The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
近大原子炉実験・研修会に参加して
原子力エネルギーをどう考えるか難しい問題だ。原子力とは何か、それを感じるために原子炉というものに実際に触れてみて、その原理、構造、挙動を知ることや、放射能というものを実感し、その挙動や特性を知ることが何より重要なことだと思うのだが、世の中にはそういう機会は全くと言ってよいほど殆どない。
ならば、大学の研究用原子炉の見学はどうなっているのだろかと思い、大阪府下にある2つの研究用原子炉をネットで調べてみた。熊取にある京大の原子炉と東大阪の近大の炉だ。私が調べた頃は、熊取は3・11の影響か、見学会を中止していたが、近大は実施していた。しかも、熊取は半日(午後の数時間)コースだが、近大は2日間のみっちりコースだったので、これ幸いと申し込んだ次第であった。その研修会が先週あり、参加し無事修了証を得た。 . . . 本文を読む
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本当に“原発は必要”なのだろうか?
原発の技術は人類社会に必要不可欠なのだろうか。これは 今、私が工学的、技術的に最も関心を持っている事柄だ。
人類社会の運営・維持には膨大なエネルギーの使用は不可欠である。全ての人々の基本的人権、つまり健康で文化的な生活を保障しようとすると膨大なエネルギーの消費が必要なのだ。したがってエネルギー源の確保は人類社会に必要なことなのだが、石炭や石油の化石燃料は、埋蔵量に限りがある。しかも 怪しい議論ではあるが化石燃料がCO2による温暖化の原因とも言われている。そこで、自然エネルギーの有効利用が言われるが、このエネルギーは集約にコストつまり、エネルギーを要する本質的矛盾を抱えている。ところが現代文明は 瞬時に膨大なエネルギーを消費することで支えられているので、自然エネルギーは使い勝手が悪い。
これらに対して、原子力エネルギーは問題が 少ないように見える。 . . . 本文を読む
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西ノ京散策
先週レポートしたようにガス会社の株主総会に出席後、その日の午後に奈良の西ノ京に足を伸ばし、久しぶりに大和路を平城京跡まで歩いて巡った。当日は既に梅雨の季節だったが、幸いにもその晴れ間の暑い日であった。
実は、西ノ京・薬師寺に東塔を急に見に行きたくなったのだ。それは、その週の日曜日に東塔の解体修理工事が始まる前に法要を行い、そこで市川団十郎が舞ったというニュースが流れて、工事が完了するまでの間その全容が見られなくなるということだった。最近何故だか、久しぶりに東塔を見たいと思っていたところだったので慌てた。修理完工の平成30年まで見られないとなると、少々辛い。そこで急遽見に行くことにした。 . . . 本文を読む
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