The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
“即位礼正殿の儀”で思ったこと
先週は、何と言っても今上天皇の“即位礼正殿の儀”が催され、183カ国の代表が出席し、米国のチャオ運輸長官や中国の王岐山国家副主席、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問らが出席した。皇室とゆかりの深い各国の王族からも、英国のチャールズ皇太子、オランダのアレクサンダー国王、スペインのフェリペ6世国王、ブータンのワンチュク国王らが参列した。
関連して、これまでの天皇をはじめとする皇室の方々への敬愛の念や、韓国の理解できない対応について考えをまとめてみた。
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JRCAによる環境マネジメントシステム審査員講演会・大阪に参加
先週、環境マネジメントシステム審査員への日本での公式の講演会があり、参加した。この講演会、実はこれまで一般社団法人産業環境管理協会の環境マネジメントシステム審査員評価登録センター(CEAR)が実施していたのだが、2019年10月1日より、一般財団法人日本要員認証協会(JRCA)へ審査員登録事業が移管されたため、今年度からこのJRCA主催の講演会となった。
場所:大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ホール
講演:「中小企業に役立つマネジメントシステムの構築と運用(環境・品質ISO)」・関根修一氏
連絡事項:「JRCAからのお知らせ」・加藤真一JRCA所長
取上げられたテーマは、ISOマネジメントシステム普及のネックが中小企業にあるとの認識で、これまでも何度も取り上げられたテーマだ。2015年版のISO規格は、企業経営に役立つように改訂されたはずだが、それが十分に活かせていない何故か、なのだが聴衆側にもあきらめの雰囲気が漂う。ゴタクのオンパレードだろうと思いつつ、CEARからJRCAへの変化で何か変わった話がありや、との淡い期待もあり、出かけた次第だ。それでも講演で気付かされた項目数点があったので、まとめてみた。
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本村凌二・著“はじめて読む人のローマ史1200年”を読んで
古代ローマ帝国については高校時代に世界史で習ったはずだが非常に印象に薄く、その後の知識補強にあっても、ローマ史全体の系統的理解とはなっていなかったので、この本の“はじめて読む人のローマ史1200年”の表題を見た時、触手が動いたのだった。この本では、1200年のローマ史を四つの時代に分けて説明している。
(1)起・建国からカルタゴ滅亡まで(2)承・内乱の一世紀から、ネロ帝の自害まで(3)転・五賢帝から、セウェルス朝の終焉まで(4)結・軍人皇帝から、西ローマ帝国の滅亡まで
面白いエピソードは“お姫様抱っこ”で、ローマが帝国に拡大して行く過程で女性不足をカバーするために“力ずくで外国の女性を略奪した故事に由来した風習”だということ。他にもテルマエthermae(公衆浴場)の解説もあり意外性があって面白かった。最後にローマが滅びた要因を“①異民族の浸透②インフラの老朽化③イタリアの凋落”にあるとしている。
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この1週間―中国・香港や関電不祥事、消費税と高槻プチ観光
現状の中国をめぐる奇妙な均衡が大きく崩れる日はいつ来るのだろうか。経済の変調が微妙なバランスを崩す切っ掛けになるのだろうか。それとも、やはり北京政府から見て辺境からのゲリラ攻撃で崩すのが革命の正攻法であろう。その舞台が香港なのだろうか。
国内では関電の不祥事で大騒ぎだが、SDGS、ESGの時代に何をしているのか。とにかく経営陣のリスク感覚の貧困にあきれるが、これが日本の一流企業のトップの現実なのだ。監査役もしっかり完璧に役割を果たしていたと言えまい。原発をめぐる不祥事は、その事業そのものに本来社会的正義にもとる部分があるからだ。“諸悪”はその部分を弱点と見て、群がって来るのだ。だから、この事件の背景は根深い可能性も大いにあるのかもしれない。
キャッシュレスで対応すれば、消費税増税でも生活防衛が可能との喧伝に、私も最新スマホ・キャッシュレスを目指すことにした。ところが経産省・キャッシュレス推進協議会のHPを見て、その普及度の現実にがっかり。これでは使い道は少ないとみて、当面様子見とした。交通系カードは持っているし、問題ないか。
実は、先週のある日、高槻に審査に赴いて、午後はついでに“しろあと歴史館”と“歴史民俗資料館”を見学に行った。しかし、“しろあと歴史館”は平日の外壁修繕工事のため閉館、とあって見学できなかった。気落ちしながら南の城址公園に向かい、“歴史民俗資料館”だけを見学した。
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