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本郷 和人・著“徳川家康という人”を読んで
今回は本郷 和人・著“徳川家康という人”を紹介したい。前々回投稿の本郷 和人・著“真説 戦国武将の素顔”の紹介でも、“大河ドラマ『どうする家康』では、アホでノンキな印象を与えるイメージを醸成しているが、今川の人質時代に猛勉強しているので、ドラマで見たような慌てふためきオタオタするパフォーマンスは全く考えられないと思っていたが・・・”と書いたが、やっぱり大河ドラマの行方は気になる。そこで“徳川家康”に関する本郷教授の決定版と思われる“徳川家康という人”を読み切っておきたいと思った。
著者・本郷教授の家康観。“結論!私たちは信長や秀吉にはなれない。でも、努力さえすれば、家康にはなれるかもしれない。”要は、天才的ヒラメキのある“信長や秀吉にはナカナカなれない”が、我慢して努力した“家康にはなれる可能性はあるハズ”ということだ。だが、その“我慢”と“努力”は超人的だった、ということ。
それとかつて、私自身は家康の生涯を俯瞰して“長生き”がキィ・ワードだと認識していた。本郷教授はその点に言及しなかったのが、残念なのだが、違った角度からの指摘はビックリするような結論ではないが、非常に参考になったような気がする。 . . . 本文を読む
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宮城谷 昌光・著“孟嘗君と戦国時代”を読んで
今回は宮城谷 昌光・著“孟嘗君と戦国時代”を紹介したい。ある日、整理できていない自分の部屋にこの本の表紙を見つけ、ある種のときめきを感じた。それは先週紹介した本と同じで、売られている書店で感じたものを蘇らせたものだった。同じく当然、そのまま見捨てることができずに取り上げて読み始めたのだった。とにもかくにも、私の愛読する中国古代歴史作家・宮城谷昌光氏の本なので、この忘れられた本に面白く興味津々で取り組んだのだった。
著者が小説『孟嘗君』を書いていることは知っていた。“鶏鳴狗盗”で有名な面白そうな人物なので是非読んでみたい。だが、文庫本にせよ全5冊の大作である。少々手を出し難い。そこで書店で見つけたこの本を取り上げてみた。
だがこれで小説『孟嘗君』を十分に熟読玩味できるだろうか。否、それでも注釈に注釈が付いているような内容を、立て板に水のごとく解説してくれている著者の記述に悩まされるのであろうか、自信が持てない。 . . . 本文を読む
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本郷 和人・著“真説 戦国武将の素顔”を読んで
今回は本郷 和人・著“真説 戦国武将の素顔”を紹介したい。ある日、整理できていない自分の部屋にこの本の表紙を見つけ、ある種のときめきを感じた。それは売られている書店で感じたものを蘇らせたものだった。なので当然、そのまま見捨てることができずに取り上げて読み始めたのだった。私は、買った本のレシートは必ず本と一緒にしているつもりだったのだが、この本には残念ながらそのレシートが付いていなかった。ある種いい加減に扱ってしまっていた本だったのだ。
ここでは、先ず私が敬意を表していた上杉謙信の取り上げ方を紹介し、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、謙信のライバル武田信玄、激賞された毛利元就、石田三成などのコメントを紹介した。
著者の語りは歴史学者として厳密で客観的評価に基づいているので、大変信頼できるものであると私は信じている。そういう観点で、同教授の本は今後も選んで行きたいと思っている。 . . . 本文を読む
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1月に鑑賞した映画の紹介
またもや早くも2月に入ったので、ここで前月1月鑑賞の映画の紹介となる。全部で48本、内BSシネマ15本、無料ネットで見たもの11本、TV放映の録画ビデオで見たもの16本と最も多く、レンタル・ビデオ6本。前月1カ月で48本となると1日当たり1.5本以上見た計算となって、前々月を上回ったことになる。前々月より大いに健闘したと言えるのではないか。
ちなみに、正月松の内で見たのは次の13本となっている。
“夕日の用心棒”、“15ミニッツ・ウォー”、“リミットレス”、“パッセンジャー”、“カメラを止めるな”、“ターミネーター3”、“スペース・カウボーイ”、“レディ・チャタレー”、“ラスト・アクション・ヒーロー”、“エア・ストライク”、“ジェシー・ジェームズの暗殺”、“テスラ エジソンが恐れた天才”、“K-19”
それこそ、いろいろ見過ぎたなぁ・・・“いやぁ映画って、本当にいいものですねぇ!” . . . 本文を読む
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