森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

サンプル作り

2024-01-14 17:26:09 | 工作
虹が出ていました。その後、雷が鳴り始めました。関東の冬にしては珍しいです。


土曜日午前中は、こんなふうに晴れていたのですが。お昼を過ぎてから予報通り雨となりました


一部では初雪も見られたそうなのですが、森のなかまんち近くは小雨でした。そして寒かったです。


年末年始のお休みで、プレゼント用にマイクロコードという1mmくらいの紐でKBKの尾錠式ベルトを編みまくりました。失敗作を含めると10本分近くになりました。すでにプレゼントしてしまったのですが、ここへ来て、ようやく力の入れどころがわかってきました。
プレゼントされた方、時計ごと送ってもらえれば、編み直しますのでお気軽に。。

で、この写真の子なのですが、編み方はそこそこなのですが、どうも思った色合いになりませんでした。
編みなおそうと思うのですが、思いつきで始めても、また「なんだか違う」ということになりそうですので、サンプルを作ってみることにしました。


一番左が、サンプルのサンプルです。KBK編みでカチッとしたベルトを作る際は、ジグを使って、芯紐をピンと張ると仕上がりが良いです。
しかし、楊枝の部分を網戸クリップで挟んむと、微妙に傾いたり、外れたりと面倒でした。


単純に、輪っかにした紐をひっかけるのが、一番お手軽で、融通が効きました。


太いコードでKBK編みをするときは間を開けて編むのが好きなのですが、細いコードのばあい、摩擦も少ないため、力を加えると編み紐がずれたりします。

また、確り編もうとして、引き締めを強くすると、芯紐の間隔が狭まってしまい、テーパーしてしまいます。

編む時の引き締めで確りさせるのではなく、編み目を詰めることで、ベルトの硬さを出すようにすると、今のところ良いかな?と思っています。


引き締める具合ですが、例えば矢印の先のコブが、前のコブと並び、向きも同じになるようにすれば、目安になるのではないかと思います。

編んでるそばから、詰めた編み目が伸びできますので、その都度、指で挟んで、上に詰めてあげます。結構つめますよぉ。


左は、編み紐にオリーブドラブ、ハンターグリーン。芯紐にコヨーテ。
右は、編み紐にマルーン、ブラウン。新紐にオリーブドラブ。

「森のなかまさん、パラコードの配色はコントラストの高い組み合わせが基本でしょ」と思われるかもしれません。

anudo 鎌田さんの「1日でつくれるマクラメアクセサリー 南米で出逢った結びの技」という書籍を手にしたのですが、「微妙に違う数色の具合で深みのある1色ができあがる」というのがクールで、真似っ子したいなぁとおもいました。

マイクロコードで微妙に違う色合は、少ないので、とりあえず、同じくらいの明度と彩度のものを組み合わせてみています。


裏側はこんな感じです。狙ったものより裏側の方がよかったということは、かなりあります(笑)今回は、狙った方が気に入りました。ホントですよ。

ちなみに、先ほどの書籍ですが、色合い以外にも、「巻き結び」「裏巻き結び」「ライン結び」の詳細な指の運びが図説されています。多くの書籍が紐の動きを説明していますが、指の使い方までが解説されているものは、今のところ知りません。


指の運びを知るだけで、こんなのが、サクサク編めてしまいます(個人差はありますが)
ネットの動画でも学べるものがあるかもしれませんが、手順通りにやれば、初めから、無駄のない指の運びで編めるというのは、とても有難いです。森のなかまのような初心者だからこそ、最初から効率的な指の運びで学びたい。これだけでもオススメの書籍であります。


思いっきりテーパーしていますが、させています。ホントですよ。
メンズの時計は、ベルトの根元が20mmくらいになるようなのが多いです。もう少し太いコードでやれば、自ずとベルト幅も太くなるのですが、カシオの時計などは、太いコードが入らないものが多いです。
このため、根元だけは太くして、あとはテーパーさせてしまおうと思い、試してみたのが、こちらのサンプルとなります。


裏側はこんな感じです。
今回のサンプルの編み紐は全て45cm(サンプルのサンプルだけ30cm)だったので「長さが足りないため、急峻にテーパーさせました」というのは、表向きの言い訳で、いろいろ課題がありそうです。でも、このやり方が、使えないことはなさそうです。

少ない材料でいろいろ試せるサンプル作り。何気に面白かったです。


さて、この編み方時計のベルトだけにしておくのももったいないですんで。ということで、ピンズをはめてみました。真ん中にピンを通せる穴がいくらでもあるKBK編みならではであります(まぁ、他の編みでも挿せますが)。


裏磐梯のビジターセンターによってなかまにした、キビタキとモモンガ
付け根の部分を、ループ紐にしておけば、ピンを通したくない、通せないようなものにも、お気に入りのピンズをつけられる、ピンズホルダーになるかと思います。

それでは!

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