The Rest Room of ISO Management
ISO休戦
京商主催“ECO人材育成ブラッシュアップ講座・実践編”に参加して―京都文化博物館・近代日本絵画鑑賞と
先週、休み前に京都商工会議所主催の“ECO人材育成ブラッシュアップ講座・実践編”を受講した。午後からの開催だったので、午前は京都文化博物館の“ウッドワン美術館・コレクション絵画の愉しみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い―”の絵画展示を楽しむことにして出かけた。
明治初頭の日本近代絵画黎明期の作品から、錚々たる画家の絵が 次のテーマ別に展示されていた。(1)歴史を描く(2)裸婦を描く(3)女性を描く(4)人物群像を描く(5)富士山を描く(6)山水・風景を描く(7)動植物を描く
さて、“ECO人材育成ブラッシュアップ講座”の会場である京都商工会議所へ。この日のプログラムは次の通り。
①利益につながる環境の取組の作り方と伝え方(講師:アミタ(株))
②企業におけるエコ活動の事例発表「ごみ収集から始まった我が社の環境活動」(講師:阪神トラック(株))
③環境推進担当者グループワーク・社員協働や地域連携を推進するための体制やノウハウについて(講師:アミタ(株))
それにしても、“利益につながる環境の取組”をするのに、どうして“社会的責任”SDG‘sの17の項目にまで目配せしなければならないのだろう。逆に、“環境”を確実に行うことで、“社会的責任”を果たすという方向で考えなければ、人材の豊富でない中小企業に戦線の拡張を要求するのは無用に過大な要求となるのではないか。法規制順守を基本に、その影響力をサプライチェーンの中で拡げて行く努力をするのは、ISO14001でも要求されていることなので、“環境”を基本にできれば“社会的責任”を果たすように仕向けることが大切ではないかと私は考える。 . . . 本文を読む
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矢部宏治著“知ってはいけない―隠された日本支配の構造”を読んで
本書は恐らく、ほぼ余すところなく、大づかみに日本の対米従属の姿を完膚なきまでに示してくれているように思う。語り口は具体的で、非常に読み易く、分かり易い。戦後史の暗部はそろそろ暴かれなければならない。しかし、何故対米“密約”にここまで弱いのか不思議でならない。
こうした日米関係の実態を今回のトランプ訪日で、世界に白日に曝したのだ。それは横田基地から日本に入り、横田基地から離日したことだ。安倍政権の下でいよいよ激しくなった対米隷属をどうするのか。
いずれ近い将来北との戦端が開かれ、自衛隊を米軍が指揮するという現実と共に日本の対米隷属が衆目認知となり、或いは治まった後、これまでとは異なるパワー・バランスに入った時、想定外の政治状況が生まれるような気がする。その時に対米認識を誤ったままでいると、その後の日本の将来はさらに暗いことになる予感がする。そのためにこの本は、一つのガイダンスを果たしているのかも知れない。もっともっと“知ってはいけない”事実を知る必要があるのかもしれない。安倍政治を転換し、憲法改正より安全保障に対するある覚悟をもって日米地位協定の改正が先であると思い知るべきである。 . . . 本文を読む
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