お金のかかる処置には 経営的な判断が必要ですが、予防処置は“起こりうる不適合”に対処することですので、損害が未だ生じていません。従って、実施しようとしている処置が経済的に意味があるのかどうか、経営的な判断が必要である、というのが今回の趣旨です。
ISO9001認証取しているコンビニエンスストアのA店で、天井の蛍光灯の交換をしていました。よく見ると、店内の全ての蛍光灯の取替えをしており、これは、チェーン・ストア本部の指示で、毎年12月に全ての蛍光灯を交換することになっているためだ、とのことでした。 . . . 本文を読む
どこまでも 付いて行く。
蹴られても、踏まれても 笑顔絶やさず、付いて行く。
どんなに不利益を蒙っても、お金を出すことはいとわず、イソイソと出す。
これだけはダメと言われていたことも そそのかされるまま いろいろやってきた。
それでも、見捨てられそう。 . . . 本文を読む
又々 他人(ヒト)から聞いたヘッポコな会社の お話です。
品質マネジメントについてはISO9001の認証を取得して6年以上。更新審査もようやく乗り越えるようになってきました。
ところが、顧客は 最近 環境マネジメントの認証取得の要求が多くなってきていました。サプライチェーンの一角にあって化学物質管理の必要性がでてきたからのようです。顧客は コンプライアンスや危機管理を含めたマネジメントもビルトインされた社内のガバナンスを求めてくる傾向にあるのです。それが環境マネジメント・システムには組み込まれていると顧客というか社会は見ているからのようです。 . . . 本文を読む
今回は “予防処置が機能していない”ことに どのように対処するかがテーマです。
ISO9001認証取している建設業のA社では、プロセスの監視・測定項目として、建設機械の点検や建設工事現場の安全パトロールをしています。社長は こういうISO9001に従ったやり方で、品質がよくなることを期待しているということです。
しかし、最近の定期審査で予防処置のプロセスが機能していないと指摘され、是正処置すら上手く機能していない状態で、予防処置など困難ではないか、と戸惑っているとのことです。 . . . 本文を読む
久々のヘッポコな お話です。以前より 少しましな事例です。
ISO9001は8年前、ISO14001は遅れて2年前に認証取得している会社でのことです。
ISO14001は認証取得とは言え、甘々、大甘での取得でした。つまり、何とか遵法状況を確保したところという状態。
認証取得以降の環境改善活動は 典型的な“紙,ゴミ,電気”の改善。“改善” と言っても“具体的方策”なしで、出たとこ勝負で 毎月ヒヤヒヤの連続でした。 . . . 本文を読む
今回は ISO9001がPL事故対策に有効な影響を及ぼすものであるか、という議論です。
加工食品会社のA社では、PL事故に対し、ISO9001認証取していることが 有利に機能するかどうかについて議論が巻き起こっているとのことです。
品質保証の規格であるISO9001の認証取得は当然、万一のPL事故発生後の裁判にも有利になる、という意見がある一方で、それは疑問だとする意見も、あるということです。 . . . 本文を読む
最近、“居酒屋タクシー”が話題になっている。
深夜帰宅する高級官僚が利用するタクシー車内で、飲料などで“おもてなし”を受けていたということである。このサービスを受けたのがお役人であったために大問題となっている。不当な税金のキックバックになるからだ。
しかし、この“おもてなし”、防衛庁疑惑に比べていかにもミミッチィ話だ。 . . . 本文を読む
今回は 購買先の評価の仕方についてです。
ISO9001認証取得している工作機械メーカーのA社では、供給者(購買先:部品材料の供給者と外注委託先)の評価を、取引開始時と その後定期的に実施することで運営しています。
この評価の方法は、どの場合にも一律に 同じ“標準化したチェックリスト”を使用して実施しているとのことです。 . . . 本文を読む
“駅そば”と言っても 賃貸物件の不動産情報ではありません。姫路駅の構内で販売されている神戸以西では結構有名な立ち食い蕎麦についてです。
実は 先日、急に 播州赤穂への出張、しかも夕方に、という事態になったのですが、フト、姫路駅に その“駅蕎麦” があったのを思い出したのです。私は 今まで食べたことはなかったのですが、それは、わざわざ駅で食事する必要性に迫られたことはなかったためでした。
赤穂への夕方出張ともなれば、帰宅は夜遅くなる。そこで、まだ夕方になる前に姫路駅を通過するので、この“駅そば”を食べて、赤穂へ赴くことを思いついたのです。 . . . 本文を読む
今回は 受発注時のトラブル解消法についてです。
プラスチック製品製造のA社では、顧客B社との間に、受注時のコミュニケーションの問題が多発していました。顧客からの注文変更が電話連絡によるもので、間違いが多かったのです。しかし、ISO9001の認証取得により、受注プロセスの内容が改善され、顧客満足度が向上したとのこと。
ところが、今度は材料供給業者C社との間の発注プロセスに問題が残っているとのことです。A社は口頭で発注していますが、ISO9001をどのように活用すればよいのか という課題です。 . . . 本文を読む