い方からすると2-3分なのでランニングコスト的には1ヶ月300-400円位でしょうか(実はバルブも20時間くらいで交換という話も。。)
まぁ、コストの話は別にいいんです(きっぱり)!
煙草やお酒もコストを気にしたらやてられないでしょう?
人間コストを考えずにやりたい事が何かしらあるんです。
とか言いながら今回の煙草の値上げは森のなかまをして買いだめをしてしまいました。既に2カートン消費です。
煙草辞めたら電池代くらいでるという話も。。
話しを元にもどして、とにかくLEDの光ではなくて熱を発して燃焼するキセノン式で、ムラのない上等なフラッシュライトを探していたらここに行き着いてしまったのであります。
コロンとしたバランスで可愛らしいのですが、細部にわたって造りがよくネジ部を回す時の重さと滑らかさは、その手のものが好きな方には堪らないものがあるかと思います。
航空機グレードのアルミをCNCで切削して。。。とかいうところに男の子は夢を見るんです。見ない人もいますが。。
大事な所をのぞいていみます。
キセノン球が(笑)。。
リフレクターは凹凸を施したオレンジピール。これのおかげでムラの少ない配光ができるのだそうです。レンズはパイレックス。うーん。男の子!男の子!
男の子はスイッチが好きなんです!
たまにバスに乗って押そうとして先に子供に押されたりすると「大人なんだから」と自分言い聞かせます(笑)。
Surefireには色んなスイッチがあるのですが、このE1eはよくある押してON、再度おしてOFFというものです。とても良い感触です。
世代によって方式が違うようですのでポリシーのある方は購入時にお尋ね下さい。
上3枚の暗ーい写真はディフューズしたソリテールで照らして撮ってみました。
15ルーメン。今時としては暗い部類でしょうか。しかし私にてって室内で使う分には十分過ぎるあかるさです。
しかし残念な事にかなりスポット気味の配光です。
スポット気味なはこのライトが作られた目的にもよるわけなんですが、それでも分散光にしたいという人にはこんなものがあります。
F04 ビームシェーパーというものでディフューザーと言った方が分かり易いでしょうか。表面がすりガラスの用になっています。ゴムの摩擦でヘッドに固定します。思った以上の金額がしますがゴムの中にはスチールの芯が入っているのでしょうか、かなり確りした物です。
もっとカッチョエエFM54というものもありますが、E1eより高い!のであります。さすがにまだ正気は保っていられます(笑)。
中心の光が拡散して柔らかい光になります。ちょっと分かり難いので。。。
F04なし
F04あり
最近作業用に使っているスタンドに付けてみました。カメラ用品からの転用です。融通が訊くのでお気に入りです。
#Kenko Sunshade Proにカメラ用フラッシュスタンドを組み合わせて今は満足していますが、2-3000円でこういう物が買えないですかね?
光源から照射面までは20cm少々位です。
ライト真下のみ目がいってしまいがちですが、右のスタンドの影をみるとF04なしでも結構周辺光が出ているのがわかるかと思います。F04をつけるともっと柔らかくなっているかと思います。
実際はこの写真よりも中心部が広がった感じです。
元々ムラのない光ですがF04を付けると読書灯、手元作業用にやわらかく素晴らしい光を放ってくれます。
今でこそ電球色のLED等もあるのですが、それでもなんか違うんですよ。
昭和生まれの森のなかまが慣れ親しんだのは何かを燃やして、熱を出すこの明かりなんです。
なんだかほっとします。
野外でも使ってみましたが、さすがにF04をつけているとキツいですが、そのまま使うとスポットが50m以上を照らし、周辺光が辺りをほんのり明るくしてくれます。
昔単一電池を4-6本使った赤いサーチライトより明るいように思えました。
#以前書いたLeatherman S2のHighモード:35ルーメンよりも遠方を照らせるようです。配光がS2よりスポットという事もありますが、ルーメン値だけでは性格がよく分からないわけですね。
先ほどランニングコストは気にしないと書きましたがメインの作業にはコレは使わないかと思います。後日紹介しますが
配光がもっとフラットの電球色LEDのライトを既に購入して使っているからです。
じゃぁ、E1eは何に使うのさ?
なんでしょうね?
手持ちの中では一番遠方を照らせるのでそいういう時に。。
照明を付けるまでもない時の移動時に。。
やっぱり作業に使ってみたり。。
でも、一番の理由はキセンノンの光を見たい時に使うんでしょうね。これが一番健全でしょう(笑)。
結構短い期間でフラッシュライトに蝕まれてますね。
■番外編
冒頭の写真"Welcome.."ですが。。。
"User's manual"ではなく"Owner Handbook"の冒頭なんです。
最近はOSがやたら"Welcom"を連発していますが、フラッシュライトでWelcome"とは思いませんでした。
また、この冊子ですが機種毎に中身が違うようです。
ネガティブに言えば表紙を共通に使い回しているとも言えなくもないのですが、手を抜きたいのなら全機種共通にしてしまうのが一番で、実際日本語のマニュアルはそうなっていますし、それが普通なのかと思います。
ブリスターパックだからてっきり説明書も紙一枚かと思っていたのですが。。機種毎に冊子を用意するあたりは"Owner Handbook"を名乗るだけの事はあります。なんか"Owener"というと偉そうで照れますね。エヘヘ。
ちなみにSurefireの製品は消耗品を除いて一世代の生涯補償がつくんだそうです。10年とかは聞きますがなかなか刺激的であります。
では。
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