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イスラム国の日本人人質事件に思う

イスラム国の日本人人質事件ではとうとう犠牲が出てしまった可能性が高いようだ。 事実であるとするならば、日本政府は国民を守る力を持っていなかったことになる。 ヨーロッパ各国政府に比べてズブの外交音痴であるにもかかわらず、 中東勢力との対話のチャンネルすら持てていないにもかかわらず、 親イスラエル的言動をとってイスラム国を無用に刺激した挙句の果てだ。 安倍氏は不用意に引き金を引いたと見るべきではないか。 日頃国民の安全を守ると口にしながら、国民を生命の危機に陥れた。 . . . 本文を読む
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今の日本経済をどう見るか

今の日本経済の状況をどう見るべきか。現政権は景気が良くなっていると喧伝している。しかし、日銀はゼロ金利政策を長らく実施していて解除する意志はない。否、ゼロ金利を通り越した苦肉の策としての量的緩和を実施している。つまり、無理やり国債を買いあさって貨幣を市中に供給し続けている。これが、好景気の状態とは言えないことは明らかだ。日本の中央銀行は、この“悪いインフレ”を期待すると言う なりふり構わぬ論理矛盾の政策に躍起になっているが、果たしてこれは正常な状態なのだろうか。 日本では米国のような技術革新や経営革新が起きず、借金をしてまでの国内投資はなされない。一方日本の政府は相変わらず、新たな市場フロンティアを創造する分野への投資をせず、従来発想で土建投資ばかりに躍起になっている。 日本企業も従来発想のみなので海外で稼ぐしかなく、国内にフロンティアを発見できないので日本の国内での雇用は本質的には増えず、国民全般“津々浦々”には恩恵は行きわたらない。一体、アベノミクスはどこへ行ったのか。掛け声ばかり、御囃子ばかりで実体がないのが実態なのだ。このままでは3年以内に危機が来る? . . . 本文を読む
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集団的自衛権について―香田洋二氏と小川和久氏の本を読んで

実を言うと“集団的自衛権”について、もう一つしっくり行っておらず違和感を抱えたままでいる。そこで、まず元海上自衛隊自衛艦隊司令官の著作“賛成・反対を言う前の集団的自衛権入門”を読んでみた。それでも、もう一つ理解が不十分であったので、軍事評論家・小川和久氏の“日本人が知らない集団的自衛権”も読んだ。 それでも、現行憲法下での“集団的自衛権”についての具体的イメージが定まらない。その言葉の定義は簡単なものだが、それを具体的に様々な場面に応じて適用するには、解釈が様々に出てくるからではないかと思われる。いずれにせよ、“個別的自衛権”も含めて軍事技術の専門家、民主法規制の専門家達の熟議が必要であるように思う。 懸念されるのは、軍事ジャーナリスト・田岡俊二氏の指摘で、日本政府は時の米国政府には従順すぎることであり、その従順さが法規制の矩を踰えてしまう懸念があることなのだ。かつて、日本は自ら宣言した“非核3原則”を踏みにじったことがあった。その懸念が、かつて私が“集団的自衛権ではなくて集団的攻撃権”であると指摘した所以だ。 . . . 本文を読む
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2015年、年頭に思うこと

何はともあれ、謹賀新年。 昨年末のご挨拶では、いつもと違って個人的な話から始めて申し訳なく恐縮している。とは言えとりあえず、昨年末を受けて今年の新年ご挨拶も個人的な話から始めたい。 今年も当面、私の所属する機関でのポジショニング向上がこのところのテーマとなるが、どこまで向上させるかについて具体的なイメージは持っていない。具体的なイメージは持った方が良いのかも知れないが、どういうイメージが自分の本当に欲するものなのか確定できていない。また、たとえ具体像があったとしても、それは公表するべきものではないようにも思う。 否、そういう“ポジショニング向上”のために何をするかの方が語り易いので、ここでは それを明かしたい。まずは神戸版、京都版の環境システム審査での審査技量の向上が、正当な目標であろう。つまり、規格やチェックリストに照らして客観的になさなければならない指摘を如何に適切な表現で行い得るかを目標とするべきであると考えている。 . . . 本文を読む
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