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米国の世界覇権から見た日米関係

米国の国家戦略は、多くの場合 やはり巧みだ。ベトナム戦争等 失敗もあったが、第一次、二次世界大戦を通じて後、世界の覇権を握って それをゆるぎなく維持している。 80年代に 社会主義圏の覇権国家であったソ連を崩壊させて以降、恐らく それと前後して資本主義圏側の覇権国米国も 衰退するのだろうかと 思っていたが、そのようなことにはならず、逆に ダントツの世界覇権国家となってそれを維持し続けている。GDPで見ると明白だが、2012年予測で米国は 15兆6,530億ドルの1位であり、2位中国は8兆2,500億ドル、3位の日本は5兆9,840億ドル、4位ドイツ3兆3,670億ドル、5位フランス2兆5,800億ドル、6位ブラジル2兆4,250億ドル、7位英国2兆4,340億ドル、8位イタリア1兆9.800億ドル、9位ロシア1兆9,540億ドル、10位インド1兆9,470億ドル・・・・となっているという。2~4位の国のGDPを加えてようやく匹敵し得る規模になるということだ。 . . . 本文を読む
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“意思決定のためのリスクマネジメント”を読んで―網羅的な工学系のリスク論

昨年末“意思決定のためのリスクマネジメント”を読んだのでコメントしたい。その内容はリスク・マネジメントで考慮するべきことをほぼ網羅的に記述しているもので、リスク・マネジメント全般を知るテキストとして使える力作だと思う。だが、非常に残念なのは、ISO31000について本の一部を割いて深く言及していないことである。 . . . 本文を読む
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乗数効果

新内閣に課せられた問題の最大のものは、景気対策である。それには思いの外 首相は矢継ぎ早にその“対策”をパフォーマンスも含めてめぐらせている。お蔭で現象的には、円安、株高になっている。この現象は好ましいように見えるが、単純に“コイツァー春から縁起がいぃわい!”とばかり言っては居られない。何故ならば 円安は円の価値が下がっている証拠だし、現実に経常収支は悪化している。だが、そのような声が小さいのが気になるし、その小さくても真実の声に耳を傾けることが、リスク・マネジマントの極意だと心得ている。 . . . 本文を読む
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2013年、年始早々の独り善がりの七転八倒

謹賀新年。 早々に大学の同窓会があった。幹事が親しい男で、当初の出席者が少ないとのことで、直接の出席要請があり、又、来賓恩師が 所属研究室の教授だったので、心ならずも参加することにした。 学生時代の友人が皆、綺羅星の如くあり、まぶしく見えた。 結局、近況報告スピーチもしどろもどろとなってしまった。 “友が皆 偉く見ゆる日に・・・・”との心境であった。実際の私は この歌の後半とは かなり違うのだが、心境としては全く同じでそそくさと帰った次第である。 年末の ご挨拶では、ポジショニングがどうこうとの台詞を吐いていたのが、客観的に独り善がりの間抜けな行為であったと気付かされる結果となり 相当に落ち込んだのだった。 . . . 本文を読む
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