The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
“大阪都構想”の是非・その後
先週、“大阪都構想”の是非に否決で決着がついた。否決は、私の思いでは好ましいことであったが、その要因はどういう実態によってのことであったのだろうか。“維新”派の主張を理性的で論理的に評価し判断してのことであったのだろうか。
もしそうでないのならば、非常に残念なことである。そもそも橋下氏は問題点である事実を大阪市民に正確に提示して主張を展開していたのだろうか。そこに事実の隠蔽やウソはなかっただろうか。政治家は、そんな基準で選出されなければならないが、現在の日本の風潮ではそういう傾向に無い。だから政界を引退するという橋下氏もいずれ復活するのだろう。それで本当に日本の閉塞状況は打開できるのだろうか。 . . . 本文を読む
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“大阪都構想”の是非
“大阪都構想”の是非がこの5月17日の住民投票で決着がつく、ということだ。そこで色々都構想の論説を調べてみたが、“大阪市は統治困難な巨大都市であり、非効率な行政体である。”という台詞に、言語明瞭にしてウソばかりの橋下氏の言説の本質を見るようであった。
結論的に言うと、私は大阪府という機構は歴史的社会的背景のある自治都市の空白空間を埋める補完的、過渡的機構であり、それに対し、大阪市には重厚な歴史的背景を有している。この社会的・歴史的背景のある大阪市を解体して、むしろ人為的な機構の大阪府に集約強化するのは、都市自治を阻害する中央集権的対応と思う。ある意味、都市自治や民主主義の発露を破壊する強権的意図とも勘ぐれる。それはむしろ橋下氏には似つかわしい発想とも言えるのかも知れない。
つまるところ、私はこうした財政的効果も薄い“大阪都構想”改革には反対である。大阪市には“都構想”を否決決着させ、早く将来戦略を描いて、京都・神戸に追いつき、早急に関西広域連合も充実させて欲しい。 . . . 本文を読む
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首相の米議会演説
先週、安倍首相が米議会上下両院の合同会議で演説を行いどういう内容になるのか注目して実際にテレビ中継を見たが、聞くに耐えない英語であり、見るに耐えない手振り、身振りであった。しかし本来内容に注目していたので深夜の小一時間我慢して注視したが、ついに何ら感銘を受ける内容も言葉もなく、歯の浮く米国礼賛の修辞に満ちた対米隷属の語り口で終わった。これでは、史上初のセレモニーも台無しであり、非常に恥ずかしい印象を受けた。
同行した夫人が、演説の内容に聞き飽きたとして練習をしていた首相とは別の部屋で寝たというのも、十分にうなづけるものであった。 . . . 本文を読む
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