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世界の賢人7人に問う“ウクライナ危機後の世界”を読んで

今回はやはり気になる“ウクライナ危機後の世界”(宝島新書)を読んだので、読後感想を紹介したい。当然のこととは思うがこの本を紹介しているウェッブサイトには、“この戦争の結果は私たちの未来に決定的な変化をもたらす”とある。 国際ジャーナリスト・大野 和基(おおの かずもと)氏が、ロシアによるウクライナ侵攻について、現代最高峰の知性7人に緊急インタビューを実施し、特に“世界と日本の行く末”を問い、そのコメントを公表するかたちになっている。したがって、出版社内容情報によれば、“(独裁者)プーチンによる暴挙は世界情勢にどんな影響を及ぼすのか。権威主義の前に民主主義は屈するのか。これから我々はどんな未来に立ち向かうのか。新たな冷戦時代の有り様を大胆予測――”となっている。本の体裁としては著者はその賢人7人で、大野和基・編集となっている。 . . . 本文を読む
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京博の“新発見!蕪村の「奥の細道図巻」”の特集展示を鑑賞

先々週は、神戸市立森林植物園からの孤独のハイキング以外にも、その週末に京都国立博物館の特集展示を見に行ったので報告したい。 又しても、京都で午後からの研修。例によって、午前をどうするか、ネットで京博の“新発見!蕪村の「奥の細道図巻」”の特集展示を見つけた。当初、“エッ?与謝蕪村が『奥の細道』?”よく見ると、『奥の細道「図巻」』となっている。どうやら、芭蕉の『奥の細道』に挿絵を添付したものの新発見であると了解した。“蕪村の「奥の細道図巻」”展示は、平成知新館の常設展に特集展示が付加して開催されているのだとようやく分かった。だから常設展の後に見ることになった。その常設展は延々とあり、続く。確か3階からスタート。かなり疲れてようやく、目的の1階の“蕪村の「奥の細道図巻」”の特集展示コーナーに至る。 俳人らしい洒脱で外連味のない楽しい絵だ。まぁ漫画に近いのではないか。ところが、リーフレットの解説文には“蕪村自身が「海内に並ぶ者」はいないといってはばからなほどに得意とした俳画”とあった。まぁ良いじゃないか、自画自賛も優れていればコソなのだ! . . . 本文を読む
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そうだ!アジサイを見て孤独のハイキングを!―神戸森林植物園から谷上駅への山田道踏破

先週、神戸市立森林植物園の近くで午前中に仕事が予定されていた。森林植物園ではアジサイが盛りだというのを知って、どうしても見たくなった。私は何故か、アジサイが好きなのだ。青いのもあれば、微妙に紫の花もあり、白い花もある。青い花が好きだし、この色の変化も好きだ。 どうやら植物園絡みのハイキング・コースの山田道というのがあって、北へは地下鉄・谷上駅に通じていて、途中に弓削牧場がありカフェがあるということも分かった。そこで仕事終わりに植物園に立ち寄って、アジサイの群生を見て、ついでに午後はそのまま、山下りハイキングとすることにしたのだが、当日台風の接近があった。 しかしながら、仕事が終わると晴れ間が出て来たので、植物園でアジサイを存分に鑑賞した後、計画通りハイキングを決行した。ところが弓削牧場に至る頃には小雨が降り始め、一時は全身ぐっしょりと久々の疲労感でゲンナリ。後半の山田道は、密林中の踏破となり、久々のことで結構難儀したが無事、歩きぬけた。新しいハイキング・シューズを履いたが、爪切りを怠ったせいか左足親指先を損傷した。 . . . 本文を読む
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6月に鑑賞した映画の紹介

先月は計23本の映画を見た。NHK-BSPのBSシネマで、11本。ネットで見たのが、12本だった。先ずはBSシネマの概要紹介をして、ネットで見た12本の概要紹介をしたい。 たまたま“社葬”、“ペンタゴン・ペーパーズ”、“大統領の陰謀”と日米の新聞社の内幕物を立て続けに見た。これで日米の社会、正義感や映画の事実への迫り方・迫真度の違いを見せつけられ、その社会活力の違いを見せつけられた気がする。特に、“言論の自由”への意識の違いが目立つ。現代的社会認識や正義感が日本人の場合、同調性圧力や忖度によって希薄化させているのだ。 かつて、この国は“Japan as Number One”と言われて米国に迫る国勢を誇ったが、今やその平均賃金が韓国のそれを下回る事実に呆然とし、“未来を創る”と言いながら何を為すべきか定まらずに“検討”を繰り返し、問題先送りしている。その間に“誰も取り残さない”と言われるこの時代に世界にドンドン取り残されている。その結果、電力逼迫の国家的危機すら招いている。その真因が、そこにあったのではないかと、つくづく思うのだ。 日本人の政治、社会意識の後進性を変えなければ、落ち込む一方なのだ。恐らく、この参院選でも期待はできまいが・・・。 . . . 本文を読む
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