日本のパンデミック対応に世界中が注目しているという。特に、WHOは “先進国”日本のリスク対応に期待し、注目し、教訓を得ようとしているようだ。
だが日本人は適切な対応をしているのであろうか。
まずこの度のインフルエンザ発症現象が奇妙な印象を受ける。つまり、国内での 感染源があたかも神戸のように見られているが、本当にそうなのか。海外特に北米地域との人の出入りが一番多いのは 港・神戸ではない。日本で 北米地域との人の出入りが一番多いのは 成田空港ではないのか。 . . . 本文を読む
先週、“地球温暖化対策の中期目標の選択肢”についてのパブリック・コメントが政府内閣官房から求められているとのことで、最近 ある団体から 彼らのホーム・ページにアクセスして、意見を記入して欲しいと依頼が 私に舞い込んできた。その団体は“温暖化防止のために市民の立場から提言する\\\"NGO/NPOだという。
彼らの思惑に同意する場合は そのまま“メール送信”に クリックすれば、内閣官房に ダイレクト送信できるようになっており、予め用意された選択肢には “1990年比30%以上削減するべき” にチェックが入っていた。 . . . 本文を読む
数ヶ月前のことで恐縮だが 大学で ある老学者(元東京大学教授)の講演もどきの講義を聞く機会があった。私は 若い学生に混じって聴講していた。
講義の冒頭での 話。“ここ大阪の地、には 適塾がありました。大村益次郎や 橋本左内らが出たのですが、福沢諭吉もここを出ています。その福沢が書いた「福翁自伝」という本があります。これに、ある時 諭吉が病を得て、枕がないことに始めて気付いたという下りがありました。” . . . 本文を読む
先週から、新型インフルエンザが 世界的に広がりはじめている。
私は以前、リスク・マネジメントの仕組に関する講演を聴いて、そんな“想定外事象への備え”など、一般の企業特に中小・零細企業にとっては殆ど不可能であり、そんなことに対応していては返って日常のリスク対応がおろそかになり、事業継続の基本的な部分で困難に陥る結果になると表明したつもりだった。 . . . 本文を読む