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国家のリーダーに関する雑感

新テロ特措法は ムリムリ成立。この日本の中東政策には妥当性はあるのか。対米政策としてマヌケな結果にならないのか。
一方、ハンドボールのオリンピック予選をめぐって日本はクエートと対立している。日本は これまでクエートにも陰に陽に貢献してきたのではなかったのか。ところが 日本は 中東での石油開発の権益も最近喪失したようだ・・・。
これは日本の中東政策が キチンと中東にも 効果的に反映していないことの証左ではないのか。
そう考えると 素人の私には よく分からないが 新テロ特措法は ここまでムリムリ成立するべきことだったのだろうか。本当の国益はどこにあるのか。
それに自民党政府のリーダーと 一部の米国側要人との間に胡散臭い関係は 金輪際無いと言えるのだろうか。20年30年後に 変な事実が露見することはないのか。

怪しい対米従属政策を実施している間に、米国の大統領候補予備選が たけなわ、民主党候補が有力のようだ。
この選挙運動さなかに、女性候補が 涙を見せたが、それでニューハンプシャーの予備選でトップ得票したようだ。
これまで、米国の大統領が 涙を見せることはあってはならないことだったハズ。世の中 変わったのか。それとも、あの米国人に同情心が 芽生えている兆候なのか。
いや、 “涙は女の武器” とは 万国共通なのか。それは 逆性差別的とは言えないのか。
ところで、この人は ユダヤ票を気にする候補者だ。これで、歪んだ米国の中東政策が 本当に“変化”するのだろうか。

日本から 外人資金が逃げているという。外人投資家に“円キャリートレード”の余裕すらなくなったからだという。どうやら日本人の金融資産も逃げているようだ。以前 よく言われたキャピタル・フライトが起きているのか。
日本経済は グローバル経済の中で このまま落ち込んで行くのか。
先日 最近 大勢の中国人や韓国人、オーストラリア人が 日本に観光に来ているとの報道があった。これは 日本の物価が安いからだという。つまり “円”が 弱くなっているのだ。
寺島実郎氏が 特にオーストラリアからの観光客が 日本にスキーに来ているが、例えばオーストラリアのタクシー運転手の年収は 日本円に換算すると1500万円になるほどなのだ、と指摘していた。これが本当なら日本の タクシー運転手は 日本を見捨てた方が良いのかも知れない。
こんな 経済力実態を反映しない 不利な状況は 日本に本当のリーダーがいないからだという。

どうして 今、明治維新前夜のような 高潔な人材が 大勢輩出しないのか。
それに大きな政治的選択が必要なようだが、この国にはどの方向に進むのか、つまりビジョンすら 見えていない。
この国の未来は 人口減少や温暖化とともに落ち込んで行く一方なのか。

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