The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
神戸ポート・アイランドでの“WET研究懇話会市民講演会”に参加して
標題のような、耳慣れない研究会の 紹介E-mailが送付されて来て、しかも参加料無料とのこと。どうやら水質汚濁問題への対処法についてではないかと思われ、環境ISOマネジメントもテリトリーと公称している私としては、最新情報を仕入れておく必要があると考え、参加を申込んでいた。この懇話会が 先週の9月1日ポートアイランドで開催され、参加したので概要を 報告したい。講演プログラムは以下の通りだった。
講演1 水とは何か :北野大、明治大学教授
講演2 水生生物を守るために :須藤隆一、東北大学名誉教授
講演3 生物応答を利用した“環境の水”の評価 :鑪迫(たたらざこ)典久、国立環境研究所主任研究員
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領土・領海をめぐる日本人の感覚
この夏、敗戦記念日のあたりで、韓国、中国からしかけられて領土・領海問題を意識させられる事件が頻発した。こうした問題に対し、日本人の感覚が相当甘いところがあるような気がしている。というのは、韓国や中国の主張には かなり感情的で自己中心の主観的な要素が多く、客観的な証拠さえ積上げれば彼らを論破するのは容易だと思い込んでいるフシがあるからだ。
或いは、“本来、誰のものでもない土地や海を、誰のものかと目くじら立てて、戦争するのはバカらしい。”という議論を もっともだとしてしまうのは、現代社会というものを正確に認識していない人々の発想である。勿論、国家主義的発想も少々古ぼけてきてはいるが、まだまだ国家の機能が一般市民社会に及ぼす影響力の大きさを考える時、それは 自身の利益を損なうことに通じる考え方であると思うべきだ。社会を考える時、そうした文明発達論的時間軸の考え方が入っていないと、とんでもなく不利で誤った議論を もっともらしい顔ですることになるのだ。それが社会科学者としての発言ならば、無責任であり 見立て違いもはなはだしいのではないか。 . . . 本文を読む
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