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田岡俊次・著“台湾有事 日本の選択”を読んで

近所の書店でブログに紹介するべき本を探していたら、田岡俊次氏の本が目に入った。田岡氏は64年早大政経卒、朝日新聞記者でまた相当な家系の出身。湾岸戦争時に再び朝日新聞編集委員も兼ねるようになり、テレビ朝日の“朝まで生テレビ”に登場し、米軍の配置を掌を指すように詳しく説明し、居並ぶ出席者を驚かせた。その後CS放送 朝日ニュースターにおいても解説委員、看板番組であったパックインジャーナルのレギュラー・コメンテーターなどを務めていて、的確な解説でこの放送が終わるまで当時は必ず見て当時の軍事知識を仕入れていた。現在はフリーの軍事ジャーナリスト。ネットでは“田岡元帥”というあだ名があったと言われている。 そんな田岡氏の近著なので、しかも要警戒の要警戒事項“台湾有事”にコメントしているとあれば、大いに気懸り、ということで読むことにした。だが、多少の期待外れ・・・ . . . 本文を読む
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ひろさちや・著“ひろさちやの「最澄」を読む” を読んで

今回は“ひろさちや氏”に戻って最澄に関する本を読んだので紹介したい。これも書店の宗教セクションで見つけて、空海のライバル最澄を知るべく読むことにして、買った次第だ。申し訳ないが、空海を知るために読もうとした訳だ。読んでみてやっぱり、最澄はただものではない偉人であると理解できた。但し、教理は結構ややこしくて錯綜して理解が部分的に不十分なままではある。 最澄が空海の密教に飛び込め、との誘いに応じていれば、日本の仏教はどうなったのか、興味は尽きない。 . . . 本文を読む
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頼富 本宏・著“空海と密教―「情報」と「癒し」の扉をひらく”を読んで

今回紹介したい本は頼富 本宏・著“空海と密教―「情報」と「癒し」の扉をひらく”である。書店の仏教セクションで見つけた本書、未だに空海についてすっきり理解できていないので、私の注意を惹いた。そして、著者の経歴を見てこれは間違いない方、とすぐに思った。そして買った。そういう本だった。 著者は空海を総括して次のように言う。“歴史上の人間空海の中に、聖俗の垂直構造と俗俗の水平構造をあわせ持っており、その有効な調和が空海の思想と行動の顕著な特徴であるのみならず、インドと中国という二種の性格の異なる密教を統合止揚した日本密教の体現であるといってよかろう。そして最後に歴史的空海をより哲学的、宗教的にレヴェル・アップさせたのが「弘法大師」という存在である。” だが、この本では歴史的文献や空海の著作物の名称の説明で終わっていて、その内容についての解説は無くさっぱり理解不能なのだ。まぁ結局この本だけでは、結局空海の人生は分かったが、密教は分かったようで良く分からない。これで表題にある“癒し”となったか?体よくはぐらかされているのではないか。残念・無念と言わざるを得ない。 . . . 本文を読む
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24年1月に鑑賞した映画の紹介

24年1月に鑑賞した映画の紹介 また月が替わった。お定まりの月初の先月鑑賞した映画の紹介である。今月はNHK-BSのBSシネマがいよいよ肩身が狭くなった。相撲が始まってカットされ、相撲が終わってもカットされたままたのだ。御蔭で6本しか見れていない。そういう不利な条件下で何とか合計34本を見た。 それは正月にTV各局が映画の放映をしたのを録画していたので見れたからだ。だが、放映映像には能登半島地震の津波予報が画面の3分の1くらいに映っていて残念な結果であった。そのTV録画で見たのは14本となった。 そういった状態をさらに補ったのはレンタル・ビデオDVDの12本。そして、たまたま娘たちが会員になっているネット経由で2本。BSのムービー・シネマが1本だった。 . . . 本文を読む
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